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【イベントレポート!】 THE CHOP TEN 2023でプロの作品を目の前で見てきた話
執筆 北大プラモ部部長 クローデル
※この記事は主催のアーリーチョップさんに許可を得て執筆いたしました。
THE CHOP TEN 2023とは?
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6/17、18日に札幌で初開催された展示会で、道内では珍しいプロモデラーの作品が生で見れたり実際にプロとお話しができた、夢のようなイベントのことである!!!!!
豪華メンバー来道!
主催のアーリーチョップさんをはじめ参加メンバーは各模型誌で活躍するプロばかり。あまりの豪華メンバーに開催前から楽しみにしていた方も多かったのではないでしょうか。道内勢はアーリーチョップさんとPooh熊谷さん、そして道外からNAOKIさん、ken16wさん、朱凰@カワグチさん、まつおーじさん、ハタさんが参加しました。どなたもホビージャパンやGHL、RHLなど模型雑誌で作例を掲載しておられる方ばかり。凄い、凄いすぎる!
主催のアーリーチョップさんに直撃取材!
クローデル「今回なぜ北海道でプロの集まる展示会を開いたんですか?」
チョップさん「自分はプラモを初めて一年かそのくらいの時、名古屋でこういったプロの作品が見れる展示会に行って衝撃を受けた。北海道は展示会多いけど一般の人が行うものでプロの作品に触れる機会が少ない。実際プロの作品を見ると違うと感じると思う。やっぱ違うでしょ?来年もあるのかなと思うしょ?もうハマってんのよ〜」
この話を聞いて考えました。確かに北海道は模型文化がそこそこ根強いし、展示会も頻繁に行われている。ただプロの作品が見れる機会が少ないというのはその通りです。道外なら静岡ホビーショーをはじめとする大きなイベントでプロの作品が見れたり、アキバのヨドバシに行けば作例も常設してアクセスがしやすいです。。そういった作品を目の前で見て、学ぶことは上達に近づく一歩だと思います。こういった展示会を開催してくださったチョップさんには大感謝ですね!
NAOKIさんにも直撃
クローデル「北海道での展示ということで、北海道の模型文化についてどんな印象を持ってますか?」
NAOKIさん「昔からプラモ文化が強いというイメージはある。冬とかで家に篭るからなのかなぁ?とにかく強い印象は持ってた。」
クローデル「NAOKIさんの作品といえば精密な情報量溢れるデティール追加だと思うのですが、どのようにやられているのですか?」
NAOKIさん「プラ板貼るというよりも彫ってる方が多いかなぁ。ライン引きをよくするけれどパーツの形状に沿って引くことは心がけてます。縦のラインがあるパーツに太い横ライン追加したら不自然でしょ?そういう感じです。加えてスケール感を意識することもしてて、1/100とか1/144とかスケールがあるってことはそこに合うものの方が自然だから、それも気にしてますね。」
クローデル「このメカディテールは何か実物の兵器を参考にしたりしているんですか?」
NAOKIさん「趣味でスケールモデル買って作ったりとか、パーツを眺めてこういうモールドが入るのかみたいなイメージを持つことはしてますよ。あとスケール感なんかも参考にしてます。そういった点でいえば学生さんも世代だとガンプラメインだと思うけど、違うジャンルに触れて学ぶことはあると思いますね。自分は趣味で元々触れていたんでアレですけど笑」
アニキにご挨拶
Pooh熊谷さんは北海道を代表するプロモデラーですので連盟のことを知ってもらわねばということでご挨拶してきました。お話しする中で北海道の模型文化の今後に話題が上がりました。
Pooh熊谷さん「今日は北大の部員みんなで来なかったの?来なきゃ〜(冗談混じりにw)」
クローデル「本当はみんな連れて来たかったんですけどねぇ・・・。なかなかエンジョイ層とのめり込んでる人達とでは差があるんですよね。今後も模型が残るには僕らみたいな若い子がもっと参加しないととは思うんですけど・・・」
Pooh熊谷さん「あくまで趣味だから無理にするもんじゃないけど、やっぱり若い後継がいないとなぁ・・・。そうだワークショップやるか?連盟の人たちの中で聞きたいことまとめて来てくれればやるよ?」
クローデル「本当ですか!?(衝撃で内心倒れそうだった)」
Pooh熊谷さん「うん、やってもいいよ。」
とのことでまさかのワークショップ企画が浮上。アニキが学生の模型の悩みに答えるかもしれない(現在連盟内で協議中)。乞うご期待です!
さて皆さんお待ちかね、プロの作品
展示されていた作品のうち一部を僭越ながら私がとった写真でご紹介させていただきます。
1.まずは主催のチョップさんの作品から
ガンダムMK-Ⅴとクスィーガンダム。どちらもチョップさんのYouTubeチャンネルに製作動画がありますのでぜひご覧ください。
精密な作りこみに惹かれました。かっこよすぎます。シャープなスジボリ、場所によって異なる質感、艶などとても勉強になりました。
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2.NAOKIさん
HJメカニクスアーカイブの表紙を飾ったνガンダムとゼータガンダムをご紹介。この圧倒的な情報量と作りこみに目を奪われてしまいます。雑誌からでもわかる作りこみのすごさでしたが、実物はそれ以上。精密なデティールアップにほれぼれしてしまいました。
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3.Pooh熊谷さん
ファルゲンとガンダムデュナメスをご紹介。キャラモデルも作りこなす、幅の広いアニキの作品です。個人的にファルゲンが好きなのもあってずっと見てしまいました。
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4.朱凰@カワグチさん
MG バルバトスとMG サザビ―をご紹介。
バルバトスはコックピットまで作りこまれており中には主人公、三日月も鎮座しております。顔の作りこみもすさまじく元キットとは大きく変わって、アニメよりのデザインになっております。
この作りこみはまさしく愛ですね!
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5.ken16wさん
ガンダムとフルアーマーガンダムをご紹介。元キットはカトキ版ガンダムでしょうか、どちらも異なる仕上がりになっています。
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6.まつおーじさん
百式とゼータガンダムをご紹介。美しいキャンディ塗装が目を引く百式と、丁寧に作られた最新のカトキゼータ。刻の涙を見ました。
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7.ハタさん
バウンドドックと琉金のご紹介。
塗装の難しい黄色がとても美しいバウンドドック。黄色なのにおもちゃっぽくない、むしろ大人な感じがカッコイイです。
そして電飾もなされた琉金。
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作品写真放出!
ここからはみなさんの作品で紹介しきれなかったものを写真放出という形で掲載させていただきます。
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最後に物販でVertexのデカールを購入し、皆さんからサインをいただきました。持参した模型雑誌にも書いていただきました、大変感謝です。家宝として大切にします!
最後に今後もチョップテンが続くことを祈って今回の記事とさせていただきます。執筆許可をくださったアーリーチョップさん、ありがとうございました。快くお話してくださったプロモデラーのみなさん、そして展示を支えていたアシカイクルの皆様もありがとうございました。
最後にチョップテンの振り返り動画のURLも貼り付けますので、みなさんぜひご視聴お願いします。
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