X68000 Z ちょっとだけ
開梱も含め、なんとか1時間ほど触れたので書く。ファーストインプレッションと呼ぶにはあまりにも短時間…😥
まず驚いたのは、送料税込みで49,500円とは思えないほど豪華ということ。マウスとキーボードでほとんど元とった気分です。
マウスは記憶より一回り大きいかな?そしてほんの少し重め?シリコンの台座がついているのはグッジョブ。トラックボールモードでバッチリ滑り止め対策となっています。なるほど。
本体もFDのシーク音をPCMで出せたりと、タイトなスケジュールだったろうに遊び心も忘れていない。基盤周りはさっぱりわかりませんが、あの辛口な西和彦氏が一目おいたんだから相当なもんでしょ。
起動したところ、「ゲーム専用機として作る」つもりだったんだけど、急遽「パソコンとしても頑張ることになった」感満載で、ゲームエミュレータとPCエミュレータの2つのモードがある感じ。
いやぁ、PCとしてエミュレートするとなると、作業量が爆上がりなはず。開発陣は「聞いてないよぉ!」と悲鳴を上げただろうなぁ。南無南無。
ゲーム機としてなら、最悪ゲーム自体にパッチ当てをするなりそのゲームのみの動作をエミュレータの方で作り込むなりすることができるけど、ユーザが自由に触れる環境となるとねぇ。
多分ZUIKIさんは、PCを1つ開発したと同じくらいのサポートの手間が必要になるはず…
はっきり言ってなかなかにチャレンジングです。
驚いたのは、キーボードの上下にはめる透明なカバーです。これ2つとも同じサイズで、つい上下間違えちゃうのは、知る人ぞ知るだったのですが…
実は一カ所だけ「切り欠きが2カ所」あるので、区別がつくのです。そこまで再現するとは…
ここまでコストをかけて再現する必要は全然無いのに、やってしまうところがすごいです。というか変です。頭おかしい(褒めてます)。こんなの気がついて喜ぶの、私のようなじじいだけです。
どう控えめに見ても、5万円そこそこでやる仕事を超えている。どうなってんだこの会社?
とまぁ、によによが止まらない私でありました。ソフトはみんなでじっくり育てれば良いので心配はしていません。
「もし、○○だったら…」はZUIKIさんの提案でもあるよね。少しずつ「もしも」を積み上げっていったら、ちょっとだけ違った世界に到達するんじゃないかと思ったりしています。
もしX68000に、3Dスコープが販売されていたら…
初代機には3Dスコープ端子が標準装備されていました。残念ながら後継機ではコストダウンのためか削られてしまいましたが…
もしそうだったら、一足早くVRの世界が開けていたのかもしれません。そういった「やり直し」というか「敵討ち」というのを、応援したいしやってみたいじゃないか。
しかし、ホビーパソコンって久しぶりだなぁ。どこを触っても仕事のニオイがしない、WindowsやMacとは違う楽しさが確かにある。ような気がする。
そうそう縁起物なので、とりあえずアップデートは済ませました。
たのしいすなぁ…
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