未知の旅路
ここ数日、この一年の間に起きたことを振り返っていた。
去年の今頃、私のこれまでの人生の中でもしかしたら最大といってもいいような出来事が起きた。突然の出会いだった。
魂がぐらぐらと揺さぶられた。初めての経験だった。
最初は訳も分からず、当惑して、理由が分からないままに涙を流して、その後いくつかの外からの助け舟に乗って、自分の中でその出来事を少しずつ消化していって、そして気づいた時には、まるで違う自分になっていた。
今までずっと何十年も大事だと思っていたことが、なぜそんなことを思っていたのだろうかと分からなくなるほどになってしまった。
そして、心の奥底にあった傷がいつの間にか癒ていた。自分で気づかないうちに奥に奥に押しやっていたものが昇華していた。
全てに感謝。
今ここにあることにも、そしてこれまで辿ってきた路で遭遇した出会いと経験に。
全てに意味があったんだなと思う。
神様にはお見通しなのかもしれない。
でも私の目の前に広がるのは常に未知の旅路。
歳をとればとるほど、その先が見えてくるものと思い込んでいたけれど、今はそれが違うと言える。
こうしてこうしたらああなってと、そんな方程式みたいなものはない。
あったとして、その通りに生きて、はいそうなりましたね、で面白いのだろうか。
そうでないから生きる意味がある。
自分と真剣に向き合い、自分に素直に生きたい。
そうすればわくわくする明日が用意されているはず。
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