劇場「春野」にようこそ～vsラインメール青森～

こんにちは！代表です。

前節の興奮冷めやらぬまま、ホーム開幕戦を迎えました。
相手は、2020シーズン勝ちきれなかったラインメール青森。
今節はしっかりと勝利し、前回対戦の鬱憤を晴らしたいところです。

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応援は、選手たちに力を与える横断幕掲出から始まります。

これを掲出するのは人手が必要で、毎回人を募り掲出しています。当然、当団体の代表がそれに参加できないときもありますから、その時点で掲出する人も減るわけで…
掲出と片付けを手伝ってくださる方は随時募集しております！
我こそはという方、あなたのやさしさを少しでもお貸しいただけると嬉しいです。

そして、掲出された幕たちがこちら

こうして、幕がかかっているところは壮観で、一つ仕事をやり遂げた感がでます。

そして、高知ユナイテッドSCに欠かせないのが「鳴子」です。

これらは、チームの持ち物ですので、貸し出しなのですが、1人1人に持ってもらって、全員が拍手もしくは鳴子を鳴らすのは相手にとってはものすごいプレッシャーになります。
実際、先日の試合でも鳴り響く鳴子が遠くの応援エリアまで聞こえてきたので、その威力は推して知るべし。といったところでしょうか…

鳴子も配り終わり、応援の準備は整いました。
前日からの雨もあがりました。

あとは選手が楽しむだけ！

散開！
キックオフ！

青森は、高知のそれとは比べ物にならないくらい経験豊富な選手を補強し、監督もJ昇格監督を招聘するなど、補強に力を注いでいる「百年構想クラブ」の1つです。
加えて前節、後半アディショナルタイムで同点弾をたたき出すほどの粘りのあるチームです。しかし、前節勝ち星は上げられず、今節の勝利に対する熱の入りようは苛烈で、高知の守備陣深くまで切り込み、ゴールを狙います。

前節もそうでしたが、相手の攻めに対してただ付き合うだけではなく、流せるところは流し、最大限集中するところは集中する。まさに「合気道」のようなサッカーを身につけた我らがシン・コウチユナイテッド。
そこには昨シーズンのようなゲームの入りでバタバタしたような姿はありませんでした。

動いたのは前半10分。
西村光司が相手ボールをカット、細山、ルーカス、西村勇太とつなぎ、西村勇太のスルーパスが長尾に…！
そのまま、長尾の一人旅からGKの1対1を冷静に流し込み…

先制！！！！！

ゲームが動いてから青森の攻め手はさらに激しさを増し、高知のゴールを脅かします。
その中でも、綻びを見つけ相手ゴールに迫る瞬間もありましたが、前半37分、些細なパスミスから失点を許してしまいます。

しかし、下を向くような選手は一人おらず、攻守に集中を見せゴールを割らせることもなく、またゲームをひっくり返さんとするようなシュートも見せましたが、前半はドローで折り返しを迎えます。

後半からも、攻め手は緩めず、昨シーズンチーム得点王赤星がフィールドに立つと前線へのパスがさらに活性化されました。
さらに前半から輝きを放っていた”tanque pesado”ルーカスのインターセプトが光ります。

そして、ついにその時間が来ました。

春野劇場の開演です。

後半42分

田中彰馬のシュート性のあるボールは相手ゴールポストを叩き、そこに詰めていたのは交代したばかりの泉光輝！！！

その瞬間を見ていた人にとってその一瞬は、何秒にも、何分にも感じたことでしょう。
泉の目ははっきりと空に浮かぶボールを捉えていました。

そして…！！

ゴーーーーーーーール！！！！！！
追加点！！！！！！

月並みですが、スポーツは筋書きのないドラマです。
それは、ここ高知でも同じです。

ドラマは最後の最後に訪れました。
その姿はまさしく劇場。

興奮のるつぼとなる春野。しかし、まだこれで終わりではありません。

残り時間、選手たちはとことん勝ちにこだわり、自陣深くまで相手を寄せ付ける事無く、勝利の女神の前髪を掴み続け、ついに試合終了のホイッスルが高らかに吹かれました。

ホーム開幕戦を勝利で迎え、さらには２連勝。

選手たちの晴れやかな表情と、歓喜の渦に包まれた春野はまさしく「幸福」と呼ぶにふさわしい場所になりました。

最後の最後まで身体を張りゴールを割らせなかった藤崎がMOMのお立ち台に立ちました。

インタビューでは、彼の口癖である「悪くない。むしろグー。」で締められました。

次節は一回休み。
次次節の4/3から激闘がまた始まります。

相手は、こちらも「百年構想クラブ」F.C.大阪。先端のフィロソフィーを持つクラブです。昨シーズンは彼らのホームで勝利をおさめましたが、次はどうなるか…
勝つか負けるかわからない戦い。しかしそれでも、彼らはピッチに立ち続ける。

高知の勝利のために、高知の人たちのために。

俺は彼らを誇りに思う。

さて、貸し出されました鳴子ですが、事前のアナウンスもあり

漏れなく返却されました。
これもひとえに、共に応援してくださった皆様のおかげです。

次のホーム戦は4/11。

その時にまた一緒に応援できることを楽しみにしております。

それでは。

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