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2023年産ノルマンディーOCツアー

 ノルマンツアー行ってきました。
 現地で遭遇したフォロワーさんに話し相手になってもらいつつ、聞いたり撮ってきたりしました。動画は後日出るので、現地で見た印象多めに感想まとめてます。繋ぎの沈みとか飛節ブレとか動画で確認すれば良いことはほとんど書いてません。(追記:動画きましたが、見る前に全部書きました)

 でも私の出資馬勝ち上がってるのはヴェルミセルだけで、アークレアルとゲンブを選んで勝ち上がらなかった人間ということだけは頭に入れておいてください。センスはないです。

1、アイリッシュビート

アイリッシュビートの23

 初手での印象は綺麗でした。一頭目なのに落ち着いてましたし、リズム感もありましたし、なめらか。気になる点はなかったと思います。スピード感はなかったですが、普通のスピードでは歩いてました。ちょっと後ろがぐらつくように見えなくもないですが、そこまで心配するほどでは…って感じでした。高い馬はやっぱり見栄えするなーって感じです。体感ではクラブが良い馬を回す厩舎でもありますし、期待されているのかなあ。測尺も問題無し、芝馬が欲しいって人はこの子で良いんじゃないでしょうか、高いけど。
 母は中央1勝馬で芝中距離。3番仔ですがきょうだいは一頭も中央で使われていないので、なかなか比較できず。リオンディーズとハーツクライの配合は先日引退したインダストリアと同じですね。あの子も募集額3000万でしたね。

2、アレス

アレスの23

 母馬優先の初仔。のそのそと歩く印象で、止まりそうな瞬間もありました。上手に歩けてたとは言えず。岡スタ組なので、セリに向けて歩きの練習などしてないでしょうし、人に囲まれる経験もないのである程度物見でそわそわしてても仕方ないですね。
 馬体としては普通…って印象でしたが5月生まれでまだ小さめ。馬体重というより背が低いのでどうしても小さく見えました。母は450キロ前後でしたが脚元が弱かったように記憶してますが、どうだっけ。
 配合のブリモルxブラックタイドって面白いことに岡スタしかやってない配合なんです。ただ岡スタだけ執拗に繰り返してます。リトルアイドルとかもそうですね。何か狙いがありそう。ブリモル産駒って意外とそんなに大きくなくても走ってるので、小さいことは割引ではないんですが、適性を考えると馬格欲しいよねぇ…って印象でした。まぁ5月生まれだしある程度大きくなるかぁ。

3、アワフレイム

アワフレイムの23

 なんかぐにゃっとした印象がある子でした。背中がやわらかい? 腰高すぎて脚のリズムと首のリズムがちょっとチグハグっぽく見えたのですが、この子も岡スタ組だから歩く練習してないだけかも。あと、今がバランス崩れる時期なのかも。人が多くてテンション上がって引き手さんに絡むような歩き方してたので、それでよく見えなかったのかも。動画を待ちたいです。
 半姉は41戦0勝 半兄2戦0勝引退 半兄主取り→トレーニングセール売却となかなかきょうだいが厳しそうなのが気がかりです。母の成績はいかにもノルマンにいそうだった成績なんですがね。。測尺は問題なさそうなので、上が走っていない理由をもうちょい考えた方が良さそう。

4、オヒア

オヒアの23

 歩くのめちゃくちゃ遅かったです。ナチュラルスピード大事だと思ってるので、ここまで遅いとちょい倦厭してしまう。どんどんスピードが落ちていって、最後は追い立てる役の人が出てきました。歩様としてはコーナーで左後ろが外に揺れるように見えたので、動画来たらちゃんと見たいです。馬体は綺麗ですし、測尺も申し分ないのになんで個人かセレクトで売らなかったんだろ〜って思ってたんですが、あー、そうかー……って感じです。
 比較的根性がある家系の子だと思うのですが、このゆっくり歩様はなかなかイメージとのずれが大きいです。楽しみにしてたんだけどなぁ、馬体は上の写真通り、カタログ通り、とても綺麗でタイプの馬だったので期待値が高かった故に。。これで動画が良かったら何も信じられない(フラグ

5、カグラヒメ

カグラヒメの23

 母優初仔なんて大抽選だから見ないようにしようと思ってたのに、前がすごくしなやかで、全体的に綺麗な動きをしてました。むしろしなやかすぎて芝っぽい。途中止まってスタッフさんに反抗もしましたが、人の多さにピリピリしてただけだと思います。背はそんなに大きくないですが、母馬は460〜480くらいありますし、現状450超えてるのもあって、サイズは気にしなくて良さそうです。早めに仕上がる配合なので現時点でよく見えるのも納得です。 1400万でダートでコツコツ稼ぐならお値打ちに感じると思います。ノルマンで求める馬って感じしました。ただ、芝っぽい柔らかさがあります。

6、グリンテソーロ

グランテソーロの23

 前がなめらかに歩く仔でした、さすがセリ出身なだけあって怖がる訳でも頭を上げる訳でもなく、どっしりとした立ち振る舞い。落ち着いてて大人びてる。どう考えてもセリ馬はしっかり訓練受けてるので歩きが綺麗なんだよなあ。歩様は綺麗で個別展示でもたくさんの人が見に行ってました。綺麗な栗毛ですし。
 ただ、テソーロさんから一度手が離れてるっぽい母馬ですが、いい馬だったジョージテソーロはテソーロさんの元に舞い戻ってることを考えるといらなかったのかな、、とか考えちゃいますね。それか、テソーロさんもういい馬いっぱい持ってるから、小銭を稼ぐ馬はいらないのかもしれない。。

7、グレースグランド

グレースグランドの23

 あ、いいかもって1周目で思えました。のびのび歩いてましたし、後ろがガタつくこともなかったですし、早くはなかったですが悠々と歩けていました。4月初頭生まれでバランスの良い測尺。まだ大きくなりそうな気配もありましたし良さそうに見えました。厩舎も2年目で実績を上げている森一誠厩舎。カデナが出てる血統ですし、半兄にはシンヨモギネス。シンヨモギネスぐらいやる気のある馬だったら最高です。あのやる気はなかなかなものですが。。。母自身は未勝利ですが3頭の中央勝ちがいるので、血統的にも馬体や歩様的にも楽しめそうです。
 個別でツーショット撮ってもらったんですが、我関せずという感じでした。人間が近づこうが「なんか来たな」くらいの顔してました。

8、シークエル

シークエルの23

 この母は初仔から立派だったし、この仔も立派だな、って感じでした。すごい、ただ大きいというよりむちむちとしたボリュームを感じる馬体でした。背も高く胸囲もある、500キロ超え。周回展示は怖がり全開で頭高くとにかく人間がいっぱいいることを怖がっていました。
 個別展示で質問しに行くと、神経質なタイプで怖いことがあると硬直してしまうタイプとのことで。展示で大人しくしていたというより怖くて固まっていました。周回展示の歩様がまるであてにならないので、落ち着いた状態の歩様動画が見たいです。

9、シルクヴェルサイユ

シルクヴェルサイユの23

 カタログの写真、というかセリ写真もよかったけど実馬もよく見えました。ちょっと後ろが硬い感じもしましたがダート馬ですし良いんじゃないでしょうか。血統とイメージがあってて良いと思いました。高いけど。母15歳時の8番仔で上は2頭中央勝ち上がりがいる。近親にエエヤンなどの名前も。血統眺めてるとちょいちょ何かのはずみで重賞に絡む子が出る家系ですね。パイロ不受胎→ホッコータルマエへの変更ですが、家系見る限りに良い種牡馬つけたからと言って走るって感じではない。走る仔は走るし、走らん仔は走らん。測尺も問題なさそうですし、高いことだけがネック。

10、ツナグテ

ツナグテの23

 この子も大概歩くの遅かったです。君はセリ組のはず……。柔らかいのですが、緩さ全開って感じで。後ろがくにゃんくにゃんするように見えるリズムでした。柔らかすぎるって感じで。あ、でも左後ろがぐらぐらしてた。
 この仔歩様とか馬体とか以前に、3番仔で上2頭デビューできず、母はこの子が離乳した直後に用途変更してるんです。地方で51戦7勝したタフなお母さんで産駒が1頭もデビューしないまま見切られたということだとすると、ちょっと勘繰ってしまいます。

11、ハートオブスワロー

ハートオブスワローの23

 今年の一番高い馬、すごく見栄えしました。
 皮膚感もよかったです。落札されたセレクションから日は経っているのに綺麗なシルエットを維持していて、根本的に綺麗な子なんだなと思います。脚の運びがしなやかで、何よりリズムがよく見えました。セリ馬ですからキョロキョロして落ち着かないなんてことなかったですし。あの金額まで粘って落とすだけのことはあったと思います。
 この母、3年連続ルーラーシップつけてるんですよね。ルーラー初年度は不受胎だったんですが、よく年リベンジしてこの子が生まれました。多分この子の出来が良かったのでまた次もつけたんじゃ無いですかね、知らんけど。

12、バードオンアスク

バードオンアスクの23

 今年の三振かホームランか、って仔に思いました。とにかく背が高い、馬体にボリュームがある、蹄もデカくて、一つ一つのパーツが大きかったです。あ、でも皮膚感の薄さは感じませんでした。体高161で馬体重も517キロ。納得のボリューム感でした。上村先生がご指名とのことです。結構ゆったり歩くのですが、何せデカいのでスピードは普通くらいでした。大飛びで小回りができないって言われる未来が見えます笑
 私が個別展示に行ったタイミングでは飽きてきたのか前かきをしてちょっと怒ってたんですが、近寄りがたいオーラまで出ててみんなで遠巻きに見てました。ダイエットした先にどんな馬体が出てくるかってギャンブル性も感じます笑

13、ブランメジェール

ブランメジェールの23

 今年も小さいなぁって印象でした。そんなずば抜けて小さいわけじゃないんですが。前も後ろもしっかり出るし伸びるし、小さい割に短足に見えないのでバランスはよく見えるました。ただちょっとオドオドした感じがありました。半姉は去年の募集ツアーで記念撮影出来ないくらい後退りして人間に怯えてたので、そういう家系なのかも。
 個人的にブランメジェールこそ脳死でベンバトルつけそうなのに、ブラックタイドだったので、なんでだろうと思ったらブラックタイドとAPインディー系って良い組み合わせなんですね。狙ってつけたということ……きっと。でも今年の産駒はダノンバラードらしいので偶然かもしれない。

14、ホオポノポノ

ホオポノポノの23


 綺麗な歩き方する子でした。後ろがしっかり伸びて、首もリズム良く使えてます。ノーマークだったのですがよく見えました。背がちょっと小さいな……って印象でしたが、見栄えするなら小さくても一次に出てくるでしょうね。ダノンプレミアム産駒って他のクラブでもあんまり聞かないですし、父のファンだったらサイズ気にせず出資すると思います。一個上の兄は庭先でノースヒルズ行ってますし、なかなか見栄えのする子を出せるお母さんだと思います、ロードプレイヤーも出してますし。
 しっかり歩ける馬ってとても良い。第一印象は大事ですよね。

15、マイスクエアワン

マイスクエアワンの23


 お姉ちゃんに形そっくりやな……って感想しかないです。この母多分めちゃくちゃ母の主張が強い。周回展示は前にしなやかさが足りなく感じて、何が原因だろと思ってたんですが、右前がほとんど沈まないように見えました。左は沈むのでそのアンバランス感があるのかなぁ、わからん。そのためか後ろがちょこちょことしてしまって伸び切らない印象でした。
 形はお姉ちゃんにそっくりなのに歩き方は全然違うような気がしました。でも周回でビビってただけかもなので、動画早く欲しい……。

16、ミラビリア

ミラビリアの23

 柔らかな動きで、前も後ろもやわらかいのにリズム感がよく見えました。しかも2周目3周目と回るごとに柔らかさが増したように見えました。これ他のクラブでも散々見たんですが、めちゃくちゃベンバトル…!って感じでした。前の歩幅が広くてどーんどーんって歩く感じ。ベンバトル産駒とてもわかりやすい。ただやわらかいのでぐにゃぐにゃする可能性もあるので、一つずつきちんとネジを締めてくれる厩舎じゃないと、って感じました。私厩舎に全然詳しくないのでよくわからないのですが。
 初年度産駒x初仔というギャンブル性の高いカップルから誕生してますが、母持ってたら行っちゃうと思います。

17、ラヴィーゲラン

ラヴィーゲランの23


 辻野先生のところに行くキセキ産駒。すでにロマンがあるんですがお値段なりのしっかりした歩様でした。前も後ろも歩幅が広くて、チグハグに感じることもなくリズム感もよかったです。正直下手な緩い2歳より大人びて見えましてし、測尺も申し分ないです。今回観察してて気づいたんですがまっすぐの歩様だけじゃなくて、コーナー回る時に外に脚がブレる子が多い中、この子はがっちりしてました。ブレない。本当に1歳か……?
 高いけど2800万かぁ……きょうだいも一頭中央勝ちがいて、それ以外も勝ててないとかじゃなくてそもそも中央デビューしてないとかなので。高いんよ…………うーん……良いよなあ……

18、ルナマーレ

ルナマーレの23


 ずっと口をもちゃもちゃさせて視線がいろんなところ向いてました。岡スタ組なのでたくさん人間見るのはじめてだもんね。でもよそ見しまくってるだけで怯えて止まるとか立ち上がるとかなく、単純に周回しながら人間の観察してる子でした。歩様は可もなく不可もない、ノルマンで選ぶなら十分なのですが。悪いところを指摘するような感じでは無いかなと思いました。強いて言うなら覇気がない。5月生まれで小さめでしたが、そもそもお母さんが3歳で種付、4歳で出産なので初仔としての小ささはあるかもです。お母さんはキタサンの影響で背高かったですが。
 母はキャロットの馬でデビュー前に繋靭帯炎を発症して引退、そのまま繁殖牝馬セールで岡スタが買って生まれた初仔です。近親にシゲルピンクダイヤ、ルビー姉妹がいるあの一族。

↓ここから牝馬

19、イルジオーネ

イルジオーネの23


 めちゃくちゃ眠そうに歩いてたので、周回展示の歩様あんまり参考にならなさそう。でもコーナーで左後ろガタガタする感じはありました。眠すぎて歩くのゆっくり、引き手さんも無理に歩かせる人じゃなかったので眠い中お散歩にきてくれた感じでした。
 個別展示もずーっと眠そうで、後半立ったまま寝てました。可愛すぎて寝てる動画を撮ってニコニコしてました。いつもなら寝てる時間なんでしょうね。でも他の子も個別展示で眠くなってる子はいましたが、周回展示で眠そうだったのはこの仔だけだと思います笑
 母は元キャロットでダート長距離の2勝馬。半兄を見てる限り大柄でスピード不足になりがちな印象だったので、この配合でなんとかなるのだろうか? ってちょっと思う気持ちはあります。その上超眠そうだったし。

20、ゴールドマッシモ
 展示予定も放牧地で肩を怪我したので今回欠場でした。そんなこと言ってたら昨日半兄ベアバッキューンが地方競馬で鎌倉記念勝って、無傷の4連勝してました。びっくり。
 825万で落札した馬を1720万で募集するんですよ、牝馬で。自信あるんだと思います。
 ミスターメロディー不受胎のちイスラボニータ意図としてはスピードを足したい母だったのかなって感じです。

21、サクセスベルーナ

サクセスベルーナの23


 芝だろうなって馬体で、サートゥルナーリア産駒って言われて納得するようななめらかな歩きでした。ちょっとひ弱な印象があるなと思いましたが、馬体重もしっかりあるし、背も高いです。いかにもサートゥルナーリア産駒って感じです。私はほとんどのサートゥルナーリア産駒の歩様が好きなので何言っても何考えても無駄です。好きなので。でもサートゥルが全部走る訳じゃ無いし、って思っとかないとなんでも出資してしまいそうなのでサートゥル産駒は血統しか評価しないことにしてます笑
 馬格は母父のシンボリクリスエス譲りなのかな、てか血統的にサートゥルの柔らかさとエピファネイアの父であるボリクリなんて、シーザリオ好相性全部載せみたいなやつ。はー……。そんなん好きやん。
 でも元々マジェスティックウィリアー不受胎→サートゥルナーリアへの変更なのでなんかチグハグな変更してんな……って感じはしました。
 管囲はセリからのこの短期間で19→20cmになってて本当に1cm増えたんですか?って思うところもありますが、デカくなってるからまぁ…

22、シャンハイロック

シャンハイロックの23


 牝馬の中だとこの子が一番見栄えしてたと思います。首の動きが先行してるんじゃって思うくらい首をしっかり動かして歩く子でした。お尻のボリュームがすごくて、性格が良さそうな顔でした。周回でも余計なことをしようとする素振りも全く無し。
 値段がネックですけど、もうちょっとお手頃価格だったら大人気だったともいます、モズアスコット産駒走ってますし。
 個別展示で見にいったらおとなしく佇んでて、ツーショット撮影する人たくさんでした。そのひとりひとりに甘えるように顔寄せて、よっぽど可愛がられてきたんだなーってジーンとしてました。めちゃくちゃ可愛かったです。私はツーショット撮らなかったんですが、誰かに甘えてる写真がフォルダにいっぱいあります、誰彼構わず甘えてました。人懐っこい。商売上手だ。

23、ショウリダバンザイ

ショウリダバンザイの23


 カタログで結構見栄えするなぁと思ったんですが、実馬はどうしても小さいって印象が拭えなかったです。これで短距離ってなるとうーん……って感じで。小さいは小さいなりに体は動かせてるんですが、どうしてもこじんまりと見えました。小さいなりにまとまって見えるんですが。
 八戸セリから結構日が経ってますが体高が1cmしか伸びてないのも気になるところです、4月初頭生まれで極端に遅い訳でも無いですし。
 母16歳時の8番仔とのことで、高齢に片足突っ込んでることもあって正直あまり積極的にはなれないなーと思いました。小さいなりにはまとまってたんですが。

24、シルヴァーコード

シルヴァーコードの23


 まぁこの子も大概歩くのが遅かったです。バードオンアスクといい勝負。皮膚病が全身にあって、可愛いお顔もかなりボツボツと痒そう。観客をかなり見ながら歩いてる感じでしたが、別に慣れた2周目から早くなる感じでもなかったですし。歩くのが遅いとどうしてもよく見えない。。。
 私この母の初仔を抽選落ちしてるんでこの子でリベンジするかーって気持ちがあったのですが、ちょっと違うかも、、って感じになってきました。サイズ感は問題ないと思うのですが。シャマルのいとこという肩書きができてからセレクトでも売りに出されてる母ですが、牝馬だから回ってきたチャンスだしなぁ、とは思うのですが。
 歩くの遅いのは岡スタ組だからかなぁ、動画に一縷の望みを残したいです。

25、ダンシングクイーン

ダンシングクイーンの23


 あんまりインディチャンプっぽくないセリ写真だったんですが、カタログは少しむっちり感が出てたのでさらによくなってるかなーと楽しみにしてました。結果としてはあんまりインディチャンプっぽさはなかったのですが、結構怖がりで、1周目歩き出すのを躊躇って後退してました。恐る恐る歩いてる感じもしました。キョロキョロとして観客の方かなり見てました、セリ馬だよなぁ? って確認するくらいには。
 母17歳時の9番仔で上に栗のプレミアムがいます。このお母さんの産駒わかりやすくて空胎明けの子が走ってます。で、この子も空胎明け。流石に高齢になってきてるけど走るだろうか。

26、テルヌーヴ

テルヌーヴの23


 はじめてたくさんの人の前で歩くのに戸惑って硬い印象でした。多分募集動画きたらまったく印象変わるタイプ。右も左も気になって仕方ない感じでずとキョロキョロしてました。馬体は薄目ですらっとした感じでした。あと、小さい。こじんまりしてました。
 ダノンバラード不受胎→ディーマジェスティへ変更。あと、上は全部ホウオウさんに売ってきたのに、この子はホウオウさんいらないんだーって気持ちは少なからずあります。初仔のカトリーヌだけがそこそこ稼いで、あとは一勝できれば御の字って状態なので今年はいいやってなる気持ちはわかりますが。カトリーヌとて、フェアリーステークス2着に入って以降3勝クラスを突破はなかなか難しそうで。なのでこちらに来た理由もなんとなく察せられます。

27、トップスカーレット

トップスカーレット


 まぁとにかく小さい、皮膚病って感じが目に飛び込んできてなんとも初見の印象は良くなかったです。事実150もないですし。ただ身が詰まってら感じはありましたが、単純に肉のつきにくいタイプだったら体重に苦労しそうなイメージです。
 配合を見てるとシアトルスルー3x5を意図的に作りたかったのかなーって感じなのでイメージとしては短距離をバンバン走って出走手当でガンガン稼ごうって感じなのかなと思います。カリクロは牝馬がいいし、牝馬に出たら芝も走れるとのことなので、芝ダート問わず短距離戦を数使われそう。上にワタシダケドナニカがいるんですが、こっちは単純にデカく出てる。マイビスのいいところで補完してるから1勝できたのかなーって。

28、フサイチリニモ

フサイチリモニの23


 これまた高齢母の産駒、母19歳時の10番仔。初仔がクラブ馬で9000万ほど稼いでたはず。この母も若いうちの子が走ったとかではなく、空胎明けの産駒が走るタイプで、この子は空胎明け。とはいえさすがに19歳で産んだ事が3月生まれの子がここまで小さいのはなかなか良いとは言いづらいです。
 歩様としてはあまり問題なところは見当たらなかったのですが。小さい分こじんまりとして見えました。でも岡スタ産のイスラ参加は打率が高いですし、牧雄さんもかなり気に入ってる種牡馬の様子なので、このお母さんに最後に一花さかせて欲しい気持ちで配合したんだと思います。

29、ブレイジング

ブレイジングの23

 キビキビした子が出てきた! と思ったらマックスユーキャンが放馬して飛び入り参加してきて、それでテンション上がってしまってなかなか可哀想な子でした。歩様の動画もちょこちょこと跳ねるようになってしまい頭の位置高く本来の歩様では無いんだろうなって感じでした。
 馬体は軽そうだなーって見た目はしていて、馬体重もそんなに重くは無い。3月末生まれで、、、まぁ、うん、許容範囲じゃ無いでしょうか。多分ダートなんだろうと思いますが、楽しいと思います。
 個別展示でこの子もめちゃくちゃ愛想振り撒いてて私もすりすりされました。可愛すぎる。愛されて育ってきた子なのだと思います。
 とにかく放馬前の歩きが良かったので動画を待ちたいです。

30、マックスユーキャン

マックスユーキャンの23


 問題の放馬嬢、手先の軽い歩きで芝っぽかったです。ただ何か気に食わないことがあると反抗して示してくるタイプで、腕っぷしの強そうなスタッフさんを困らせながら歩いてました。コーナーのたび嫌がってたので、スピーカーが嫌だったのかも、音に敏感なのかな。
 嫌なことがあると立ち上がって主張するタイプで、主張してないときもとにかく後ろがちょこちょこと跳ねてしまって歩様どころではなかったです。馬格はあるし、ダート配合をカチッと決めた様子なので半兄とはまた違ったタイプかなと思います。動画も見てみないことには。

31、ライムスカッシュ

ライムスカッシュの23

 お兄ちゃんのヴェルダリオすごいケツしてたのが今でも思い出されます。妹ちゃんはそこまでのボリュームを感じなかったけど、それでもくっきり筋の出る筋肉質な体で、この母の産駒は皮膚感がいいんだなって思いました。
 歩様はもしかしたら後脚は硬いのかなって感じでした。不意にリズムが崩れる感じでもありましたので硬さにも差がありそう。ただこの子もマックスユーキャンの放馬につられてテンション上がってただけかと。
 あと、なんとなくアンバランス感が、右回りか左回りかどっちかに成績偏りそうな印象。でもダート長距離牝馬限定戦をバンバン走るとなんとかなりそうな気がします。岡スタはゴールドドリームつけまくってるのに(確かこの世代は6頭生産したのに)クラブには自家産じゃなくセリで買ってきた馬出してくるあたり、この辺りに正解を感じてるんじゃ無いかと思ってます。ダート中距離牝馬限定戦でコツコツできる牝馬はめっちゃ楽しいので動画を楽しみに待ちたいです。


32、ラインレジーナ

ラインレジーナの23
個別展示の写真唯一撮り逃していた……

 これまた高齢母の産駒、母21歳時の10番仔。この仔の離乳と共に用途変更になったとのことです。近親にピクシーナイトがいますが、多分この母の後継は岡スタにはもういないはず。走れば確実母優って感じですが、狙いに行くにしてもサイズ感がちょっと厳しい。4月上旬生まれですし。
 初仔が小さいのと晩年の子が小さいのはちょっと意味合いが違うよな、と考えるとなかなか突入しづらいです。
 歩様を最後に言うと、そんなに悪くなかったです。結構柔らかめな歩様で、引っかかるような動きも無かったです。根本的に素質馬を出せる牝系なんだろうなと思います。多分ノルマンってこう言う馬を限界まで様子見するクラブですよね、多分。

 多分コレで全部!
 意識が朦朧としてきたので、この辺りで投稿します。今年の岡スタ組ちゃんと歩けない子が多かったのでだいぶ甘めに書いてるので動画見ないとなんとも言えないと思います。
 長々と全部読んでくださった方々ありがとうございました。

さく

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