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キーボードで「太鼓の達人ドンダフルフェスティバル」を快適にプレイする方法

こんにちは!UltraSound(US) です。

突然ですが、皆さんは Steam 版の「太鼓の達人ドンダフルフェスティバル」(以下「ドンフェス」)をプレイしていますか?

Steam 版のドンフェスは、家庭用の太鼓の達人で初めて 120 fps に対応しています。ドンフェスを初めて起動したときにスムーズに動くどんちゃんを見て、感動したことを覚えています。

しかし、ドンフェスをプレイしていて、筆者が不満に思うことがあります。それは、キーボードのキー割当です。初期設定では、ドン(面)に 2 個のキー、カツ(縁)にも 2 個のキーが割り当てられています。そのせいで、高速譜面をプレイするときに不利になります。

キーボード割り当ての設定画面: ドンフェスでは 4 個のキーだけしか割り当てできない

近年の高難易度譜面は、1 秒間に 20 回以上叩くことが要求されます。 そのような高速譜面に対抗する手段として、片手で 1 回叩くときに 2 回以上反応させるロール処理が必須技術になりつつあります(スーパーマン以外)。

この note では、ドンフェスをキーボードでプレイする際に、ロール処理を行うための設定方法を紹介します。 ここで説明した設定で、秒速 20 打が要求される「Calculator」をロール処理初心者の筆者でもフルコンボできました。是非、ご覧ください(宣伝)。

設定方針

初期状態のキーボード割り当ては、下の図のようになっています。

キーボード割り当て初期設定: 到底ロール処理は無理

次に目指すべき理想の設定は、こうです!

この note での理想状態: ロール処理ができる

このような設定にすれば、片手で 1 回叩くときに、2 本指を使って「面面」「縁縁」「面縁」「縁面」の 4 通りで叩けます。

しかし、ドンフェスの割り当て設定では、このようなキーを合計 8 個割り当てることができません。 ではどうするか? それはキーボードを押したときに、コントローラーを押したとみなすようにすることです。

コントローラーは図のように、面に 4 ボタン、縁に 8 ボタン割り当てられています(タイプ 1)。

コントローラー割り当てのゲーム内設定: 合計 12 ボタンも使える

ここで、発想を転換します。 4 キーしか割り当てできないキーボードを、8 キー以上割り当てできるコントローラーとしてドンフェスに認識させるのです。

まとめると、以下のようなキーボード → コントローラーの割り当てを目指します。

この note のゴール: キーボード入力をコントローラー入力とすべし

実現するソフトウェア

やりたいことは決定しましたが、実現するソフトウェアは多くはありませんでした。 コントローラー → キーボードに割り当てるソフトウェアは多いですが(e.g., JoyToKey)、逆は少ないです。 割り当てできたとしても、無反応が起きたり、入力遅延が多かったり、満足にプレイできませんでした。

ネットの海を漂うこと数週間、数々のソフトウェアを試し、最高のソフトウェアを見つけました。 それは、「djlastnight's Gaming Keyboard Splitter」です。 Gaming Keyboard Splitter は、仮想の Xbox 360 コントローラーを作り、キーボードからコントローラーを操作できます。

Creates up to 4 virtual xbox 360 controllers and feeds them via one or more keyboards (up to 10).
Google 翻訳: 最大 4 つの仮想 Xbox 360 コントローラーを作成し、1 つ以上のキーボード(最大 10 個)を介してそれらにデータを供給します。

djlastnight's Gaming Keyboard Splitter」より引用

設定方法

では、実際に設定していきましょう。

以下注意点です。

  • Gaming Keyboard Splitter のインストールは扱いません。インストール方法は、公式 GitHub ページ を参照してください。

  • 2024 年 12 月 8 日現在の最新ドンフェス (Version: 1.1.1) で動作を確認しています。他のバージョンでは動作しない可能性があります。

  • 本 note の内容で、不具合が発生しても責任は負いかねます。自己責任でお願いします。

1. 起動

起動後画面:

起動後画面: 合計 4 つの Xbox 360 コントローラーを作れる

2. プリセット設定

一人プレイなので、Slots count を 1 にする

人数調整: 参加する人数を選ぶドン!

プリセット名を default と書かれている部分に書き込む
今回は roll-shori とした
※ もっとセンスのある名前にしましょう

3. キーボード選択

Choose keyboard の右側の .. を押すと、新しいウィンドウが開くので、キーボードのいずれかのキーを押すと選択できる

遊ぶキーボードを選ぶ: キーボードを選ぶドン!

4. キー設定

割り振りたいコントローラーのボタンを選び、右側の .. を押して、割り振りたいキーを押す

割り振りたいボタンを選択: コントローラーのボタンを選ぶドン!

※ 図はマウスになっていますが、このようなピンクの画面が出ます

選択したボタンに割り振りたいキーボードを選択: キーボードのキーを選ぶドン!

割り振った結果がこちら

右手の割り当て設定
左手の割り当て設定

5. 開始!

右上の Start を押すと、設定が適用される
※ Block keyboards が OFF になっていると、キーボード入力も受け付けるので、ON にしておくとよい

動作開始: スタートボタンを選ぶドン!

6. (任意)入力テスト

Controllers タブ → Test Xinput Controllers でテストができる

動作確認: 左上タブから確認可能
見切れててごめん

テスト画面でキーボードを押して割り当てたボタンが光っていることを確認

動作確認: 割り当てたボタンは光っているカッ?

おわりに

他に、便利な設定があれば、教えてください。

楽しいドンフェスライフを!

参考

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