アムルタートのよもやま
皆様、こんにちは。
作家:明鹿人丸の秘書兼、HPなど管理しておりますアムルタートです。
今回、御紹介する作品は、こちら!
キリスト教3大巡礼地である、
サンチャゴ・デ・コンポステーラに纏わるお話です。
サンチャゴ・デ・コンポステーラとは
キリスト教3大巡礼地とは、
・エルサレム
・ローマ
・サンチャゴ・デ・コンポステーラ
の3つです。
エルサレムやローマに比べ、
一般的な知名度がイマイチな気もする、
サンチャゴ・デ・コンポステーラですが、
スペインにあります。
サンチャゴ・デ・コンポステーラに関しては、
複数の巡礼ルートがありまして。
巡礼路も整備されている模様です。
ホタテ貝
サンチャゴ・デ・コンポステーラは、
聖12使徒の1人である、
聖ヤコブに纏わる信仰に、端を発する聖地なわけですが。
サンチャゴ巡礼は、
「ホタテ貝」を目印に進みます。
サンチャゴ・デ・コンポステーラに祭られている、
聖ヤコブのシンボルが、ホタテ貝なんです。
スペインの都市サラマンカにある通称「貝の家」は、
壁面が、ホタテ貝で装飾されています。
貝の家
どうやら、
サラマンカの貝の家は、
サンチャゴへの巡礼者を保護していた、
サンチャゴ騎士団の邸宅だったようです。
知らずに、
貝の家を見たら「これ、何?」ですよね。
15世紀後半の建物ですが、
公的な図書館として、
現在でも、現役で活躍中。
貝の家の、何に驚いたかって
「15世紀の建物が現役で日常的に使われていること」です。
日本だと室町頃ですね。
その時代の建物が日常使いされているなんて、
日本では有り得ないかと。
・文化遺産との関わり方
・その利用(使用)
いろいろと、考えさせられることの多かった、
スペイン・サラマンカの「貝の家」でした。
サラマンカ
そして、
サラマンカと言えば!
隠秘学4-黒い聖母の謎 に関するよもやまで、
「黒いマリア像の写真」をUPしましたが。
そのマリア像の撮影場所が、
スペインのサラマンカです。
サラマンカ大学は、
現存するスペイン最古の大学で。
・オックスブリッジ
・パリ大学
・ボローニャ大学
などと共に
12世紀〜13世紀に、
ヨーロッパで設立された中世大学の1つです。
要は、古い街なんです。
知識を欲するものは、サラマンカへ行け。
Quien quiera saber, va a aprender en Salamanca.
とも言われていたようですね。