ゴールデンボンバー『ローラの傷だらけ』に出てくる女性の名前を全て網羅する作品を探してみた
皆様こんにちわ。
「今度引っ越すときはロフトは無くてもいいと思っている」でお馴染み、せいぎのみかたの片割れです、よしなに。
突然ですが、皆様はゴールデンボンバーの「ローラの傷だらけ」という楽曲はご存じでしょうか。
「ローラの傷だらけ」は、人気ヴィジュアル系エアーバンドであるゴールデンボンバーが2014年に発表した楽曲です。
この楽曲では、とある男性が思いを寄せる相手「ローラ」に対し、会えない寂しさやローラからの連れない素振りを受けて思いを拗ねらせた結果、徐々に執着心を露わにしていく姿が男性目線で描かれています。
意中の異性の一挙一動に振り回されてしまう男のもの悲しさや「好き」が転じて半ば愛憎交えた執着心からストーカー行為に及んでしまう男性の狂気が非常に良く描かれた素晴らしい楽曲です。
CDジャケット、ミニマリストがデザインしたみたいだな。
そんな「ローラの傷だらけ」なのですが、楽曲終盤のサビにおいてこんな歌詞があります。
という歌詞です。
この歌詞はつまり、過去に交際した・想いを寄せた経験のある女性と比較して、いかにローラが優れているのかを表した歌詞になります。
相手を褒める時に比較対象を貶めるのって悪手だと思うのですが、一旦それは置いておきましょう。
この歌詞を見た時に、ふと思ったことがあります。
「ここに出てくる女の人の名前、全部出てくるゲームとかアニメとかありそうだな…」と。
「ウマ娘」や「アイマス」シリーズといった大人気ソーシャルゲームが隆盛を極める昨今、女性キャラクターが百人近く登場する作品もそう珍しく無いものになってきました。
ともすれば、何かしら一作品くらいは「ローラの傷だらけ」に出てくる惚れた女性と同じ名前の登場キャラクターを網羅してる作品があるのではないか?と思った次第であります。
という訳で調べてみることにしました。
今回の調査のレギュレーションはこんな感じです。
といったところで、前置きはこの辺にして早速「ゴールデンボンバー『ローラの傷だらけ』に出てくる女性の名前を全て網羅する作品を探してみた」調査、スタート!!
1作品目:アイドルマスターシリーズ
一発目から大本命、アイドルマスターシリーズでございます。
2005年にアーケードで稼働した「THE IDOLM@STER」から始まり、現在に至るまで多くの派生作品が登場しているアイマスシリーズ。
シンデレラガールズなどの派生作品では海外国籍のキャラクターも登場していると聞きます(ちなみに筆者はアイマスシリーズを「ぷちます」くらいしか見たことがありません、歌は何個か歌える程度)
これには非常に期待がかかります!
早速調査の結果を「ローラの傷だらけ」の歌詞に乗せてご覧いただきましょう!
(上にあるPVを3:10時点からお聞きいただきながらご覧頂くとよりお楽しみいただけると思います。)
8人中、7人一致…残念!!
過去に惚れた女の子は全て網羅できましたが、残念ながら最後の最後にローラだけ網羅できず。
多種多様な個性のアイドル達を取り揃えたアイマスシリーズと言えども全ての女性名は抑えきれなかったか。
というか自分で書いといてナンだけど名前が一致したキャラクターに対して失礼が過ぎるな。なんだ「お礼言わない春香」って。お礼言わない人がアイマスの大看板背負えるわけないだろ。
というわけで、アイマスシリーズで全員揃わなかった時点で今回の調査に暗雲が立ち込めてきた感じはありますが、続いての作品に参りましょう!
2作品目:プリキュアシリーズ
2作品目ですが、ここで伝家の宝刀「プリキュアシリーズ」で勝負させて頂きます。
2004年放送の「ふたりはプリキュア」から、今年で19作目を迎えたプリキュアシリーズ、これまで登場したプリキュアはなんと総勢72名!
「満・薫はプリキュアだろ!」とか「キュアエコーはオールスターズじゃないんですか?」みたいな意見は一旦スルーさせて頂きます。なんなら来週にはもう一人増える予定だし。
勿論プリキュア以外にも彼女たちを取り巻くキャラクターを含めればその数はとんでもないことに…これは期待がかかります。
という訳で、早速調査結果をご覧あれ!
8人中、4人一致…残念!!
思いのほか網羅率が低かった。
72人も揃えてきたのに半分しか一致しないとは、何なら一人はプリキュアですらないし。
むしろこうなってくるとアイマスで開けられなかった「ローラ」はクリアできたことだけでも褒めてほしい。
(ちなみに「ミサキ」については名字の方で一致するキャラがいましたが今回のレギュレーションではNGとさせて頂きました)
意外とプリキュア達の名前って作品ごとのテーマや世界観をモチーフにした名前が多かったりするので、どんな人にも付けられるくらい一般的に幅広く浸透した名前だと逆に一致しにくいのかもしれない。
あとやっぱりキャラクターにたいして失礼になっちゃうな。
「文句オンリーめぐみ」だなんて、ハピネスチャージプリキュア!観てたら絶対に出てこない言葉ですよ。
数で攻めるアイマス、プリキュアが網羅未達成となってしまいましたがそれにもめげず続けて参りましょう。
という訳で第3の矢はコチラ!
3作品目:ガールズ&パンツァーシリーズ
第三の矢は「いいぞ」でお馴染みのガルパンでございます。
先の2作品と比較すると全体的なキャラクター数は劣りますが「女子高生が戦車に乗って戦う話」(相席食堂より引用)なだけあって女性キャラクターが全体的に多く、なおかつちょい役レベルのキャラクターにもファーストネームが設定されているケースが多いため、アニメ作品の中ではかなり期待が持てます。
なおかつ「フェイズエリカ」「プラウダ戦記」といったスピンオフ系のコミカライズ作品も多いため、思わぬところからのクリアも期待できます。
ここで全員一致を叩き出し「やっぱりガルパンはいいぞ!」の一言でこの記事を締めたいと思います!
それでは、結果をコチラ!
8人中、5人一致…残念!!
大変申し訳ないが「えっと…誰だっけ?」みたいなキャラが思いのほか多かった。
「おっ、財布出さないミホ、みぽりんでいけるやん。楽勝楽勝」くらいの気持ちで調べたらこんな結果に。
そりゃスピンオフ中心にやったら知らないキャラも出てくるだろうなとは思ったけどここまでとは(一人は画像も参考記事・ツイートも見つからなかったし)
しかしそれでも何個か埋められた辺りはやはり派生作品が多いシリーズの強みと言えるかもしれない、だがしかし全ての名前網羅には及ばず…。
あと、ほぼ八つ当たりで言うけどあんだけ海外モチーフの学校出てくるんだから一校くらい「ローラ」居てくれてもいいじゃないの。
ただでさえ「ダージリン」だの「アンチョビ」だのいるんだからさ…というか今更だけど「ダージリン」とか「アンチョビ」って何だよ、「コロッケ!」のキャラクターじゃないんだから…。
という訳で、現時点で3作品の調査が終わりましたが全員一致とはならず。
単純なキャラクターの母数が多い作品を狙えば簡単に終わるかと思いましたが、存外険しい道のりだったかもしれません。
しかし、なんとなく法則性は見えてきました。
物語の世界観が現実寄りのアイマスが後一歩のところまで迫り、比較的ファンタジー寄りのプリキュアやガルパンが遅れを取っている辺り、現実に即した設定の作品の方が名前も一般的なものに寄る傾向があるのではないか、と。
という訳で、続いての作品はコチラでございます!
4作品目:ラブライブ!シリーズ
「アイドル」というジャンルに置いて「アイドルマスター」シリーズと双璧を成す存在と言っても過言ではない「ラブライブ!」シリーズ。
2013年にアニメが放送された無印の「ラブライブ!」から数えて、昨年アニメが放送された「ラブライブ!スーパースター!!」で4作目を迎えた今シリーズ。
キャラクターの母数こそ少ないであろうものの、設定自体は比較的現実寄りかつ「学園もの」としての側面もある「ラブライブ!」ならばあるいは!という期待が募ります。
ちなみに僕は無印ラブライブ!の二期までしか見ていません。好きなアイドルはかよちんです。
正直前までの3作品で失敗したのはショックでした。
しかしそんな悲しみに閉ざされて泣くだけの僕ではありません。
「ローラの傷だらけに登場する女性の名前を全て網羅した作品を見つけたい」という熱い夢がきっと未来を切り開くはずさ、と信じて全員一致のSTART:DASH!!を決めたいと思います!
という訳で結果はコチラ!!
8人中、3人一致…残念!!
おい、どういうことだ。プリキュアより一致するキャラ少ないじゃんかよ。
キャラクター名称の一般化は作品のリアリティと一致するんじゃなかったのかよ。したり顔で法則がどうとか言ってた俺が馬鹿みたいじゃないかよ。
というかそもそも無印ラブライブ!の時点で当てはまるキャラが一人もいないことに気づくべきだったよコンチキショウ。
クソッ…こんなんじゃ…「ローラの傷だらけ」に出てくる女性の名前を全て網羅する作品だなんて…見つけられっこないじゃないか…!!
こんな…こんなバカバカしいことに必死になった…俺がバカだったっていうのかよっ…!!!
一見バカバカしいと思えることを一生懸命考えるのが、哲学する心です。
えっ…
ひとつの出来事に対して、あらゆることを考えてみる。それを想像力と言う。
こ、この言葉は…まさか…
き…金八先生…!!
まさか…金八先生が…励ましてくれた…?
俺の途方もない挑戦を…金八先生は…後押ししてくれるって言うのか…!?
グスッ…ありがとうございます…先生…
俺…やるよ…
最期まで…やり遂げるよ…!!
5作品目:3年B組金八先生シリーズ
という訳で、最後に挑戦するのは教師ドラマの金字塔「3年B組金八先生」シリーズです。
ここまでアニメやゲームばかり取り上げてきましたが、テレビドラマだって立派な作品の一つです、想像力一つ働かせれば簡単なことでした。
何を隠そう「金八先生」といえば2011年に放送された「3年B組金八先生 ファイナル 最後の贈る言葉」を迎えるまでに放送された期間は、なんと32年間、シリーズは第8シリーズまで制作、総製作本数はスペシャル含め185本。
そう、即ち放送された分だけ金八先生が受け持った生徒も存在するのです。
勿論その中には杉田かおるや上戸彩もいるのです。
なおかつ、長年放送されてきた日本の学校が舞台のテレビドラマという性質上ごく一般的な名前が網羅されていないという懸念はないと考えていいでしょう。
最後の大一番、ここで全てが決まります!!
という訳で!!!!参りましょうっっっ!!!!!
結果はぁぁぁぁぁ…コチラァァァァァァァァァァァァ!!!!!
(CV:浜田雅功)
8人中、5人一致…残念!!
そりゃねえぜ金八っつあん。
と、いうわけで。
「ゴールデンボンバー『ローラの傷だらけ』に出てくる女性の名前を全て網羅する作品を探してみた」、調査結果はこのようになりました。
残念ながら今回「ローラの傷だらけ」を完全に網羅する作品は見つかりませんでした。
今回の調査を経て思ったのが、案外どんな女性にも付けられる名前(ローラ除く)を設定している作品が意外と少ないということでした。
やはりどんな作品も作り手が精魂込めて作り上げている以上、キャラクターの名前においても独自の工夫をこらしているケースが多く、普遍的な名前は中々採用されにくいようです。
まあ言うても今回は5作品しか調査していないので、日本中の作品片っ端からモブキャラレベルまで重箱の隅を楊枝でほじくるように名前をチェックしたら全網羅作品が見つかるかもしれません。
皆様もこの記事を受けて「あれ…あの作品…ローラの傷だらけに出てくる名前のキャラクター全員いるんじゃ…?」と思いましたらぜひお教えください。
僕では到達できなかった全員一致の夢は、この記事を読んでいる貴方に託します。
といったところでこちらの記事は終いとさせて頂きます。
お読み頂いた皆様、ありがとうございました!
…の前に、最後にちょっと悪あがき。
1作品目-EX:アイドルマスターシリーズ出演声優
今回最も「ローラの傷だらけの女性名網羅」に近かった「アイドルマスターシリーズ」ですが、最も網羅に近づくほどアイドルの数が多いということは即ち、アイドルの数だけ、その声を担当している声優さんが存在するということ!(デレマスとかはその限りじゃないみたいだけど)
現実に存在する女性声優の名前なら流石に「ローラの傷だらけ」の過去に惚れた娘達と完全に一致するはず!!
※あくまで名前の一致を目的としているだけなので声優の皆様を貶める意図はございませんのであしからず。
これが本当の本当に最後だぁぁぁぁぁ!!!!
8人中、7人一致…残念!!
今度こそ以上。
ありがとうございました。