いわむらかずおさん

こんにちは。ゆりりうすです。
うーん、寂しいです。
今度は、いわむらかずおさんが昨年の12月に亡くなっていたことがわかり、ため息をついております。
本当に皆さんの言う通り、時代の転換期なのかなあ?
いわむらかずおさんとは、個人的にお付き合いをしておりました。
ちょうど、いわむらさんが栃木県の益子に引っ越されてからそんなに経っていない頃。
絵本作家とその家族達で、いわむらさんのお家に遊びに行ったりしていて。
いわむらさんと奥さんは、大変にマメな方達で、遊びに行くと、益子焼という焼き物を作らせてくれたりずいぶんサービスしてもらいました。
ロクロを使ったのも初めてなら、絵付けも初めてやりました。
母もお皿に何枚も絵をつけていて、そのお皿は今、神奈川県の家にあります。
とても貴重なものになってしまいました。
自分で、色んなことをする中に鶏を飼っていたのもそうで。
でも、その鶏を狙って色んな動物が来るので、犬を飼っていました。
わりと大型犬。
名前が面白くて、代々お金の単位でつけていて、私が見たのは、「ドル」だったかな?「マルク」だったかな?
お子さんも沢山いらして、みんなサービス精神が満タンな子供たちばかりで。
私達も小学生だったり、中学生だったりしていたけど、いわむらさんのお子さんはお兄ちゃんを先頭に5人いらして、2番目の女の子が私と同じ年でした。
兄妹姉弟の多い家にあるあるですが、大きい子供が小さい子供の面倒を見るのは当たり前で。
母、せなけいこは言うんですよ。
「お宅のお子さんはしっかりしているわ。かおると同じ年なのに、ちゃんと下の子の面倒も見て。偉いわあ。かおるなんて末っ子だから、甘ったれで(笑)」
目を剥く私。
頼んで、この位置にいるわけではなく。
末っ子なのも、私のせいではなく。
そして、いわむらかずおさんの長女さんも同じくなわけで。
大人は、勝手なことを言います。
山の中で子沢山のいわむらさんは、とても丁寧な暮らしをしていて、まるで「14ひきのねずみ」達みたいでした。
お父さんが亡くなって、寂しいですね。
ご冥福をお祈りします。
ゆりりうすでした。

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