Rocksmith CDLCの作成について 準備編
はじめに
エレキギターをPCにつないでプレイ、練習出来る音ゲーRocksmithについての記事です。今回はCDLCすなわちCustom DLCについてです。
恐らくRocksmithプレイヤーが一番知りたい情報がCDLC関係かと思われますが結構膨大な内容になりそうなので複数回に分けて記事にしていきます。
自分が好きな曲を練習したい、といった人が多いと思いますが最近はバンドが自らCDLCを配布しているパターンを見かけるようになりました。
自分もあるデスメタルバンドのドラムの人から自分のバンドのCDLCを作ってくれ、って頼まれたことがあります。
活用次第で自分の耳も鍛えられてギターの腕も上がる。上手く使っていきたいものですね。ちなみにCDLC作成は自己責任でお願いします。
それに関するトラブルについて当方は一切関知しません。
今回はCDLCシリーズ第一回は最初ですので必要となるツールと作成の流れから紹介していきます。
使用するツール
CDLCを作成するには幾つかのツール、ソフトウェアを準備する必要があります。
①Guitar pro或いはTux Guitar
gp、gp4、gp5、gpxといった拡張子の譜面のファイルを閲覧、編集するためのソフトウェアです。譜面を編集する必要が無いときも多いので必須ではありません。ただ後で使用するEditor on Fireというソフトウェアはgpx,gpの拡張子のファイルに対応していません。ですので予めGuitar pro、Tux Guitarでgp4或いはgp5に変換しておくようにします。
ちなみGuitar Proは有料でTux Guitarのほうは無料です。どちらでも構いません。
Tux Guitarダウンロードはこちら↓
https://sourceforge.net/projects/tuxguitar/files/latest/download
②Go PlayAlong
これは前述のgp4、gp5の譜面のノートとmp3などの音楽ファイルのタイミングを同期するソフトウェアです。有料ですがこのソフトはあったほうが良いです。
ここで正確に合わせられるかどうかでCDLCの出来映えが決まると言っても過言ではありません。
ちなみにCDLCのコミュニティCustom Forgeのメンバーだと10%オフのディスカウントコードがもらえます。
ダウンロード、購入はこちら(体験版有り)→https://goplayalong.com/
③Editor on Fire
これはフリーソフトです。
②のGo PlayAlongで同期した情報が詰まっているxmlファイルを元に④で読み込めるxmlファイルを楽器パートごとに作成するするソフトウェアです。
ここで譜面の修正、編集をすることも出来ます。
ギターソロが別パート扱いになっているgpファイルがちらほらありますが、それらもここで纏めることが出来ます。
例えばリズムギターのパートにギターソロの部分を挿入してリードギターパートを作るなんて事も出来ます。
またトーンの変更の設定はこのEditor on Fireで設定することになります。
ダウンロードはこちら→https://ignition4.customsforge.com/eof
④Song Creator Tool for Rocksmith
これもフリーソフトですが更新は止まっています。
③で作成された各パートのxmlファイル、音楽ファイルなどを纏め上げてCDLCを作成するソフトウェアです。Rocksmithで使用するトーンの作成もここで行います。
ダウンロードはこちら→https://www.rscustom.net/
⑤WWise
④で音楽ファイル変換に使用されるものです。これを直接使用はしませんが④でWWiseのファイルパスを設定する必要があります。また対応しているバージョンが2013.2.x、2014.1.x、2015.1.x、2016.2.x、2017.1.xと限られていますのご注意を。
ダウンロードはこちら→https://www.audiokinetic.com/ja/download/
必要となるツールの紹介は以上です。
結構な数のツールが必要となってしまいますね。
一連の作業を進めているとタスクバーがいっぱいになってしまいます。
慣れれば簡単な物で30分ぐらいで1曲のCDLCを作ることが出来るようになります。中には作成が難しいものもありますが・・・
その辺りの話は次回以降にしていこうと思います。
次回はまずGo PlayAlongについて説明していきます。
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