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リットリンクが長すぎる

生まれた時から自分の話をするのが好きだった。自己紹介は誰よりも長く喋るし、インターネットの世界では自己開示が好きなので(現実の知り合いにはよほど親しくない限り何も知られたくない。懐に入れた人間にしか自分の素顔を見せたくない)、長々と自分語りをして嫌われたり、ウザがられたり、逆に面白いねと言われたりする。ブログやノートは自分語りの最たるものだ。
昔から、誰も自分の話を聞いてくれない気がして悲しかったので、誰でも好きなことをしていいインターネットでは、一生自分の話をしている。楽しいから。

今日のオタクファンダムではリットリンクという自分のプロフィールページを作るサービスが流行している。当然私も自分のページを作ってTwitterのリンク欄に貼り付けている。

私のリットリンクは長すぎる。嫌なことや好きなことが多すぎる。誰が読むんだよ?みたいな長文をフォロー前に読むことを推奨している。そのハードルを超えてもやはり人間的に合わなくてさようならをする人がいる。それは仕方がない。

リットリンクに書いた内容は私の人生そのものだ。インターネットでの私は、基本的に嘘はつくけど隠し事はしない。躁鬱の障害者であることも、親と上手くいっていなかったり、病気のせいで人より人生の進みがゆっくりなことも、元不登校だったこと、留年して親の脛を齧っていること、大学の奨学金をドブに捨てたこと、自分のクィア性。現実ではカミングアウトしていないことも、Twitterでは何もかも曝け出している。
私は基本的に、好意を隠さないので好きなものは好きと言う。エゴサーチされて引っかかっても別に構わないと思っているので、鍵もかけない。これでいいこともあったし悪いこともあったけど、やっぱり好きなものには好きと言った方がいい。言わずに後悔するよりは。

自語りの長さと好きなもの嫌いなものをいくらでも羅列できるリトリンの相性は最高だ。短い文章で簡潔にまとめた方が親切だと理解しているが、辞められない。この世に好きなものが多すぎる。同時に許せないものも多すぎる。

リトリンで自分の全てを理解してもらうのは無理なことなので、これからはノートでめちゃくちゃ自語りをしようと思う。そのうちはてブロか個人サイトに行くかもしれないけど、今のところは、ここで。
令和の死なない二階堂奥歯になる。日記をオープンにして、自分の公開箱庭療法を見てもらう。思想を曝け出す。日記をめちゃくちゃ書いてる人は、カッコいいから好きです。


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