「WHITE」

フワっと吐いた息は もう白く暖かい
少し冷めたcoffee 一口飲んで ため息
また この季節だ 聞こえるあの歌
気づけば口ずさむ 思い出すよ 君のこと

あの日の夕暮れ つぶやいた気持ちは
風が連れ去って届かなかったんだろう
あれ以来 君とは何も無かったかのよう
出会う前のよう そう 空のように真っ白

胸を締め付けるのは もう戻れはしないから
触れた肩から伝う ぬくもりに思い馳せているよ
心の奥の奥で癒えない傷があっても
痛みを忘れるくらい 夢中で君のこと見つめていたよ

侘しさも 切なさも 涙も流したはずなのに
なぜだろう タノシカッタコトバカリ
記憶の隅まで

笑ったままの 君のままで
笑った声は 消えぬままで

胸に仕舞っているのさ 大切にいつまでも
恋に落ちた初めて 全てが星のように煌めいて
心の奥の奥で 癒えない傷があっても
痛みを忘れるくらい夢中で君のこと探していたよ

君のことを 見つめていたよ


作詞作曲:西島輝

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