モノノフの魂
とても暑苦しい日から一転肌寒くなりましたね。
風邪や体調不良になりやすい季節ですのでお気をつけください。
そんな季節の変わり目の一つの印として雨があります。
雨の日に必須になるのは傘ですね。
そんな傘にまつわる脳ツをお送りします。
雨の中の電車
乗客は傘をたたみ、雨についた雫が他の乗客に当たらないよう気をつけながら電車の揺れに身を任せる。
目的地につき、雨跡につまずきそうになりながらも何事もなかったように下車をする
普段の足音とは違い、キュッと鳴ったりピチャッと鳴ったり、しかしいつもとは違う音にも気付く事なく歩みを進める
目の前には改札へと続く階段
特に足元に気をつけつつ、ふと上を見上げると
目の前には1人のモノノフが
正確にいうと傘を武士のように携えている1人の人間である。
通常傘というものは、しの字の部分を持って行動をする。それは開閉時どちらでもある。
しかしごく稀にその部分を持たず、傘が開いた先の尖った骨組み部分を守る2センチほどのちょぼっとしたやつが傘を閉じた際に密集している部分を持つ者が存在します。
わかりにくい説明をして申し訳ない。
要は傘を止める紐と、しの字の部分の間を持つ者である。
だが私はあえてちょぼっとの部分とこれから表現する事をご容赦願いたい。
話を戻そう
稀にいるちょぼっとの部分を持つ者、それはある条件下のみに現れるのである。
そう、階段である
要件はわからないが階段ではちょぼっとの部分を持って階段を登る者が現れるのである。
私はそれを武士(モノノフ)と呼んでいる。
だがそれは、見た目のみの呼び方で、生き様や精神などは武士と比べる事すらおこがましい。
ではなぜ生き様や精神が武士と比べられないのか
邪魔やし危ないからっ!!!
皆さんは目の前で武士られた事ありますか?
あれ、本当に怖いですよね。
体に当たりそうなのはもちろんのこと、段差によっては顔付近に傘の先端が来るんですよ!
「何でわざわざちょぼっとの部分を持ってそれを腰に携えて武士スタイルにするの? 武士なら武士らしく背後にも目を配れよ!!」
見た目だけ武士は周りに迷惑をかける事を重々理解していただきたいですね。
モノノフの魂はその心の中と、モモクロを応援するときに発揮して欲しいものですね。
それではまた次回