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隠し通した性格が悪い裏話。・・・という話。page50

いまだに続く、2000年前後にカセットテープに録音したラジオを聴くブーム。


大量に実家から持ってきて、夜な夜な聴いていて、
もう全て聴いたと思ったら、
まだ実家に数本あって、現在延長戦です。


その延長戦にも、
自分のハガキが読まれた回がありました。






三石琴乃◎エーベルナイツⅡ 
(文化放送/2000年5月14日 放送分)



この投稿に関しては、
いまだに忘れられない、この番組をどんなによく聴いていたヘビーリスナーですら知る由もない事実があります。



番組内のコーナー
『人間向上委員会』は

当時駆け出しのおバカ声優、小林晃子さんに問題を出して、
答えさせて、突拍子もない答えや、出来ないことを面白おかしく放送するというものでしたが、


ぼくはこのコーナーに普段は問題なんですが、
10回クイズを送らせてもらったんです。


つまんないですよ、
芸がないネタではあるんですが、

まぁ、当時の声優さんがやってるラジオなんて、
これくらいで読まれましたからね・・・


あれ?ディスってる?笑

いや、でも本当にそう。
だって、中学生とかで読まれるんだから。



そこで、

『キッチンを10回言ってください。

鳥を英語で言うと?』

というのを出したんです。






で、なにが忘れられないかって、
このネタが読まれたこと。

ではなくて、

このハガキには続きがあって、


間違えたら間違えたで面白くなるだろうというものと、

もし、当てられた時用に
『(当たったら)脳の回転が遅いから出来るんですね。』

と、結果がどっちになっても良いように書いたんです。



当てられたら、これを読んでもらおうと。






実際、
書いている時は面白いと思ってやってますから、良いんですが、

ハガキを出した直後に
『あの『脳の回転の一言』は性格悪すぎねぇか?おれ』

と、家に帰る前には思ってたくらいの早い後悔のネタ。






で、運命のネタが読まれた回。






小林晃子さんは

きれいに
『バード』と答えました。

引っ掛からなかったんです。






やばい。

性格悪いの流れる。






その時のラジオの会話。

小林晃子『キッチンキッチン・・・(10回繰り返す)』

三石琴乃『鳥を英語で言うと?』

小林晃子『(間髪入れずに)バード』

三石琴乃・岩田光央『おー!!!』

三石琴乃『それは正解です!』

小林晃子『な、なんですか?な、なにがハマるんですか?』

岩田光央『チキンだよ!』

小林晃子『あぁ!!!!そっちの方がわかんなかった!』

三石琴乃『思いもしなかった?』

小林晃子『だって、ケンタッキー食べないし。』

岩田光央『君の引き出しにはなかったんだよ!』

小林晃子『良かったー!』

三石琴乃『全然逆効果よね、普通の人はひっかかるのに、こいつはひっかかんないのよー!』






めちゃくちゃ盛り上がった。






そして、
性格の悪いところは、
オールカット。

恐らく、出演者のところに行く前に消してくれたんだろうと思います。






本当にありがとうございました。

まぁ、ぼくの脳裏には残ってますが、

世間的にはここまで性格が悪いのを隠せました。

もう、今回出したので、性格が悪いのはバレましたが。



それと、
これ以降、
残るもので調子に乗ると、後々気持ちが悪いことを学びました。


本当、ラジオって偉大。


そして、
小林晃子って、素敵。
上回ってきたから。


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