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【遊戯王MD】炎の剣士とBK
BKこと「バーニングナックラー」と今回追加された「炎の剣士」新規の相性が思いの外よかったため、是非とも全国5000万人いるBK使いの皆さんに知らせたいと思い、筆を執ることにしました。
1.デッキ構成
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メインデッキ
・焔聖騎士ローラン×1
・焔聖騎士リッチャルデット×1
・増殖するG×3
・飛龍炎サラマンドラ×1
・灰流うらら×3
・BKグラスジョー×1
・BKスパー×3
・BKスイッチヒッター×1
・BKアッパーカッター×3
・BKチーフセコンド×2
・BKプロモーター×3
・闘炎の剣士×2
・増援×1
・焔聖剣デュランダル×3
・サラマンドラ・フュージョン×1
・大聖剣博物館×1
・炎の剣域×1
・墓穴の指名者×2
・闘気炎斬剣×3
・鎖付き飛龍炎刃×1
・フレムベルカウンター×1
・バーニングナックル・クロスカウンター×1
・御前試合×1
EXデッキ
・炎の剣士×1
・闘気炎斬龍×1
・極炎の剣士×1
・BK拘束蛮兵リードブロー×2
・No.105 BK流星のセスタス×1
・No.79 BK新星のカイザー×1
・BKキング・デンプシー×3
・CNo.79 BK将星のカエサル×1
・天霆號アーゼウス×1
・S:Pリトルナイト×1
・賜炎の咎姫×1
・揚陸群艦アンブロエール×1
私はデッキを必ず40枚以内に収めたいため泣く泣くサンダーボルトやハーピィの羽根箒、拮抗勝負などの採用を見送っていますが、絶対に入れた方がいいと思います。
特別なカードは入っていません。BKの基本構築に炎の剣士を混ぜて焔聖騎士をひとつまみ。残りは誘発といった構成です。
メインデッキには誘発と墓穴、増援以外にURを採用していません。EXデッキもキングデンプシーの枚数を1枚減らしたり、リトルナイトを剛炎の剣士や火霊使いヒータにしたりすることで安くできます。初心者にオススメのデッキですね。本当にそうか?
他の採用候補のカードとして、手札から特殊召喚できて墓地の装備魔法を回収できる焔聖騎士リナルドは入れてもいいかもしれません。その場合はイゾルデも併用したいです。ただそこまですると「焔聖騎士に寄せた方が強いし安定するよ?」という話になるので、今回は不採用としています。
2.動かし方
・先攻の場合
先攻時はBKをメインに動かします。基本展開のキング・デンプシー+カウンター罠2枚で終わりです。手札次第ではこれ以上の展開もできますが、1つ妨害が増えるかどうかが関の山です。ニビルを踏むリスクを考えたら展開を止めておいて返しのターンに備えた方が無難です。
カウンター罠と手札にある誘発で何とか相手ターンを凌いだら、炎の剣士展開でのライフ削り切りを狙います。
炎の剣士展開の初動である闘炎の剣士のサーチ手段は増援、闘気炎斬剣、焔聖騎士ローラン、焔聖剣デュランダル、もしくはキング・デンプシーとかなり豊富にあります。
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イラストが『メガザウラーを一刀両断!』のシーンの完全再現
闘気炎斬剣は3つの効果から選んで使うことができ、基本的には1つ目のサーチ効果で闘炎の剣士を持ってきます。サーチ効果ということで展開前に使うことでうららチェックをすることもできます。2つ目の効果はBKの攻撃宣言時にも使えるため、手札に何枚か来ても腐りづらいカードです。
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わざわざキング・デンプシーでサーチしてまで使うほどではないですが、装備時の打点上昇効果、墓地に送られたターンのエンドフェイズに発動できるサーチ効果、どちらも優秀です。手札に来るとそこそこ嬉しいカード。
エンドフェイズとタイミングは遅いですが、サーチ効果で持ってこられるカードの範囲が広いのもポイントが高いです。闘炎の剣士の他にも各種BKや焔聖騎士リッチャルデット、サラマンドラ・フュージョン、焔聖剣デュランダルを持ってくることもできます。
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とてもわかりやすい一枚初動。
止められたら動きが止まるのもわかりやすい。
闘炎の剣士をサーチした後の基本的な動きは
①闘炎の剣士召喚
②召喚時効果で「炎の剣域」をサーチ
③炎の剣域発動
④炎の剣域の効果でフィールドの闘炎の剣士を墓地に送り「炎の剣士」を融合召喚扱いで特殊召喚
⑤墓地に送られた闘炎の剣士の効果で「飛龍炎サラマンドラ」を墓地に送る
⑥墓地に送られた飛龍炎サラマンドラの効果で「サラマンドラ・フュージョン」をサーチ
⑦サラマンドラ・フュージョンを炎の剣士に装備
⑧サラマンドラ・フュージョンの効果で「極炎の戦士」を融合召喚扱いで特殊召喚
⑨墓地の飛龍炎サラマンドラの効果を発動し、極炎の戦士に装備
となります。
手札に飛龍炎サラマンドラがある場合は④で炎の剣士を融合召喚する前に闘炎の剣士に装備しておきます。その後、闘炎の剣士の効果で墓地に送るカードを「闘気炎斬龍」にし、⑨で墓地の闘気炎斬龍の効果を発動して極炎の戦士に装備しましょう。
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モンスターになったサラマンドラ。BKに装備した後そのBKをエクシーズ素材にすることで墓地に送り「鎖付きサラマンドラ」をサーチ、という動きもできる。
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永続魔法で融合召喚。③の打点上昇効果もライフ削り切りに役立つ。
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フュージョンだけど装備魔法、装備魔法だけど融合召喚できる。地味に破壊肩代わり効果もある。
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正真正銘のエースモンスター。フリチェ破壊におまけの500ダメージ。
②の効果で5600、飛龍炎サラマンドラ装備時は7000の打点で殴ることができる。闘気炎斬龍を装備している場合は7000で2回殴れる。大聖剣博物館と焔聖騎士ローランでさらにダメージは加速した。
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このデッキだと上振れたときのみの出番になる。
700打点上昇+2回攻撃が嬉しい。イラストがめちゃくちゃかっこいい。
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裏側守備表示にする効果が地味に強い。打点上昇は誰に付けても強い。
②の効果で相手ターンに極炎の剣士を立ててローランを手札から装備しフリチェ破壊を狙う、という使い方もあるが状況が限定的すぎる。
先攻で相手の展開を防いだはいいものの、返しのターンに火力が一歩足りず倒し切れないというBKの弱みを炎の剣士で補うことで勝ちに繋げるというコンセプトになっています。
炎の剣士展開には縛りがつかないため、咎姫やリトルナイトを展開に絡めることもできますし、アーゼウスを出すこともできるので突破力がそこそこ高いです。リトルナイトとアーゼウスは当然火属性ではないので、自分でも使う機会がある御前試合に気をつけましょう。
また、注意点として炎の剣士展開を進めるとプロモーターの効果は使えないですし、プロモーターの効果を使えば炎の剣士展開はできません。こちらにも気をつけましょう。
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間違いなく強いけど、縛りもキツすぎる。
『この効果の使用後』ならば、どれほどよかったでしょう(Lemon)
・後攻の場合
何ができるだろうか? いや何もできない(反語)。
冗談はさておき、後攻はだいぶキツいです。先攻を取ったときでさえうらら一発で止まることも多いので、相手の妨害がさらに用意されるであろう後攻ではより一層キツくなります。一部テーマを除くおおよそのデッキで後攻はキツいのでBKに限った話ではないんですけど。
闘気炎斬剣や闘炎の剣士で妨害を踏みに行きなんとかしてプロモーターを着地させてBK展開を行うか、なんとかプロモーターを使わずに相手の妨害を踏んだ後、なんとかして通したキング・デンプシーのサーチ効果で持ってきたリッチャルデットを使い何らかの手段でサーチした闘炎の剣士を特殊召喚して炎の剣士展開で倒しきるかになります。
これがサンダーボルトやハーピィの羽根箒、拮抗勝負などを採用したい大きな理由です。相手の妨害数が少なければ極炎の剣士でのワンショットキルも狙えますが、現在の環境でそれは望み薄でしょう。
3.終わり
炎の剣士新規にはミラージュナイトのリメイクカードもありますが、BKと合わせるというコンセプトなため今回は出番がありませんでした。
元も子もない話をすると炎の剣士は焔聖騎士との方が相性がいいですし、焔聖騎士と合わせた方が強いと思います。炎王やスネークアイでもいいです。
肝心のBKはいかんせんプロモーターが良くも悪くも要になっているので、そういった別テーマとの組み合わせを考えづらいです。これから実装されるであろうランク4テーマのライゼオルはどうなんでしょうか? かっこいいので組み合わせたいですが。
終わりです。