プログラムを書く~Eclipse編
はじめに
上記記事を皮切りに、前回はVSCodeの導入手順を記事にしました。
今回は、プログラミング言語としては幅広く実用的、かつ、私も副業のメンター業でもよくご依頼を頂く、主にJavaのIDEで使用される、Eclipseのインストール手順を示していきます。
※ 以降の手順は、2024/9/29 時点の情報です。 誤りや異なる箇所、古い箇所がある場合、ご連絡いただけると嬉しいです。
Eclipseのインストール
Pleiades All in One ダウンロード
以下URLをクリックします。
ん?「Pleiades」って?「All in One」とは?という方向けに、その説明を引用しておきます。
また、Pleiades All in OneとEclipseとSTSとの違いは何?と興味をお持ちの方は、以下を参照しておくと、違いが理解できると思います。
ではインストール手順に戻ります。
以下Webページが開きます。
特に理由がなければ、現時点(2024/9/29)での最新「Eclipse 2024」をクリックします。
以下ページが開きます。
Windowsの方は「Windows x64」の行のJava列の「Download」をクリックします。
Macの方は「Mac ARM」の行のJava列の「Download」をクリックします。
「Download」をクリックすると、以下のページが表示されます。
この時点でダウンロードは始まっていますので、ファイルのダウンロードが終わるまで待ちます。
Windowsの場合
exeファイルのダウンロードが完了します。
ファイル名辺りにマウスカーソルを移動させると、「開く」が表示されますので、クリックします。
「詳細情報」をクリックします。
「実行」をクリックします。
特に理由がない場合は、「作成先フォルダ」に入力されているまま、「解凍」をクリックします。
「作成先フォルダ」を変更したい場合は、ご自身でフォルダを作成してください。ただし、フォルダ名に日本語は使用しないでください。日本語のフォルダ名はEclipseの誤動作や不具合を引き起こし、正しく起動できなくなる可能性があります。
解凍が完了するまで待ちます。
解凍が完了すると、ダイアログが自動で閉じます。
エクスプローラーで、「作成先フォルダ」で指定したフォルダまで移動します。
「eclipse」フォルダをダブルクリックします。
「eclipse」フォルダに移動したら、「eclipse.exe」ファイルをコピーします。
ショートカットの貼り付けをします。画像はデスクトップに貼り付けようとしています。
貼り付けた、Eclipseのショートカットをダブルクリックします。
初回起動時は時間がかかりますので、しばらくお待ち下さい。
Eclipse IDE ランチャーのダイアログが表示されます。「起動」をクリックします。
Eclipseが起動します。これで、Eclipseのインストールは完了しました。
Macの場合
dmgファイルのダウンロードが完了します。
ファイル名辺りにマウスカーソルを移動させると、「開く」が表示されますので、クリックします。
「Pleiades All in One」という上記の画像が表示されます。指示にある通り、「Eclipse_2024-06」をドラッグします。
「Eclipse_2024-06」をドラッグ(クリックしたまま)して、「Applications」フォルダにドロップ(クリックを離す)します。
「Finder」 > 「アプリケーション」を開きます。「Eclipse_yyyy-mm」のアイコンがあることを確認します。「Eclipse_yyyy-mm」のアイコンをダブルクリックします。
画像のようなダイアログが表示されます。「OK」をクリックします。
[control ^] + クリックでメニューを開きます。「開く」をクリックします。
「〜が悪質なソフトウェアかどうかを Appleでは確認できないため、〜」という警告が表示されますが、問題ありませんので「開く」をクリックします。
Eclipseのロゴが表示された後、Eclipse IDE ランチャーのダイアログが表示されます。「起動」をクリックします。
Eclipseが起動します。これで、Eclipseのインストールは完了しました。
プログラムを書いて実行
ではさっそく、Javaプログラムを書いてみましょう。
おなじみの、「Hello, World」を表示するだけの簡単なプログラムを作成、実行します。
「Java プロジェクトの作成」をクリックします。
「プロジェクト名」に「hello-world」と入力します。
他は何も変更せず、「完了」をクリックします。
「hello-world」の向かって左隣にある「>」をクリックします。
展開されるので、「src」を選択します。
「新規」>「クラス」をクリックします。
パッケージ 「helloworld」
名前「Helloworld」
`public static void main(String[] args)` にチェックON
「完了」をクリックします。
Helloworld.java ファイルのプログラムがある程度作成された状態で、ファイルができあがります。
プログラムの文字が小さい場合は、`Win : [Ctrl] + [+] ` `Mac : [Command⌘] + [+]`で文字が大きくなります。
小さくしたい場合は、`Win : [Ctrl] + [-] ` `Mac : [Command⌘] + [-]` 。
`// TODO 自動生成されたメソッド・スタブ ` の記述は削除しても構いません。
以下をコピー&ペーストしても、直接打っていただいても構いません。
波括弧 { } の間に以下プログラムを記述します。
System.out.println("Hello, World!!!");
*Helloworld.java と アスタリスク(*)がファイル名のタブに表示されている間はまだ保存されていません。保存されていないと、記述した内容がコンピューターに記録されません。
画像のようにメニューから保存して頂いてもよいですし、`Win : [Ctrl] + [s]` `Mac : [Command⌘] + [s]`で保存しても構いません。
保存するとファイル名が「Helloworld.java」となり、アスタリスク(*)の表示が消えていることがわかります。これは無事に保存されたことを表します。
「Helloworld.java」で右クリック または、[control ^] + クリックでメニューで、「実行」>「Java アプリケーション」をクリックします。
コンソールに無事「Hello, World」が表示されれば、プログラムは正常に実行できています!
おわりに
いかがでしたか。
Java言語のプログラムを動作させるまでの環境設定は案外とシンプルなものだったのではないでしょうか。
上記記事の文字だけだとよくわからない、
誰かプロにアドバイスもらいたい、
という方は、私、エンジニアメンターの出番です。
60分(Zoomオンライン)無料相談コースも設けてますので、
是非、選択肢の一つとして検討してみてください。