中川李枝子さんと母

こんにちは。ゆりりうすです。
いや-、最近2つの場所でトークライブをして、その写真がXであがっているのだが。
自分自身というのは、なかなか恥ずかしいものですね。
おまけに、皆さんの中にある「ルルちゃん」が、年を取って出てきたので、驚かれている方も多いのかな?と心配です。
さて、今日はこの間予告した通り「中川李枝子さんと母が、なぜ同時期に亡くなったのか?」について考えてみたいと思います。
えーとですね、ファンタジーに考えるのであれば、
今、世界的に混乱の中にありますよね。
そこで、犠牲になりやすいのは、やはり弱い子供たちだと思うのです。
飢える、虐待される、戦争。
これらで命を落とした子供たちであの世は、溢れているのかも知れない。
そこで、何時も子供たちのことを考え、幸せを願っていた2人が駆け付けたのかも。
そう考えたいですね。
ほぼ同じだったので、皆さんショックを受けたと思いますので。
皆さんが、絶大の信頼を寄せていた福音館書店のツートップですから。
でも、これはあくまでゆりりうすが考えたファンタジーです。
もう少し、シビア-な話をします。
中川李枝子さんは、2024年10月14日に89才で亡くなっています。
母、せなけいこは、2024年10月23日に92才で亡くなっています。
10日と経たずに、ほぼ一緒です。
私は、これはある種の警鐘だと考えます。
完全に、子供たちの方に向いていた2人です。
何の警鐘かというと、子供の本への警鐘が第1にあると思います。
今、色んなところから、子供たちに向けた絵本や童話や子供向きの本が出ています。
でも、一体この中で、特に最近出された本の中で、どれ程子供たちにしっかり向いている本があるのでしょうか?
ある人は、大人受けする本を出して、受けています。ある人は教育機関の中から、適当にチョイスして、大人(特に親)に子供向きの本を勧めます。
ある出版社は、儲けが出れば、中身を気にしないところも見受けられます。
これは、ずいぶんと心配な状況ではありませんか?
主役は、子供たちです。
でも、選んでいるのが、大人が多いのかな?
それも、子供たちが自分で選んだ本ではなく、大人が良しとした、或いは、専門機関が良しとした物だけを子供たちに与えているような気がしますよ。
その大人の目は、確かでしょうか?
子供の文化の継承は簡単ではありません。
もちろん、私達専門にやっている人間にも責任は大きい。
なのに、今の時代は簡単に済ませる方法が色々あるので、ついそれに頼りがちです。
絵本界は今、戦国時代のように、沢山本が出ています。それこそ玉石混淆です。
この中から、良質な本を選ぶのはなかなか大変です。
それから、子供たちの数は減っているのに、子供たちの選ぶ権利が奪われているような気もします。
さあ、ゆりりうす恒例の突然話が変わります。
昭和のすごい俳優が10年前に、やはり同時期くらいに亡くなっています。
皆さん、どなたか分かりますか?
答えは、高倉健と菅原文太です。
2人もほとんど同じ時期に亡くなっています。
高倉健は、2014年11月10日です。
菅原文太は、2014年の11月28日です。
この時、ゆりりうすは、
「あー、本当に昭和が終わった~!」
くらいにしか、考えませんでした。
でも、今回の中川李枝子とせなけいこの同時期が、引っ掛かりました。
何故だろう?
高齢だったからは、あまりに短絡的過ぎるように思えます。
そこで、急に
「そう言えば、10年前にも衝撃を受けた2人がいたな?」と思い出したのです。
ゆりりうすが陰謀論を言おうとしている。
そう考えてほしくないです。
10年前に、高倉健と菅原文太が亡くなった時も、実は警鐘を鳴らしていったのではなかったのか?
10年前、何処が与党で、誰が首相だったか覚えていますか?
そして、それからの10年で、日本で、世界で何が起きましたか?
今、私達はどのような状況に置かれていますか?
そして、2024年なのです。
色んな符合が有りはしませんか?
怪し過ぎる意見ですか?
今年、子供たちを誰よりも心配していた2人が亡くなりました。
今一度、私達は立ち止まって、この意味を考える時が来たと思うのです。
今日の、ゆりりうすはおかしいですか?それとも、考える機会だと思ってくれますか?
今が、一番考えるチャンスだと。
本気で思っているゆりりうすです。

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