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真水を飲もう

 近年、温風暖房の普及により、体が乾燥している人が増えています。冬場はもともと空気が乾燥していますが、温風暖房の使用によってさらに体が乾燥しやすくなる傾向があります。
 電気こたつや電気毛布など、体の一部だけを温める暖房器具にも注意が必要です。


 こうした暖房器具の影響で、脱水症状、めまい、頭痛、鼻づまり、蕁麻疹、肌の乾燥などの不調が起こることがあります。
 さらに、気管が過敏になったり、体温調整機能が乱れることで腎臓に負担がかかる可能性もあります。


特に冬は、体が最も乾燥する季節です。

 乾燥を防ぐためには、真水を少しずつ事あるごとに飲むことが重要です。
 お風呂に入りながら少量ずつ水を飲むのも効果的です。
 水分補給は、がぶ飲みするのではなく、少量をゆっくり飲むことで体に吸収されやすくなります。
 水分量を多く取れない場合は、すぐに水を飲み込まず、とろみがつくまで口の中に含んだままにするのがお勧めです。


 このような方法で、水が体に染み込む感覚を意識することで、心身の感覚が研ぎ澄まされるでしょう。


 さらに、目や首、肩、肩甲骨などの上半身を緩め、腰や足首を引き締めておくことで、水分を効率よく吸収できる体に整えられます。


#冬の養生法
#1月
#白版

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