「60点くらいのあるある品評会」をやってみた
皆様こんにちわ。私、せいぎのみかたの片割れと申します。
私は普段、仙台で会社勤めをしながら「正義正義」(せいぎまさよしと読む)という芸名で仙台の舞台でかれこれ8年ほどアマチュアでお笑い活動をしています。
写真のポーズは僕が3年ほど前から推し出しているギャグ「よしなに」のポーズです。
目下の目標は、全仙台市民が「よしなにと言えば?」という質問を投げかけられた時に即座にこのポーズで切り返すくらいにギャグを浸透させることです。
今のところ流行る兆しは見られません。
自己紹介がてら、普段やってるネタを貼ります。
お楽しみ頂ければ幸いです。
さて。
アマチュアとはいえお笑いの舞台に8年も片足を突っ込んでおりますと必然的にネタ数も両手両足では足りないほどに増えてくるものであります。
仙台で活動しているとネタを披露する本数が月平均で2〜3本(ここ数年はコロナ禍に伴い配信番組が増えたので5〜6本くらい)と考えて、8年間でおよそ300本弱くらいは舞台のためにネタを考えた計算になるでしょうか。
それだけの数のネタを考えていると、必然的に避けては通れない存在があります。
それは、あるあるネタです。
数ある笑いのジャンルの中でも「万人受け」という点においては他の追随を許さない存在、あるあるネタ。
古くはいつもここからさんの「悲しい時」、ふかわりょうさんの「小心者克服講座」や、2004年大ブレイクしたレギュラーさんの「あるある探検隊」、近年では土佐兄弟さんの「男子高校生あるある」、ダンビラムーチョさんの「野球部あるある」など、特定の分野に特化したあるあるネタも数多く誕生しています。
無論、僕もその例に漏れずあるあるネタを披露しようと考え、ネタ作成を試みたことは幾度となくあります。
しかし、そこで思わぬ壁にぶち当たります。
そう、あるあるネタ、意外と1人で考えるのムズイ。
考えれば考えるほどに「これってあるあるなのか…?俺はあるあるだと思うけど他の人にとってもあるあるか…?いやそもそもこれあるあるだと声高に宣言するほどのものか…?そもそもあるあるとは…?」とドツボにハマっていきます。
「そもそもあるあるネタとは大小さまざまなコミュニティの中で共通認識的に生み出されるものだし、前提として1人机に向かって考えるものじゃないのでは?」
などという現実逃避さえ頭をよぎります。
コミュニティからの「それあるよね!」という承認あってのあるあるなのだと。
「行けたら行くって言う奴は大体来ない」ってあるある、世間一般に浸透し過ぎて最早笑いにならないだろ、とか考えていた自分の甘さを猛烈に恥じる次第です。マジョリティから共感を得ること、めちゃくちゃ大事。
そんな状態なので辛うじて捻り出したあるあるも、クオリティで言うなら「60点くらいのあるある」になります。
毒にも薬にもならない薄さではないけれど、万人からの共感には程遠く、かといって特定の層にクリティカルヒットを繰り出せるほどのパワーもない、あるあるはあるあるだけど本ネタ採用するかと言われたら一旦引き下げるレベル、そんな悲しきあるあるクリーチャーの誕生です。
そしてまた、このあるあるを採用するか否かという葛藤により時間が消費されることでその焦りがまた「60点くらいのあるある」が生み出すというスパイラルに陥ります。
それでもライブ当日という締切は否応無しにやってくるわけで。
頭の中で自分に対して言い訳してる場合じゃない。
なんとか"ない頭"を振り絞り、及第点は超えるクオリティ(尤も自己採点だけど)のあるあるネタを当日までにしたためる、舞台に立つ芸人は日常的にこんな事を繰り返しています。
そして後に残った没ネタである「60点くらいのあるある」達は、一抹の未練と共に記憶の引き出しの奥底に押し込まれ、そのまま再度参照されることなく引き出しの肥やしとなるのです。
ここでふと、ある考えが頭に浮かびました。
こういうあるある、芸人に限らず、いろんな人が持ってるんじゃね?
こういった、記憶の奥底に押し込まれたまま日の目を浴びることなく、記憶の引き出しの奥底で蜘蛛の巣や埃をかい潜った先にある、そんな没レベルのあるある。
人目に触れさせるほどでもないから頭の中にしまい込んだままのあるある。
クオリティで言えば「60点くらい」のあるある。
それらを誰しも一つ二つは持っているのではないか?
見たい…
60点くらいのあるあるを…見たい…
見知らずの誰かが(これってもしかしてあるあるじゃ…!?…いや、でもわざわざ誰かに対して言うことでもないか…)と鞘に収めたあるあるを…見たい…!
見ず知らずの誰かが考えたあるあるに対して「おー…なるほどー…まあ…うん…」みたいなこと…言いたい…!!
と、言うわけで。
60点くらいのあるある品評会を開催致しました。
今回の品評会参加メンバーはこちらの方々です。
※写真撮影時のみマスクを外しています。
以上の3名に僕を加えた計4名で、優秀な「60点くらいのあるある」を決めたいと思います。
以下、今品評会のレギュレーションを記載致します。
レギュレーションも説明したところで、早速参りましょう!
60点くらいのあるある品評会、START!!
<品評開始>
せいぎのみかたの片割れ(以下、せいぎ):というわけで、早速「60点くらいのあるある品評会」を始めたいと思います。
相澤和也(以下、相澤):なにが「というわけ」なんだ。
まえさかチャンネル(以下、まえさか):これってつまり、強すぎても弱すぎてもダメってことなんですよね。ギリギリ合格するかどうかのラインのあるあるというか。
せいぎ:その通り、あくまで今回は優れた「60点くらい」のあるあるを決めるので、高クオリティのあるあるは各々舞台とか職場とか友達同士とかの然るべき場所で披露して共感を得てもらいたいと思います。
あけち(以下、あけち):中々難しいな…
せいぎ:今日までにGoogleフォームからあるあるを募集しまして、結果として合計50個のあるあるが集まりました。
まえさか:ちょうど60点くらいの集まり具合ですね。
せいぎ:今回はこれらの有志の方々からご投稿いただいたあるあるが三部門のうちどれに当てはまるか、あるいは選考外になるかを決めてもらいます。
※頂いたあるあるの中には諸事情により記事内ではカットさせて頂いたあるあるもございます。ご了承ください。
頂いたあるあるは公開されなかったあるあるも含め、どれも甲乙つけがたいものばかりでした。ご投稿頂いた皆様、本当にありがとうございました!
相澤:100点とか20点とかになるとダメって言うことね。
あけち:ある程度のクオリティは超えてってことですね。
せいぎ:では早速品評の方を始めていきます!まず一つ目のあるあるはこちら。
一同:(苦笑)
相澤:これ「症例」じゃん。
まえさか:症例ですね。
相澤:たけしの家庭の医学に出てくるやつ。
まえさか:たまたまこの人が鎖骨辺りに不安を抱えているっていう。
相澤:電気が走る箇所は人それぞれ違うから。
せいぎ:違和感があるなら気を付けてほしい。
まえさか:病院に行ってくださいっていう話です。
相澤:まあ人それぞれ、どこか悪いみたいなのはありますからね。
相澤:例えば、膝を曲げるときに「パキッ!」って音がすると思うんですけど、その「パキッ!」がなんか、いつもと違う変な音する時ってないですか?
あけち:あー、確かに。
相澤:「痛って!!痛って!!」ってなるやつ。変な方向に曲がってるとかじゃないんだけど、今の曲がり方凄い痛かったな~、みたいな。
一同:あー…
相澤:うん、こういう事なのよ。
せいぎ:やっぱり症例だった。
まえさか:症例は人それぞれだから。
あけち:これがどの部門に当てはまるかを決めればいいんですよね?
せいぎ:うん、あるいは選考外にするかって感じ。
こんな感じで品評していきたいと思います。続いては同じくおーはらさんから…
相澤:ちょっと待って。その前に…
相澤:この人、年齢が一個ずつ上がってってるんだけど…
せいぎ:えーと、それはExcelでデータまとめた時に間違ってセルごと一気にコピーしたせいで年齢が連番になってるの気づかなくて…
一同:(笑)
あけち:あー、なるほど…よくやっちゃうやつですね。
相澤:これは90点くらいのあるあるですね。
まえさか:本採用レベル。
せいぎ:同じ値でコピーしたいときはCtrl+Dを押さなければいけなかった…とにかく年齢は置いといて、続いてはこちら。
せいぎ:ぶわっはっはっはっはっはっは!!!!!
相澤:どういう事ですかコレ…(笑)
あけち:わからんわからん…
せいぎ:「わぁ閉じてる…」って…(笑)
あけち:画面に「シャットダウンしてます」って出るから「わぁ閉じてる」って思うんでしょうか。
まえさか:いや、物理的にって意味だと思う。
相澤:なんかその、もう少しで閉じるぞってタイミングで「カチッ」って音が鳴ることがあるじゃない。
せいぎ:あー、まあわかります。
相澤:あれ聞いて「閉じてる」ならわかるけど、閉じてる状態見て…
あけち:「わぁ閉じてる」と。
まえさか:見たまんまを言ってるだけ。
相澤:富士山見て「わぁ、富士山だ」と思ってるのと同じ。
あけち:「綺麗だ」と思ってるなら、何らかの意味を見出してるけど、そういう訳ではないですよね。
相澤:「山だ」って思ってる。
まえさか:でもこの人の中では確かに熱量は感じますね。
相澤:部門③が近いかも。
せいぎ:残りのあるあるが怖いなこの人…
あけち:んふふふふふふふふ…!
せいぎ:もう昨日って言っちゃってるじゃん…(苦笑)
あけち:昨日起こった事実。
相澤:まあ経験はありますよ確かに。
あけち:多分この人の中では「前日」という点に意義を感じてるんですかね?
せいぎ:「前日にやって翌日気づきがち」ってことなんかな。
相澤:事実っぽいって意味では部門②が近いのかな。
まえさか:「そういうこともあるか」くらいの共感具合。
あけち:知らないー…このあるある知らないです…
相澤:仕事中かこれ?
まえさか:仕事中…!?
相澤:これ、相当仲のいいチームでやってるってことですね。
まえさか:職場環境がいいのかもしれないですね…
せいぎ:「お前動けよ~!!」みたいなノリが会社に。
相澤:仲が良すぎる。
せいぎ:仲が良すぎる。
相澤:仲が良すぎるのでこれは選考外です。
まえさか:こんな仲のいい職場は存在しない。
相澤:ないです。
あけち:嘘をつくな。
まえさか:仲良すぎ。
相澤:職場だったらもうちょい手前のボケするだろ。
せいぎ:でも確かに職場あるあるってネガティブなニュアンスを含むあるあるが多い気がするからこういうポジティブなあるあるはリアリティが無いのかもしれない。
あけち:確かに…「部長にガミガミ言われて喫煙室で愚痴を言う」みたいな。
せいぎ:数ある企業の中でホワイトな企業がマイノリティな存在だから、あるあるが生まれにくいのかもしれない。
あけち:ネガティブな方があるあるとして面白いんでしょうね。
せいぎ:こんな社会に誰がした。
まえさか:というか、ボケとはいえ職場でジーっとしちゃダメですからね。
あけち:これはなんか、結構よくある感じじゃないですか?
相澤:あんまり興味ない、とりあえず付けてる番組とかね。
せいぎ:普通にあるあるとして精度が高い気がする。
まえさか:高得点な感じはするなぁ。
あけち:でも、絶対ってわけじゃないですよね。例えば「水曜日のダウンタウン」とかだったらCM終わったら見ちゃうじゃないですか。
相澤:うん、そうそう。
あけち:番組によりけりなところが「60点くらい」だなって感じします。
相澤:今だったらTwitterで番組実況とかもあるからスマホいじることもあるけど、それすらしない番組だったら…
まえさか:必ずしもではないけど、番組次第ではあるある。
相澤:これは部門①かな…
せいぎ:番組への熱量によりますね。
あけち:これは…あるあるとしてメジャーな気がします。
せいぎ:100点のあるあるではないけど、普通に80点くらいのクオリティ。あるあるとしてちょっとストレート過ぎる気がする。
相澤:ちょっと点数が高すぎる。
あけち:高すぎて選考外。もったいない。
相澤:あるあるの王道だなー。「コンビニで傘を買ったら雨が上がった」の仲間。
あけち:…ふと思ったんですけど、気候関連のあるあるって結構多いんですかね?「寒いと思って着込んで出かけたら暑い」みたいな…
相澤:まあ「雨女」「雨男」みたいなのも言ってみればあるあるだからね。
まえさか:これは選考外ですかね?
せいぎ:良すぎるって意味で選考外。ここでは高クオリティは求められてない。あくまで「60点くらい」。
まえさか:???
相澤:ジャックハンマー?映画のタイトル?
せいぎ:確か「バキ」のキャラクターですよね、ジャックハンマーって。読んだことはないですけど…
相澤:調べてみたらニコニコ大百科の「ジャック・ハンマー」の記事が見つかりましたね…えーと。
せいぎ:あー、なるほど。
相澤:制御できないから自殺したと…
あけち:確かに自殺するほどのことではないですよね。むしろ対処法を考えるべきだった。
せいぎ:対処法て。
あけち:この博士は本来ならジャックを弱くする方法を考えるべきなんだと思います。それなのに自殺して責任逃れしてしまっていることに対して、この方があるあるを通してツッコミを…
せいぎ:多分だけどその話、読者の中では議論され尽くされてると思う。
まえさか:つまりこれって漫画のワンシーンに対するツッコミってことですよね?
例えば「ONE PIECE」で言うなら、ルフィを守ってシャンクスが腕を失うシーンがあるじゃないですか。
せいぎ:「腕が!!!」っていう、あのシーンね。
まえさか:あのシーンも読者的には「シャンクス、あんなに強いのに何で腕取られたんだ?」みたいなツッコミ所があるんで、つまりそれのバキ版ってことですよね。
せいぎ:これ「バキ」読んでる人だったら滅茶苦茶面白いんだろうな…
まえさか:読者だからわかるツッコミ所としてのあるある、というか。
せいぎ:というか男4人おって「バキ」一人も読んでないの、ちょっと珍しい気がする。
あけち:徳川”光成”…?
せいぎ:光成って徳川何代目将軍?
あけち:三代目とか…!?
(「徳川光成」で検索…)
せいぎ:いや、これもバキじゃねえか!!!
相澤:バキ、好きなだけだろ!
せいぎ:「60点くらいのバキあるある」だ。
あけち:普通に徳川十五代将軍にいそうな名前ですよね…
まえさか:いるんだろうなと思った。
せいぎ:なんか図らずも「バキ、好きな人はめっちゃ好きだけど、見ていない人は全くわからない」というあるあるが生まれてしまった感じが…
あけち:これは今回は選考外ですね…
まえさか:ただ、このレベルのあるあるをたくさん持ってるならバキあるあるとしてしっかりとしたネタは一本作れると思う。
せいぎ:特定層に向けたネタは結構強みがあるからね。
相澤:はっはっはっは!!
まえさか:ああ、まあ、そうだなー。
相澤:そうでしょ。
まえさか:やってる人は見たことないな。
せいぎ:ここのメンバーは東方シリーズは皆知ってる?
あけち:いや、僕知らないんですよ。
せいぎ:あ、そうなんだ!
あけち:知らないまま、ゆっくり解説は見てますね。
相澤:両サイドにいるやつが東方のキャラクターなんだよね。
せいぎ:博麗霊夢(はくれいれいむ)と霧雨魔理沙(きりさめまりさ)ね。
まえさか:あれが確かフリー素材だから色んな動画で使われてるんでしょうけど、元ネタは知らない人が多い。
相澤:音MADくらいは見たことがあるけど、本物は見たことがないみたいな人はかなり多そう。
まえさか:これどうなんだろう。個人的には滅茶苦茶あるあるだったけど、そもそも「東方シリーズ」という物がわからない人にはそもそもあるあるとして明確には伝わらないだろうなって気がする。
せいぎ:ゆっくり解説も言ってみれば狭いコミュニティの中で色んな人が見てる感じはあるかも。そういう意味では部門③なのかな。
相澤:俺は②かなぁ。「あるある」と言えば「あるある」。
相澤:これもなんか「ザ・あるある」って感じがするな。
あけち:これって「あるあるだよね!」って思われる言い回しがあるんですかね?白菜の漬物買ったことないけど「あるある」って思っちゃいます。
まえさか:想像が容易過ぎても「60点くらいのあるある」にはならないのか。あまりにも情景が浮かびやすい。
あけち:なんか「そうなんだな」って思っちゃいます。
まえさか:経験ないけどわかる。
相澤:多分あるあるとしては相当完成度が高い。文章的にもわかりやすい。
せいぎ:あるある感度が高過ぎるんだろうな。ちゃんと蓋開けたら容器のふちがびちゃびちゃなのが頭の中でイメージできる。
あけち:そういう事ですよね。
まえさか:いいあるある。
相澤:めちゃめちゃいいあるあるです。
せいぎ:然るべき場所で披露してほしい。
相澤:あるあるとして100点に近い。
まえさか:本来なら優勝候補。
相澤:ちゃんとしたあるあるの大会なら決勝に駒を進めてる。
せいぎ:でも今回は「60点くらいのあるある」を決める場所だから。
相澤:M-1の決勝にテツandトモが出てきた時と同じことが起こっている。「お前らこんなところに出てくる奴じゃねえよ」って。
まえさか:なんかありそう。
あけち:あるあるの構文みたいな書き方にはなってる気がします。
まえさか:言われてみれば「あるんだろうな」っていう感じはする。
あけち:「あるんだろうな」となっちゃう。
まえさか:これと似たようなことは間違いなくどこかで経験してる。
せいぎ:これ褒めてるんですけど、理解はできる上でこのあるあるを聞いた時に強い感動がないですよね。
相澤:「60点くらいのあるある」としてはかなり理想的な内容になってるのかもね。
まえさか:「100点のあるある」として出すと弱いけど…
相澤:言われた後に「ああ…」とは思うけど、同時にちょっとモヤっとする。
一同:(笑)
まえさか:スッキリはしないけど…
あけち:モヤっと感が丁度いい。
せいぎ:「60点くらいのあるある」は聞いた時にモヤっとする、と。
相澤:なんか掴めてきたな、「60点くらい」の感覚。
せいぎ:えーと、ここからは何個か匿名希望の方のあるあるが続きますね。
まえさか:あー…
せいぎ:つまり、この人はこういう口実で行かないようにしてる、と…
相澤:うん…
まえさか:でもこれって「行けたら行く」の本来の使い方を言ってるだけですよね。
「絶対行かないやつ」っていうあるあるが生まれたのは「行けたら行く」って言った人が本当に行かないからなんで、これ「口実」というか「事実」ですよね。
せいぎ:ふっふっふっふ…(笑)
相澤:確かに…(笑)
まえさか:マジの「ただの事実」、「裏の裏」みたいな言い回しになってるけど、一番シンプル。
せいぎ:結果として裏をかいたつもりで表になってる。
まえさか:行かなくていいように「行けたら行く」って言ってるわけで、そういう事例が定着したからこそこのあるあるが定着したというか…
せいぎ:「行けたら行くって言うやつ、絶対来ない」っていうあるあるのエピソードゼロ。
せいぎ:はっはっはっはっはっはっは!!!!!
まえさか:一番気持ちいいよそりゃ。
相澤:「そりゃそう」過ぎる。
せいぎ:はっはっはっはっはっはっは!!!!!
まえさか:事実過ぎる。
せいぎ:つ、続けていきますよ…
せいぎ:ダッヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!!!
相澤:いい加減にしろ。
まえさか:マグマは熱い…事実だけども…(笑)
相澤:「事実」というか「そういう風に聞いてます」じゃないの。触って確かめたことはないけど。
まえさか:そう聞いているもんな俺ら。
相澤:固まっても内側が熱いと聞いてるよ。
あけち:そうですね。
せいぎ:これ何??「マグマは熱い、ってただの事実だろ!」っていう反論に対して「じゃあマグマ触ったことあるんですか?」っていう悪魔の証明??
まえさか:悪魔の証明…(笑)
せいぎ:だとしたらよく出来てるよ。
相澤:最悪の一休さんだ。「それではお殿様、マグマを触ってみてください」「う~ん、これは一本取られた!」っていう。
まえさか:取られてないから。
相澤:急にどうした。
まえさか:急にしっかりしたあるある。
相澤:なんで急に仕上げてくるんだよ。
せいぎ:でもこれは凄くわかるなー!!
相澤:「これ熱すぎないか?」と思って途中で開けちゃったり。
まえさか:「残り数秒なら変わらないでしょ」と思って開けちゃうとか。
せいぎ:俺さ、最後温め終わった後に鳴る「プァーン、プァーン」みたいな音がなんか苦手で。あれ鳴る前に開けちゃうな。
相澤:逆にあるあるとして点数が高すぎるな。
まえさか:この人、丁度60点がない。
せいぎ:これはクオリティが高過ぎましたね…
あけち:はい、というわけで…これらのあるあるは僕が出したあるあるでした。
一同:お前かい!!!
せいぎ:匿名希望お前かい!!!
あけち:全部外されました。
まえさか:大丈夫?向いてる?この企画…
相澤:だいぶ感覚がズレてる。
あけち:それこそ「マグマは熱い」全否定でしたね…
相澤:そりゃ全否定だよ。
まえさか:何にでも使えちゃうから。「氷は冷たい」とかでもいけるから。
せいぎ:という訳で、匿名希望(あけち)さんの投稿でした…続いてはこちら。
あけち:え~…
まえさか:あー、でも俺はわかる。こういう言い方ではないけど、何か喋りながら家の中入るみたいなことはする。ちょっと不安だから。
相澤:気持ちはわかる。
あけち:でも実際に声には出さないんじゃ?
相澤:これは部門③かな。やったことはないけどその気持ちはわかるというか…
相澤:そんなことはないよ。
まえさか:考えすぎだよ。
相澤:考えすぎです。
せいぎ:まあハゲいじりっていじりの中でもセンシティブな部類だからね。
まえさか:信頼関係がある人じゃないとできないから。
あけち:「収集つかんかな?」がよくわからない。
相澤:何でそう思ったんですか…?
まえさか:でも、いじりの難しさは表現できているかな。
せいぎ:か、悲しい人生…
まえさか:あるか…これ?
せいぎ:節目節目で!?
相澤:でも多分、自転車をよく盗まれる人はそう思っちゃうんだろうね。
まえさか:むしろ「自転車盗まれた」っていうイベントが忘れられない出来事としてちょっとした節目になっちゃうんでしょうね。
あけち:多分「黒色の自転車盗まれた時には俺は会社で昇進して…」みたいに、自転車の特徴とセットで人生の区切りを覚えてるんでしょうね。
まえさか:別に節目だから盗まれてるわけではないだろうけどね。気のせい。
相澤:でもあるあるっぽいと言えばあるあるっぽいけどね、「そんなことはないけど思い返せばそういうタイミングで」みたいな…
まえさか:捉えようによっては「雨男」とかも思い込みみたいなものだから「節目で盗まれる」みたいな思い込みもあるあると言えるかもしれない。
相澤:それの共感度合いを下げることで、結果として「60点くらい」としての解像度を上げている。より狭くすることで照準を合わせてる。
まえさか:敢えて共感の幅を狭めることで今回のあるあるに丁度いいあるあるにしているっていうことですかね。
せいぎ:前2つも「60点くらい」になるように、高クオリティのあるあるをチューンアップしてる…ってコト!?
まえさか:かなりの高等テクニックを使ってる。
まえさか:この企画に対して言ってるんですかこれ?
相澤:「感想」ですよね、これ。
せいぎ:この記事の〆の言葉だよ。
まえさか:趣旨をしっかり理解している。
あけち:この人やっぱり、調節をちゃんと「60点くらい」に合わせてやってるんですね。
せいぎ:調整は見事。でもあるあるではないから選考外です。
せいぎ:名前に合わせてポケモンのトランセルのあるあるだ。
相澤:これ、ポケモンやっている人ならまあわかると思うんだよね。
相澤:キャタピーから進化させたトランセルはちゃんとバタフリーまで育てると思うけど、おそらくこのあるあるにおける状況だとバタフリーはもう野生のやつを捕まえていてキャタピーから育てる必要が無いんだと思う。
だから図鑑埋めの為だけにトランセルを捕まえる必要があって、とはいえ育てる必要はないから、モンスターボールに入れて一生そのままになる、と。
まえさか:なるほど。ポケモンやってる人ならわかる、と。
相澤:やってる人ならわかるあるある、その中でも「60点くらい」。
まえさか:取り立てて言うほどではない。
相澤:俺は部門③かな。
まえさか:俺は②かな。聞いた上で感動は少ないから。
まえさか:あ~…
あけち:これ、ちょうど60点じゃないですか?
まえさか:絶妙に触れずらい感じが…
せいぎ:「ついやっちゃってる」感はある。
まえさか:感動の薄さも丁度いい。「確かにそうだろうな~、そういうところもあるだろうな~」と思うくらいの感動具合。
せいぎ:このあるある、問題提起なんですかね。「ちゃんと分けましょうね」っていう。
あけち:環境あるある。このままポスターに載せてもいい。
まえさか:「分別完璧にこなせてる人、そんなにいない」みたいなことなのかな。そう考えれば確かにあるあるかな…
せいぎ:…えっ、そんなんあるの!?
相澤:そうなんだ!?
まえさか:俺も知らなかったけど、だからこそバズってないってことですよね。SNSには挙げられないから我々は知らないってことでしょうし。
せいぎ:調べてみたらちゃんとそういうサイトが出てきました…
あけち:ここで自分の写真を使って、あのCMが作れるんですね…!
まえさか:こんな面白そうな企画なのに知られてないのか…
せいぎ:ちょっと作ってみましょう。
せいぎ:おー!曲の種類も結構ある!ちゃんとそれっぽい!
あけち:メッセージも色々ありますね。
相澤:でもこれをSNSでは使えないみたいなルールがあるのか、著作権とか…
せいぎ:確かにSNSに挙げられないの残念だな…
相澤:結婚式のムービーとかにしか使えない。
せいぎ:俺も作ってみよう。
相澤:むしろ、これを記事で紹介した方がいいんじゃないの…?
まえさか:たしかに有益な情報ではある。
せいぎ:これはこれで別のプロセスでバズってほしいな。というか色んな人に知ってほしい。
※作成した動画はこちらでは公開できませんが以下にサイトのURL貼ります。
皆様もご自分のスマホに入っている画像でぜひオリジナルCMを作ってみてください!
せいぎ:さて、CM作成も挟んで、続いてのあるあるはこちら。
せいぎ:あー、シークバーね。
まえさか:まあ、無くはないか。
あけち:確かにちょうど「60点くらい」の感じがしますね。
まえさか:ちょうどスッキリしない気持ち悪さというか、モヤモヤした感じが「60点くらい」にかなり近いかも。
相澤:いい意味でモヤっと感がありますね。
まえさか:いい意味、いいモヤっと感。
相澤:これ、もっとスマートに表現するなら「少し巻き戻したいときに限って広告が表示される」みたいに言えるんですけど、敢えてそうは書かない。
まえさか:わかる。これは表現も意識した、いい「60点くらい」。
あけち:綺麗な「60点くらい」。
せいぎ:なんかこのあるあるの感じ、「らき☆すた」で観たことあるな。
相澤:「らき☆すた」ってこんな感じなのか…
せいぎ:登場人物にオタクがいるタイプの日常系4コマのパンチライン。
まえさか:なんかこう、スッキリはしない感じがちょうどいい。
あけち:うわ~ってなっちゃう、モヤっとする感じ。
相澤:背中が痒くなる。
せいぎ:ちょうど「60点くらい」のあるあるは、なんか痒くなる…?
相澤:イーッてなる。
あけち:ウゥッってなる。「そうなんやけど!そうなんやけど!」って。
まえさか:シャワー浴びたくなる。
せいぎ:誰もスッキリとしない感情を抱えている…これが「60点くらい」のモヤモヤ感なのか…
相澤:上手いなこの人。
せいぎ:「60点くらい」の攻め方が上手い。
まえさか:「無くはないよね~」ぐらいのあるあるだなぁ、「うん…まあ…」というか。
せいぎ:「ただの事実」と言うほど定着はしてないし「あるある」と言えば「あるある」だけど…みたいな微妙さが上手く表現できている。
まえさか:経験したことある人でも「あるある!!それめっちゃあるよね!!」とはならないライン。スッキリはしない。
せいぎ:その経験あったとて、聞いた時にモヤっとする。それが「60点くらい」。
まえさか:これは真っ直ぐななあるあるだな。
相澤:ちゃんとした麻雀あるある。
まえさか:「〇〇な時に限って~」みたいなシチュエーションはあるあるネタではよく見かけますね。
相澤:あるあるの常套句だね。
あけち:「〇〇な時に限って~」で言えば「わからない時に限って授業で当てられる」とか「宿題やろうと思った時に親から宿題やれと言われる」みたいなあるあるがありますよね。
なんというか「〇〇に限って~」という言い回しによって、あるあるっぽさが増強されている感じがします。
相澤:「〇〇な時に限って~」で60点くらいを狙うならかなり低いところから考えないといけない。
まえさか:シチュエーションはかなり限定的でないと難しそうですね。
せいぎ:シチュエーションという意味では「麻雀」というテーマはかなり広いもんね。
まえさか:このあるあるについては麻雀経験者の自分としても、普通にあるあるだなって感じですね。
せいぎ:まあこれはあるあるとしては普通に「あるある」と。
あけち:あー、上手いですね。
せいぎ:これはわかるなー…
相澤:これもあるあるとしてわかる内容だけど、スッキリはしない。60点ぽいな。
まえさか:絶妙だなこの人、本当に「60点くらい」のクオリティ狙うのが上手い。
せいぎ:確かにエアコンの除湿モードって「除湿という名の送風」みたいなところあるもんな。
まえさか:期待しているものは除湿モードでは得られない。
相澤:カラッとしたぞ!と言う感覚はないな。
せいぎ:俺の家、エアコンの真下にテレビ台を置いてるんだけど夏場めちゃくちゃカビ発生するんだよね…
あけち:ええ…
せいぎ:正直、なんとなく感覚的に除湿モードにしてるだけみたいな。
まえさか:俺の家には除湿器があるんですけど、使ってるとタンクにどんどん水が溜まっていくんですよね。それを見ると「除湿されてるんだな」って実感できるんですよね。
あけち:あー、なるほど!
まえさか:除湿モードだとそういう目に見える形で実感できないから、なおのこと意味ないって思うのかも…
せいぎ:「みじめさ」…
相澤:「みじめさ」…
あけち:これ別に「1年くらい経ってる」で良かったのに…
まえさか:「みじめさ」
せいぎ:やめてくれ…
まえさか:「歳を負うごとに1年が早くなる」みたいなのと同じやつですよね。後悔先に立たずというか。
せいぎ:やめてくれ…
まえさか:これは皆に刺さりすぎるな。
せいぎ:やめてくれカカシ…
相澤:はははは…これはいいなあ。
せいぎ:これは「いいあるある」なんだよなあ…ただ「60点くらい」ではない…!
あけち:想像もしやすいし…あるあるとして良すぎる。勿体ない。採用できないのが悔しい。
まえさか:海外製の缶詰の汁、なんとなく飲みたくないってのはあるし。
せいぎ:場所によっては水悪いかもなっていう懸念もあるし。
あけち:これはちゃんとしたあるあるとしてまとめてもらうべきあるあるですよ。
まえさか:ちゃんと聞いた時に感動もあるし…
せいぎ:この企画で求められてるの、つまり「ボールラインに投げること」なんだよな、多分。
相澤:ストライク出したらダメなんだよな。
あけち:「ギリ振っちゃう人もいる」くらいのあるあるが求められてる。
あけち:フィナンシェってどんなお菓子でしたっけ?
せいぎ:長方形のパウンドケーキみたいな洋菓子。
あけち:あー、はいはい!あれですね…!
まえさか:まあ、このフィナンシェみたいなことだと「想像を毎回超えてくる」みたいなのは確かになんかあるな、と。
せいぎ:「思ったよりも」みたいな?
まえさか:大学時代、頭が薄い教授がいたんですけど、自分の脳内では「頭が薄い」ってちゃんと理解しているんですけど、授業に行く度に毎回想像よりもハゲてるなって思っちゃって…
相澤:(苦笑)、わかってるけど超えてくるっていう…
まえさか:脳内の像よりもやっぱり薄いなっていう、それと同じかなと…
相澤:多分今は共感し得ないけど、実際にフィナンシェが出てきた時には「あ、そういえば…」みたいに、遅れて思い出すんじゃないかな。
あけち:「そういえばバターの風味で美味しかったよな~」って食べたら「うわ~思ったより風味強~」って思うような。
まえさか:この人と同じ状況になったら初めてわかる気がする。
相澤:かなりいい線はいってる気がする。部門で言えば②かな。
せいぎ:「うん…まあ…」っていう。
相澤:今はまだわからないけど、いずれわかりそう。
一同:ああー!
せいぎ:ハハハハハハハハハハハハ!!!!!
まえさか:うん、いらないよ!!
せいぎ:いらないいらない!!
相澤:いらない!
あけち:あ~悔しい!!面白過ぎる!!!クソ~!
相澤:「3」でいいんだから。
まえさか:「軽い・普通・重い」でいいんだから。
あけち:これネタとして採用できますよ!!
相澤:強すぎる。強すぎて草。
まえさか:でも本当にそう。実際持て余すんだから。
相澤:あー、これはいいラインじゃないですか?
まえさか:普通にあるある、でも「めっちゃあるある!」ではないかな。
せいぎ:普通にうまいけどねっていう。でもまああるある言うほどでもないかなっていう。部門なら②かな。
相澤:ハハハハハハハハハハハハ…
せいぎ:確かに…!
相澤:これは普通に「やられた!」って思っちゃうな。
まえさか:部門①だとしたらよく出来過ぎている。確かに言われるまで気づかなかったけど、それと同時に気づいた時の感動がデカい。
せいぎ:一言ネタとして採用できるクオリティ。
あけち:一言ネタとして使ってください。
まえさか:感動が強すぎてもダメなのか…
せいぎ:それではこちらの方からは最後の投稿…!!?
せいぎ:ヒードイなこれ…(笑)
まえさか:こんなん「マグマは熱い」とおんなじですよ。
あけち:「マグマは熱い」構文。
まえさか:雑にすればいいってもんじゃない。
せいぎ:動物園近くに住んでる人あるあるなのかもしれない。
まえさか:これも見せ方次第なんじゃないですかね。例えば「車を運転していて変なにおいすると思ったら大体動物園がある」みたいにすれば…
あけち:あー確かにそれなら上手い!
まえさか:それを全部端折って「動物園は臭い」って出すのは「60点くらい」ではない気がする。
せいぎ:というかちゃんと怒られるよ、動物園サイドから。
せいぎ:う~ん、まあ、あるあるなのかな…
まえさか:まあ、兄弟間におけるあるあるってことですよね。
せいぎ:言うてコントローラーだけ持っていくってある?
相澤:いや、結構あったよ小学生の頃とか。64だと大体1家庭2本までしかコントローラー持ってないから4人対戦したい時にそれぞれ1個ずつ持ち寄るのはある。
まえさか:意外と丁度いい所を突いてるのかもしれない、「60点くらいのあるある」として。
あけち:兄弟いない人はピンとこないし、兄弟いても64持ってない人はわからないし…
相澤:ただ「コントローラーなくて64が出来ない」ってことはあまりないと思うのよ、大体の家庭は2本コントローラーあるから。
まえさか:あるあるっぽい形にはなってるけど言うほど起こらないよっていう。
相澤:ただ64持ってて対戦ゲームを持ってないってこともあんまりないと思うから「対戦できなくて怒られた」みたいなのはあるかも。
せいぎ:なるほど。
相澤:これもまた「巨人のドシン」しか持ってないとかなら話は別だけど…
まえさか:懐かしいな、巨人のドシン。
あけち:なんていうか、レベル高い「60点くらい」の出し方になってますね。
相澤:色んな要素に掠った結果、総合的に「60点くらい」をたたき出してる感じかな。
せいぎ:んふふふふふ…(笑)
まえさか:「Tシャツあるある」か、コレ!?
あけち:「眼鏡あるある」にすべきでしょコレ!?
まえさか:「眼鏡あるある Tシャツで拭きがち」ならわかるけど!
相澤:アッハッハッハッハ…!!
まえさか:眼鏡あるあるとしては王道だけど、Tシャツあるあるとして考えると点数低いな…!
あけち:絶妙に気持ち悪い…!なんかモワァっとする…!
まえさか:これを意図してやってるなら結構凄いですよ…!
相澤:これは…部門③かな…「俺の中ではTシャツあるあるなんだよ」という意思は感じる。
まえさか:本人にとっては「Tシャツあるある」なんだろうな。
せいぎ:お題をすり替えることで点数を下げてるんだな。
まえさか:起きてる事象はありふれてるけど…
あけち:タイトルの出し方で「60点くらい」にしてる。
まえさか:「眼鏡拭き”にも”なる」って凄いな…
相澤:それでいて「60点くらい」。
まえさか:テクニカルな「60点くらい」の出し方。
相澤:「60点くらい」への持っていき方に個性が出るな。
まえさか:尿意あるある…
あけち:「尿意あるある」って部分が一番面白いかも。
せいぎ:そもそも「尿意あるある」がテーマとして「60点くらい」みたいなところあるよ。
あけち:でも「通り過ぎた途端に」って言われると微妙な気が…
相澤:「あの時に行かなくて後悔した」みたいなことはあるかも。
まえさか:「行くか迷って~」とか。
せいぎ:近いことで言えば、俺は「冬の時期、バスや電車に乗った瞬間便意が来る」みたいなことはよくあるかな。外と社内の温度差もあると思うけど、心理的な思い込みというか…
まえさか:「ここからしばらくトイレできない状況になるぞ」ってわかった途端にしたくなることはあるかも。
せいぎ:まあ、あるあると言えばあるあるかもしれない…
せいぎ:さて、あるあるも残り僅かとなりました。
あけち:ようやく終わりが見えてきた。
せいぎ:残りのあるあるは全て「宮城県 29歳 常駐焼酎さん」からの投稿になるんですが…
あけち:ですが?
せいぎ:実はもう、この「常駐焼酎」さんの正体は知っておりまして…
まえさか:…あの、もしかしてさっきの匿名希望と同じ「品評会メンバー側に」のパターンですか?
せいぎ:うん、その通り。というかそもそも…
せいぎ:この人、俺の目の前で「常駐焼酎」としてあるある投稿してくるんだもん。
あけち:最早隠す気すら無かった。
まえさか:みんな普通に投稿してるんだな、俺も投稿しておけばよかった…
せいぎ:清々しい程のマッチポンプ。
せいぎ:あと何でこんなに笑顔なんだよ。
まえさか:まあでも、あくまで品評はフラットな視点で行うってことですよね?
相澤:それは勿論、「相澤和也」と「常駐焼酎」は切り離して評価しますんで。
まえさか:今までのあるあるを踏まえた上で客観的に品評してもらいましょう。
せいぎ:相澤とあけちは記事内でしっかり明記するからな…という訳で常駐焼酎(相澤和也)のあるあるはコチラ!
あけち:わかんないですー…わかんないですー…!
まえさか:言葉足らず過ぎる。
あけち:「スピードタイプのゴリラ」が、何!?
相澤:早い、早いゴリラ。
まえさか:「ゴリラって意外と素早いよね」みたいなことですか?
相澤:みんなパワータイプだと思い込んでるけど、意外とスピードの面もあるよっていう…
あけち:じゃあどうしてそれを書かないんです…?
せいぎ:まあでも確かに、ドラミングしながら動いてるところとか意外と勢いあるから、そういう意味ではスピードタイプなのかもしれない…?
相澤:いや、べつにそういう訳じゃ…
せいぎ:えっ、違う!?結構移動スピード早いよ、あの時!?
まえさか:あれ見て「スピードタイプだ」とはならないような。
あけち:あれこそパワータイプだと思います。
せいぎ:援護射撃撃ったつもりだったのに…
相澤:普通に走ってるところを見てスピードタイプだなって…
あけち:だったらそう書かないとわからないですって!
せいぎ:受け取る側に委ねすぎている。
まえさか:これは点数が低すぎる、選外だ選外。
あけち:これはうまいと思います!
まえさか:普通にいいあるある。
せいぎ:本ネタに採用してください。
まえさか:いいあるあるだけど今度は点数が高すぎる。誰もがその情景を想像できちゃうから。
まえさか:あ~…
あけち:これはちょうど「60点くらい」なんじゃないでしょうか!?
相澤:うん、我ながらこれは丁度いいと思う。
まえさか:わからんでもない、確かに「刺さっちゃうかも…」という意識は生まれるかも。
あけち:これを言われたら。意識してしまって緊張するようになっちゃうのかな?とは思いますね。
せいぎ:「あ~…まあ…確かに」のラインを突いている気がする。「あー!」とまではならない。
あけち:はい、やりました。やりました完全に。
まえさか:いつ思うんだよこれ。
あけち:やりましたね?やりましたね、これは?
相澤:「不摂生」って言う時に頭の中で「あれ?オデッセイ…?」って。
あけち:「不摂生」から繋がりませんよ。
まえさか:言われてみれば似てるけど。
せいぎ:でも「言われてみれば」って思うなら60点のラインは満たしてるんじゃ?
まえさか:でもあまりにもそのまんま過ぎて「事実」な気もする。
相澤:「オデッセイ」というワードに普段どれくらい触れているかで分かれる。
まえさか:似てる言葉なら全部韻踏めちゃうし…「似てる気がする」ならまだいけるかもしれないけど。
あけち:「気がする」じゃなくて「似てます」だから選外ですね。
まえさか:あ~…!
あけち:これもうまい…!
せいぎ:これはわかる…!
相澤:「大盛り」を振り切るエネルギーが僅かに発生する。
まえさか:確かに「どうしよ!?」っていう考えは一瞬よぎる。
せいぎ:コンマ数秒の逡巡が起きる。
まえさか:これは「60点くらい」。
あけち:「力が入る」という盲点を突いてきましたね。
せいぎ:いい「60点くらい」だった。
せいぎ:…はいという訳で、全ての「60点くらいのあるある」が出揃いました!皆さんお疲れ様でした!!
相澤:はい。
あけち:お疲れ様でした。
まえさか:終わったという感動がない。これが「60点くらい」なのか。
せいぎ:それでは、この中から各部門ごとに最も優れたあるあるを3つ選びたいと思います!
熾烈を極めたというほど激戦ではなく、メンバー全員がなんとなくモヤっとしたものを抱えながら進んだ品評会。
何とも言えない、ズバリ「60点くらい」クオリティのあるある…
あるいは、今回のテーマにおいては高クオリティ過ぎるが故に「思てたんとちがーう!」と跳ね除けられてしまったあるある…
はたまた「それは本当に違う」として「事実」の烙印を押されてしまったあるある…
これらのあるあるの中から、最も「60点くらい」のあるあるとして選ばれるのは、一体どのあるあるなのか!?
それでは早速、「MV60(モスト・バリアブル・60点くらい)」の選考に移りましょう!!
<MV60(モスト・バリアブル・60点くらい)選考開始>
せいぎ:…はい。それでは、最も優れたあるあるを決めていきたいと思います…
品評会の皆さんには、今回の品評会で出てきたあるあるの中から、各部門ごとに最も優れたあるあるを一つ挙げていただき、その中から最も優れたあるあるを話し合いにより決めたいと思います。
ではまず最初は、部門①「言われてみればあるあるかも部門」の発表から参りましょう!
部門①:言われてみればあるあるかも部門
指摘されるまでは気づかなかったものの、気づいたとて大きな感動もない「言われてみればあるあるかも部門」。
品評会メンバーを最も「あー…確かに…言われてみれば…」と唸らせたのはどのあるあるなのか。
せいぎ:それでは順番に発表していただきましょう。まずは相澤和也さんから!
<選考理由>
相澤:構成するパーツの一つ一つにはあるあるとして思い当たる節があるけれど、全体的に見るとそれほどクオリティの高さは見いだせないところが丁度いい。
「コントローラー持ち寄る」はわかるけど「兄貴に怒られる」はピンとこない。言われた時に情景は浮かぶけどしっくりとはこない、そんな部分を評価しました。
<選考理由>
あけち:言われてみればそういうこともあるかもな~という気はしますけど、これってあくまで「自転車盗まれる」という事実が先にあるのを、この方が後から「人生の節目」として捉えてるんじゃないかと感じたんですよね。「ニワトリが先か、卵が先か」みたいな。
この人の考え方次第だな、っていうところがちょうど「60点くらい」だなと思いました。
<選考理由>
まえさか:「言われてみれば」という点を評価しました。
「確かにそうだな」とは思ったけど、気づきに対して感動が少ない点が「60点くらい」なのかなと思いました。
<選考理由>
せいぎ:実体験も含めて脳内での想像のしやすさ、想像の範囲外から放ってきたという絶妙な「言われてみれば」感、それに反する感動の薄さを評価しました。
あけち:これ、2票入ったってことは決定ですか?
せいぎ:いや、折角だから少し話し合いたい。
まえさか:この中だとNo.34もいいと思いますね、少し悩みました。
せいぎ:うん、確かにNo.34のあるあるは情景が浮かぶ。だけど意外とリアリティは薄い気がする。
まえさか:あー、言われてみれば確かに。
せいぎ:なんというか一つ一つの要素が美しすぎる気がする、あるあるの不気味の谷現象が起こっているというか…
相澤:ある程度のラインを超えると違和感が出るってこと?
せいぎ:そんな感じかなと。
相澤:解像度が高過ぎると逆に共感できなくなるのか…
まえさか:「凄いの来そう」だもんな、この形式だと。ちょっと肩透かし感がある。
せいぎ:あけちが選んだNo.18は個人的には部門③としての要素が強い気がする。
あけち:個人的には「惜しい」という印象が強くて、このあるあるを選びました。
まえさか:俺も部門①寄りの部門③かな。言われてみればそういう人もいるんだろうけど、個人の感情が大きい印象もある。
せいぎ:となるとNo.34かNo.26か…。
あけち:でも、No.34のあるあるは色んな要素を組み合わせて「60点くらい」にしている感じがしますけど、No.26のあるあるは「除湿」というワンテーマで戦っているところが好感を持てます。
せいぎ:一撃で仕留めようとしている点がいい、と?
あけち:「60点くらい」としての本気ぶりを感じます。
せいぎ:そう考えると、No.26のあるあるは手数の多さが正義とされていたかつてのM-1グランプリに一石を投じたスリムクラブのようなあるあると言えるのかもしれない…
あけち:それはわからないです。
相澤:スリムクラブのテンポで60点クオリティだったらダメだろ。
せいぎ:というわけで、それでは部門①はこちらのあるあるに決定!
せいぎ:では続けて部門②「うん…まあ…あるあるだね」部門の選考に参りましょう!
部門②:うん…まあ…あるあるだね部門
それはあるあるだと言うほどのものなのか?とついつい小首を傾げてしまうギリギリ崖の上を歩くようにフラフラしたあるあるに贈られる「うん…まあ…あるあるだね部門」。
品評会メンバーに「いや…まあ…そうだけど」という感情を芽生えさせたのはどのあるあるか。
せいぎ:では今回はまず僕から発表いたします!
<選考理由>
せいぎ:Twitterという日常に定着しているツールの中でも「取り立てて騒ぎ立てる程のことでもないだろ」感が強くて良かった。とはいえやってない人には伝わらないであろうことが想像できるので「事実」という程でも無さが絶妙。
<選考理由>
まえさか:例えばこれが伝ポケ※だったら普通にポケモンあるあるとして成立しますけど、わざわざトランセルをチョイスしてまで言うことかよっていう点がいいですよね。
トランセルを使わないのは当然だから、改まって言う程ではない。その点がこのあるあるを「事実」たらしめていると思います。かといって万人受けではないというラインを評価しました。
※伝説のポケモンのこと。初代で言うならファイヤー、サンダー、フリーザー。
伝説のポケモンが捕まえられる状態の頃には他のポケモンもレベルが上がっているので出番が無かったり、そもそも対戦では使用を禁じられてるケースもあるので、捕まえた後にモンスターボールに閉じ込めたまま使わないことはポケモンプレイヤーの中ではままあることらしい。
<選考理由>
あけち:実際にそうは思わないけど、一度意識してしまったら緊張するんだろうな~という点が予測できたのでその点を評価しました。とはいえあるあるという程か?という感じもするのでその点を踏まえて部門②に選びました。
<選考理由>
相澤:確かにそうなんだけど、聞いたとて納得感はそこまでないし、一般的に意識されているあるあるという訳でもないから、そういった点がこの部門かな、と。
せいぎ:理由を聞いた上で考えると、No.20のあるあるがアリな気がしてきたな。
相澤:これは部門②の中で良いラインをなぞってますね。
まえさか:「まあそうなんだけど…」っていう。
あけち:言わなくてもいいことを言っている。
まえさか:「トランセル使わないよね」って敢えて言いたくはならない。言うまでもない感じがする。
あけち:トランセルを名指ししてるところの気持ち悪さがちょうどいい。
まえさか:「メジャーどころのポケモン、意外と使わない」ならあるあるとしてわかるんですけど…
せいぎ:部門的にも「わざわざ」っていうポイントは重視していいと思う。
あけち:わざわざ感は相当強いですよね、「なぜ?」っていう疑問が浮かぶ時点であるあるとしては丁度いい。
せいぎ:他のあるあるもちゃんと「わざわざ」感はあるんだけど…
あけち:その中でもトランセルが一際光を放っている。
せいぎ:トランセルを恣意的に切り取って「わざわざ何でそれを?」っていう感情を引き出している、これは絶妙なチョイス。
相澤:これは…決まりかな?
せいぎ:それじゃあ、部門②のMV60はこちらに決定!
せいぎ:改めてみると結構酷いこと言ってるなコレ…
まえさか:けしてトランセルを馬鹿にしているわけではありませんので。
せいぎ:それでは最後となりました!部門③「俺の中ではあるあるなんだよ」部門の選考、お願いします!
部門③:俺の中ではあるあるなんだよ部門
最早あるあるかどうかもわからないけど本人の強い気持ちは感じるあるあるに贈られる「俺の中ではあるあるなんだよ部門」。
品評会メンバーも「それって貴方の感想ですよね?」と思わざるを得なかったあるあるが、今ここに決まる。
せいぎ:それではまずは相澤さんから!!
<選考理由>
相澤:Tシャツサイドに立ってるのがとにかく強い。
「眼鏡あるある Tシャツで拭くこともある」じゃないの!?と思うけどあくまで「俺の中ではTシャツあるあるなんだよ」という強い気持ちを感じる。
「眼鏡拭きとして使ってる」という意識がちゃんとあるのが凄い。
<選考理由>
あけち:「この人の中ではあるあるなんだな」というのが非常によく伝わり、それでいてほっこりする。
「わぁ」が一番わからない。わからないのが結果として「俺の中では」感を強めている。
気持ち悪さは感じるけど「この人の中ではちゃんとあるあるとして完結してるならまあ…いいか」という気持ちに不思議となってくる。
<選考理由>
まえさか:感情が乗っているのが面白い。
わざと点数を下げようとして出来ることではないと思う。
本人が本当にそう思ってるのが伝わってくる。嘘でこれは出せない。
<選考理由>
せいぎ:「わぁ」に全てが詰まってる。
※文章だけだと冷静に品評したように見えますが、ノートパソコンのあるあるが出る度ずっと笑ってました。
相澤:これはもう…だな!!!
せいぎ:バカすぎる。
あけち:何が「わぁ」じゃい。
相澤:これは強すぎる。
まえさか:唯一「60点くらい」を下回る可能性は十分にありますけど。
せいぎ:でも「お前の考えだろ」感はかなり強い。「わぁ」に全部詰まってる。
あけち:No.35のあるあるも十分強いんですけどね。相手が悪すぎた。
まえさか:特別賞あげましょう。この方はこれ以外も全部良かった。
せいぎ:という訳で、部門③はこちらに決定です!!!
相澤:なんだよこれ…(笑)…何なんだよこれ…(笑)
あけち:でもそれを含めて「俺の中では~」感はかなり強かったです。
<総評>
せいぎ:…という訳でMV60も決まりましたが「60点くらいのあるある品評会」全体を通して、皆さんいかがだったでしょうか?
まず僕が感じたのは「60点くらいのあるある」は…見ててなんか痒くなる。
あけち:それはわかります。
せいぎ:どこかモヤモヤが残る。
相澤:でも、それでいて意外と狙うのは難しい。向き不向きがある。
あけち:あと、No.35のTシャツあるあるとかは、投稿者本人は本当に「Tシャツあるある」だとちゃんと思ってるんだと思います。「眼鏡あるある」とは思っていない。
まえさか:「眼鏡あるある」を点数が落ちるように作為的に「Tシャツあるある」にした訳ではないってことね。
あけち:意外と今回、無理やり点数を落とそうとして考えたあるあるよりも、普段から本当にやっていること・感じていることを「これってもしかして60点なんじゃないか?」と考えて投稿したあるあるの方が、結果としてちょうど「60点くらい」に合致したんじゃないかと思います。
せいぎ:一見するとテクニカルに「60点くらい」のクオリティを出したように見えるあるあるも、意外と本人はその気が無いのかもしれない。
まえさか:逆にパンチラインが強すぎる人には向いてない可能性はある。
あけち:天然で「60点くらい」を出してしまえる人の方がこのあるあるには向いていると思います。
相澤:確かに、自分で一から作ろうとしたら相当コスパが悪い。
せいぎ:なんというか、今回は「60点くらいのあるある」を通して「あるある」という概念そのものと向き合う機会になったなと思います。
まえさか:うん。
せいぎ:この場所で得られたものをちゃんと記事にして世に放ちたいと思います…まあ、ちょっと表には出しかねるあるあるも何個か来たけど…
まえさか:確かに「これをあるあると言えるわけがない」みたいなのもあったから…
相澤:人として選考外にしたものはあった。
せいぎ:それでは「60点くらいのあるある品評会」これにて終了とさせていただきます。皆様ご協力いただきありがとうございました!!
一同:ありがとうございました。
という訳で、「60点くらいのあるある品評会」いかがでしたでしょうか?
今回の品評会を通して得られた発見として一番大きかったものは、やはり
「60点くらい」という基準の中でも、天然のあるあるはやっぱり強い
ということでしょうか。
「あるあるネタ」という概念が日常生活に強く根差した存在である以上、日常のふとした瞬間に得られた知見は、時として芸に携わる人間の頭を介して考えられたネタからは生み出せないカタルシスを産み出します。
そこに今回は「60点くらい」という枠組みを加えることによって、100点を目指して頭のCPUを稼働させている時に得られない、得にも言われぬ感情が呼び覚まされました。
ちょっとモヤっとするような、背中が痒くなるような、舞台で産み出される「笑い」とはまた別の感情が揺れ動く瞬間が、あの品評会の中にはあったと思います。
我々が思っている以上に、あるあるネタという概念は多角的に感性を刺激するものなのだなと実感した次第です。
皆様も機会がありましたら「いや~さすがにこれはあるあるじゃないんじゃねえのかな~…?俺はあるあるだと思うけどな~…いや、他の人もあるあると思うのかな…?いやでもな~…」と思って披露しないまましまい込んでいるあるあるを、誰かに一度話してみてはいかがでしょうか?
そこにはきっと、どこかスッキリしないような、頭の上にクエスチョンマークが2,3個浮かび上がるような、だけど今までにない体験が待っています。
それでは、これにて記事は終了とさせていただきます。
以上、「60点くらいのあるある品評会」をやってみた、でした!
ここまで読んでいただきありがとうございました!!