不語怪神(ふごかいしん)の御案内
アンリミテッドが解除され、
Amazonより救出されて参りましたので、
本シリーズも随時、記事を公開いたします。
不語怪神(ふごかいしん)とは、
人丸先生の、(主に)未発表の小説群を集めたシリーズで、
各話に
・書き下ろしコラム
・(大量の)注付き!
以下は、刊行に際し、人丸先生から寄せられた序文です。
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序
「子不語怪力乱神」(『論語』述而第七20)という言葉から、清代の詩人袁枚は自著の書名を『子不語』とし、とにかく奇怪なことを書き留めた。
私に志怪の趣味はないが、創作を学ぶ過程で怪や神に纏わる習作をいくつか作って来た。
本書『不語怪神』は、未発表の初期習作または原作として書き置いたものを新たに編集したものとなる。これらの作品は1980年代後半から90年代の初頭に書かれた。
本創作集の副題としては、巻別に代表的作品のタイトルを掲げることにした。また、すべての作品毎に参考となる資料やテーマを掲げたコラムを新たに書き起こした。
電子書籍の形式によって新たに救われた短編や断片を楽しんで頂ければ幸いである。
また、この度私の古いデータファイルの復旧作業から出版までに携わり、御尽力を賜ったアムルタート・O氏に敬意と感謝を捧げる。
2022年9月25日
明鹿人丸
著作 明鹿人丸
発行 Design Studio うるたや
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