【はじめまして】北海道学生模型連盟、スタート。
執筆:北見工業大学 井野敢太
北海道学生模型連盟、結成
2023年6月9日、金曜日の夜。
パソコンの画面の中に集まった北海道の大学生5人によって、1つのチームが始まった。
模型制作で北海道の大学を繋ぐ「北海道学生模型連盟」のスタートだ。
北海道大学プラモ部の部長Mによって立案され、その熱い想いに感化された各大学の代表者がその日、志を一つにした瞬間だった。
・北海道大学 プラモ部
・北見工業大学 模型同好会
・釧路公立大学 模型部KMC
・北海道科学大学 模型部
・室蘭工業大学 ガンダム研究会
集まったのは、この5団体。
団体の意義
発起人のMの構想によって、団体の意義や活動内容の大筋は大方決まっていた。まとめると以下の2つということになるだろう。
・模型制作をする北海道の大学生を繋ぐ架け橋になること
・展示会などのイベントの開催
集まった他の大学もこれに賛同し、こんな団体を目指して活動を始める。
新たな意義「note」
ただ、北見工業大学に所属する筆者(井野敢太)によって、もう一つの大きな活動が加わった。
それは、
「学生の作品を投稿・アーカイブする場所としてnoteを運営する」
ということだ。
なぜnoteを開設し、連盟で運営していくのか。順を追って話そう。
実は僕は北見工業大学で、サッカー部の部長も務めている。そして同期の熱い想いを受け、今年度から「チーム」として正式に公式戦へ出場するために奔走してきた。(昨年度までは、身内の学生同士でサッカーをしているだけだった。)
ただ、ある事情があって、チームでnoteを運営していくことにした。
以下の記事でまとめているから、気になる人は読んでみてほしい。
そんな事情もあって、僕は「大学生の団体によるnote立ち上げ・運営」の主導をした経験があった。
それから少し経って北海道学生模型連盟の構想をMから聞いたとき、これこそnoteを立ち上げるべきプロジェクトだ、と思った。
そして有難くも賛同してもらい、この計画は始動した。
北海道学生模型連盟がnoteを運営する理由は、大きく3つ。
・個人としては影響力のない大学生が、作品を連盟の一員として発信できる
・学生の作品が、記事という形で後世に残り続ける
・アフィリエイト収入を狙う
発信する場所としてのnote
プラモデル作品を発信する場所として、ブログ記事を書くことは珍しいことではない。細部や全方位からの写真を投稿するなら、TwitterなどのSNSは少々不便なためだ。
ただ、多くの人に見てもらえるプラモデル制作ブロガーになるのは容易なことではない。そこで、北海道学生模型連盟そのものがnoteを開設し、学生が好き勝手に自分の作品を投稿する。個人としてもネットで活動している人は、すべてを記事にせず、自分の動画や記事へリンクを貼ってもいい。
「大学生が知名度を利用できるような場所」になればいいとの思いだ。
加えて、北海道ならではの事情もある。
というのも、いざ連盟で合同展示会を開こうと思っても、北海道は広すぎる。筆者のいる北見工業大学(日本最北端の国立大学)なんて、札幌まで車で5時間もかかる。先日、PSYCHO-PASS PROVIDENCEの上映館がなくて仕方なく旭川まで運転したが、それでも運転がしんどかった。札幌なんて遠すぎる。
しかし、noteに北海道全土の学生が作品を投稿していけば、それそのものが
「場所も期間も問わない、常設の展示会」
になる。
当然、リアルの展示会と同じように人気投票を行うこともできる。
これが、第1の理由。
記録する場所としてのnote
次に、アーカイブとしての機能がある。
合同で展示会をしても、一般の方が作品を観れるのは展示会期間中だけ。しかしnoteなら、いつでもどこでもいつまでも、作品とそこに込められた想いを知ることができる。感じることができる。そして、いつか北海道学生模型連盟に入ってくる子供たちの憧れになる。
そして、後輩たちが「自分の作品の残る場所」を守り続けてくれたら、そんなに素晴らしいことはないと思う。
収入源としてのnote
最後に、お金の話だ。
noteは、Amazonアソシエイト・プログラムに参加できる。
学生の作品や紹介する道具の記事に貼った商品のリンクから、購入してくれた人がいれば、その一部が連盟に還元される。
もともと記事のために何かを買うということはないから、初期投資ゼロで収入を狙える。メインの目的は上の2つなので、これはついでにできるのも魅力だ。
ただ、Amazonアソシエイト・プログラムには収益化の審査があるため、応援してくれる方は、以降の記事でリンクから購入してくだされば。
最後に
北海道学生模型連盟。Universities Modelers Association of Hokkaido、通称UMA北海道。
まあどっちでもいいけど。試される大地での大学生の挑戦はこれから。一緒に模型を楽しもう!
執筆者プロフィール
井野敢太
2002年生まれ。北の果ての工業大学生。UMA北海道(北海道学生模型連盟)のnote運営立案者。3D設計ロボット・フィギュア造形・フルスクラッチ。なんでもやるモデラー。趣味がたくさん。サッカーが好き。
当たり前だけど選挙はちゃんと行く。
Twitter X Youtube note
※Amazonアソシエイト・プログラムのアフィリエイトリンクです。購入金額の一部が、北海道学生模型連盟の助けになります。