現在地、そして私の思い
お久しぶりです。代表です。
2024シーズンも折り返しが近くなりました。私たちの愛してやまない高知ユナイテッドSCが開幕7連勝という最高のスタートで迎えた今シーズン。
JFL昇格初の11勝目をマークしての超久しぶりのnote更新です。
1.歴史を変えた2023シーズン
振り返れば2023シーズンは様々な歴史を変えたシーズンでした。
記憶に新しいJ1チームを2回撃破した天皇杯ラウンド16進出、そして、チームとして掴んだ国体優勝。まさに高知サッカー界の歴史を変えた出来事がこの年にはありました。
リーグにおいても、ホーム春野・宿毛でのゲームでは7勝2敗5分という成績でホームでの勝率は5割。特にリーグ後半のホームゲームでは、土壇場での同点、ATでの逆転といった見るものを楽しませる"劇場"を作ってくれました。
まだ、この時には咲くかどうか分からない種が蒔かれていたシーズンだったように思えました。
2.積み上がった地に咲く花
2024シーズンは激動の幕開けでした。リーグ終了後に発表された経営者交代。そして、ほぼ移籍も補強もないメンバー。
開幕の時こそ不安でしたが、そこからは皆さんの記憶にも刻み込まれたであろう、開幕7連勝。リーグの歴史にもしっかり名を残しました。
勝利という最高の肥料は、積み上がった歴史という土に根を張り、まさに今、花を咲かそうとしているように私は思いました。
これまで全国リーグにおいてここまで輝いた高知を私は知りません。
様々な困難の中でサポーターひとりひとりが知恵を出し合い、課題の解決に向かおうとしている姿を私は知らなかった。
いや、実は私が知らなかっただけで、そんな姿はそこここにあったかもしれない…
しかし、明らかに風向きは変わった。そう思うのは果たして私だけでしょうか?
遠い遠い夢だったJリーグ。そこから、今はみんなで行きたい、チームを選手を必ずJリーグに。
いつしか、この言葉が合言葉になりました。
3.家族になりたい
Jリーグという目標に私たちは向かっています。
JFL優勝のその先を目指している。Jリーグライセンスを取得してJリーグ加入というギフトを得ようとしています。
皆もそうだと思うし私もそうだけど、Jリーグに行きたいから人を集めてるわけじゃなくて、この街にプロリーグを観る文化、地元チームを応援する文化が根付いて欲しい。そう願って私たちは応援を続けています。Jリーグに行きたいからではなくて、皆で強くなりたい。週末の楽しみ方の一つになって欲しい。強くそう願っています。
そのためにも今こうして高知ユナイテッドSCに目を向けている全ての人が『高知家』として彼らと連帯して一緒に強くなって欲しいと思いました。
サポーターとしても同じで、今まで以上に同じ方向を向き続け、彼らを支える家族に私はなりたいと思っています。
4.誰かの生きがいになるクラブに
2023シーズンは歴史を塗り替えた、今年はまだなにもわからないし、何も手にしてないですが、記録にも記憶にも忘れることのできない偉業を達成し続けています。
そして、私がこのチームを追いかけ始めたあの日から、本当に本当にたくさんの人がこのクラブを追いかけてくれています。
高知に何も無い。と絶望している人たちにこそ、少しでも高知ユナイテッドSCという地元チームの事を知って欲しい、愛して欲しい。と私は願います。
月並みで大げさな話かもしれませんが、このチームを応援することがあなたの生きがいの一つになって欲しい。そう思います。
そんな人が一人でも増えてくれると、高知ユナイテッドSCは誰にも負けない強さを手に入れることができるんじゃないか。
これまで吹いた事のない風の中でそんな事を強く確信するに至りました。
それが、私たちのいる現在地です。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
私たちウルトラスボニートでは、高知ユナイテッドSCを声や歌で共に後押ししてくれる仲間を探しています。
ゴール裏という場所は、勝てば選手たちと共にタオマフを回し喜び、負けたら共に悔しがれる場所です。同時に、肩肘張らず『応援』という観戦と少し違うスタイルの楽しみ方を体験できる場所です!
私たちは皆さんが遊びに来るのをゴール裏で待ってます!
春野を世界でいちばん熱い場所にしましょう!