CD-ROMの対応
CD-ROMとMOといった光学メディアが利用できるようにします。
もちろん仮想ドライブなので、イメージファイルを使います。
使用できるCD-ROMイメージファイルは.isoファイルとなります。CD-ROMのイメージ化はネットにたくさんあります。
X68000の話題でもないし、ここでは取り上げません。
光学ドライブの準備
$${\fbox{ツール}}$$-$${\fbox{オプション}}$$を選択し、$${\fbox{SCSI}}$$タブを選択します。
$${\fbox{SCSIディスク(SCSIインターフェース経由)}}$$の$${\fbox{ドライブ数(D)}}$$の数値を$${\fbox{3}}$$にします。
$${\fbox{OK}}$$ボタンをクリックします。
以上で、MOドライブ、CD-ROMドライブの準備が出来ました。
一応XM6typeGを再起動します。
susie.xの動作確認
susie.xというSCSI デバイスドライバを取得します。
いつものshareフォルダへsse_121a.lzhをコピーします。
Human68kでlha -x sse_121a.lzhを実行し、中身を確認します。
Listing of Archive : sse_121a.lzh
ファイル名 日付 時刻 サイズ 書庫 圧縮比 属性 形式 CRC
======================= ======== ======== ========== ========== ======== ===== ===== ====
susie.x
97/10/29 19:32:56 53524 15694 ( 29.3%) -arwx -lh5- 7F5B
deej.x
95/08/15 09:54:34 2586 1700 ( 65.7%) -arwx -lh5- 58BA
SSLUN.x
97/09/10 11:02:28 8866 5233 ( 59.0%) -arwx -lh5- 0CA5
susie.doc
97/09/10 11:02:46 36317 10172 ( 28.0%) -arw- -lh5- F07C
verup.doc
97/10/29 19:36:06 10565 4523 ( 42.8%) -arw- -lh5- 1F14
使用規定.DOC
96/07/09 20:32:08 1721 964 ( 56.0%) -arw- -lh5- 6F38
SOURCE.LZH
97/10/29 19:37:30 79109 79109 (100.0%) -arw- -lh0- 7E55
======================= ======== ======== ========== ========== ======== ===== ===== ====
7 files 23/01/09 12:21:14 192688 117395 ( 60.9%)
lha x sse_121a.lzhで解凍します。
$${\fbox{メディア}}$$-$${\fbox{CD-ROM}}$$-$${\fbox{開く}}$$から適当なCD-ROMイメージファイルを開きます。
$${\fbox{開く}}$$をクリックし、適当なCD-ROMイメージを指定。
CD-ROMに割り当てるドライブレターを調べます。
D:¥>drive[Enter]
A: ハードディスク(SCSI) ユニット番号・・・・ 0
B: 2HD(1MB) ユニット番号・・・・ 0
C: 2HD(1MB) ユニット番号・・・・ 1
D: その他のタイプ ユニット番号・・・・ 0
E: 仮想ドライブです
|
Z: 仮想ドライブです
D:¥>
うーん、とりあえず、MO,CD-ROMの並びなので、CD-ROMはF:ドライブにします。
なので、
susie -ID6 F:
で試してみます。
susie -ID6 F:[Enter]
では、F:ドライブへアクセスします。
D:¥>dir F:[Enter]
MKCD-00140 F:\
28 ファイル 65312K Byte 使用中 0K Byte 使用可能
ファイル使用量 2047K Byte 使用
AIKO <dir> 99-12-05 12:00:00
AUTOEXEC BAT 2959 99-12-05 12:00:00
BEEPS <dir> 99-12-05 12:00:00
BIN <dir> 99-12-05 12:00:00
COMMAND X 28382 93-02-25 12:00:00
CONFIG SYS 354 99-12-05 12:00:00
CONT PIC 134613 99-12-05 12:00:00
DOCS <dir> 99-12-05 12:00:00
DUMMY TTL 70 99-12-05 12:00:00
EX68EXEC BAT 1515 99-12-05 12:00:00
FDIMG BIN 1261568 99-12-05 12:00:00
FDIMG X 13088 98-01-06 12:59:02
FMP <dir> 99-12-05 12:00:00
GAMES <dir> 99-12-05 12:00:00
GAROU <dir> 99-12-05 12:00:00
HTML <dir> 99-12-05 12:00:00
HUMAN SYS 58496 93-09-15 12:00:00
IKAP <dir> 99-12-05 12:00:00
MUSIC <dir> 99-12-05 12:00:00
QS <dir> 99-12-05 12:00:00
SYS <dir> 99-12-05 12:00:00
TOOLS <dir> 99-12-05 12:00:00
TTL <dir> 99-12-05 12:00:00
TTL1 PIC 195512 99-12-05 12:00:00
TTL2 PIC 190980 99-12-05 12:00:00
TTL3 PIC 192476 99-12-05 12:00:00
USKCG SYS 10100 99-12-05 12:00:00
XB <dir> 99-12-05 12:00:00
D:¥>
無事アクセスできました。
AUTOEXEC.BATに組み込む
さて、システムドライバとするかコマンドとするか悩むところです。ちょいちょいデバイス確認でsusie.xを使いそうなので、パスの通っているA:¥PDS¥EXECに格納します。
また、(susie.docを読むと)色々オプションがありますが、シンプルに使います。
A:ドライブに解凍した実行ファイルをコピーします。
A:¥>copy D:¥*.x A:¥PDS¥EXEC
AUTOEXEC.BATに
SUSIE -ID1 E:
SUSIE -ID6 F:
を組み込みます。
E: MOドライブ
F: CD-ROMドライブ
となります。では再起動します。
一発で認識させる方法があるのだろうけど、とりあえずこれで良し。
MOディスクは、後日対応することにします。
ちなみに、SX-WINDOWで確認すると、
正しく認識されているようです。