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【ヨットレストア】(0) 現状確認

譲渡いただいたパサトーレバカンス28の現状確認の話。
帰りの電車で寝落ち防止のために書いた酒気帯び文章。大丈夫かな?


2024/9

エンジンの修理

元オーナーとチームは船工場のおじいちゃんたちなので、2024/8/31(土)に対面でお話ししたとき、「エンジンがオーバーヒートするのは来週中に直しておく」と言っていただいいた。
後で「もう数日かかるかも、頼んだ部品がまだ来なくて」と9/7(土)連絡いただいたが、サラリーマンは土日しか行けないので、そんなリスケは無問題。
結局、9/11(水)にこれが完了したらしいことを、仲介者のI谷さんから連絡いただいた。わたしの直接の連絡先がわからなくなった?のは置いといて、、いや、全然早い!エンジンをプロに直してもらえる安心感、めちゃくちゃ良いですね。

2024/10/5-6

やっぱりなかなか始まらない

それから半月ほど空いた。船橋には行ってはいるものの、それまでは真夏の気候で何もする気が起きなかった。が、ついに10月ともなると最高20℃ちょっとと秋めいてきて、レストア用の工具(by 船長)を積み込んだ。

ただその積み込みすらオーバーヘッドがあり、土曜日に集合して高速のPAでラーメンを食べ、

代々木PA ごま豆乳スープ味噌ラーメン

船橋ICのところに新しくコーナンとスーパーが出きたので寄ったら、すでに暗く。夜は船橋駅前の飲み屋街につかまり、あさひ→増やまと魚系ハシゴ。

船橋 増やま

起きてからは、とりあえずスーパーで調達した食材で鍋、まったり……えっもう12時半??起きたのが遅いのか。
涼しいとそれはそれで、朝いつまでも寝ていられる問題があった。

味噌味の鍋

一人でワイン半本くらい飲んだところで、ようやく行動開始。 

レストアキット運び込み

船長カーから、ニス、サンダー、FRPキット、万力、各種工具、などを積み込む…。重い。そして桟橋のいちばん奥に係留されており、桟橋の端から端までの移動なので地味に遠い。

駐車場から2人で5往復はした

桟橋破壊

途中、壊れていた桟橋を踏み抜いた!

たしかに「×」とうっすら注意は書いてはあったのだが、これまでも何回か躓いていて、重い荷物を船に上げようとしたら完全に忘れていた。
左足が膝まで刺さってしまい、なかなか抜けなかった。踏み抜いた板は完全に落ちてなくなった。ギョサンは脱げたが流れずすぐ下に留まっていたので拾い上げた。
まあ結局は擦り傷多数と大きめのあざくらいなんだけど…びっくりしたので、結構音がしたので(叫んだかも?)隣の船の人も飛び出してきた。いや、骨折とか切り傷パックリとかしなくてよかった。ほんとに。もっと深く落ちて腰とかやったら最悪だよね。

Yビームの改善

まずは、隣のヨットとの間のYビームが朽ちてきて、剥がれた板の下の釘が真上に向いていてめちゃくちゃ怖いことを認識していた。踏んだらギョサンを貫通して足の甲まで出かねない。これをついに金槌で潰して、安全な状態にした。
お隣さんとも「危ないとは思っていたんだよね…」という会話をした。

ガンガン
ほぼ埋め込みました
強い

全周灯のよもやま

さて、中間検査を通すには、夜間航行もしたいのでとりあえず失われた全周灯の設置が必須。そもそも電気系統はどうなっているのかが謎だったので、まずはそれを解析してみることになった。 

なお全周灯、先代はお隣の船の方が登ってつけて、その上にウィンデックスもつけてたんだけど、結構前に吹っ飛んだとのこと。それでお手製のウィンデックスの土台付きの全周灯くれたんだな。

ウィンデックス用の土台つき全周灯

恩のあるメインバッテリー

まずはメインバッテリーを計測。14Vと良い感じ。

ところで、これ?かどうかはわからないが、現ヨット(Ulka)が10年くらい前?に半沈したときの救世主が、実はこのヨット(SIESTA)のバッテリーらしい。
外で充電してきたところで半沈現場に通りがかって、そのとき作業してくれていた方々が排水用のポンプのために「貸して!」とお願いした、という人道支援的なことがあったらしい。
SIESTAはもともと恩人とも言えるのだった。

メインバッテリー

サブバッテリーの発見

チャートテーブル下の椅子のクッションをどけて開けると、なんとサブバッテリー発見。

サブバッテリーとライジャケたくさん

こちらは計測すると、12.3Vちょっと、と弱め。エンジンを回しメインスイッチを切り替えて、しばらく充電することにした。

ライフジャケットの発掘

また、椅子の下からライジャケがたくさん見つかったので、枚数確認。さくらマーク9枚となり、中間検査の定員検討。12人になっていたけど、9人に減らせるのかなあ?

その他、子ども用ライジャケも2つあり、孫とか乗せたりしてたのだろうか。カビたりもせずかなりきれい。でもわたしは甥姪とかいないし、出番はあるだろうか。

色がかわいい

お掃除

と、いろいろひっくり返していたら、砂埃がすごいので床掃除。

お掃除船長

ところで、曇りの昼間に作業してるけどなんとなく暗くて、そうだ窓が黒いんだよなあ…

外側の各種ライト点検

船長がいろいろパネルをパチパチしては、外で「ついたよ!」と言う係を。いろいろと点灯を確認。
それを待ってる間に、知人が「FBで見たよ、これ買ったんだって?」と見に来た。

スプレッダーライト
キャビンライト
船尾灯
両色灯
オートパイロット
燃料タンクの近くに別途スイッチがあった

このスイッチがそれぞれ何なのかを確認してもらった。
なお、この各スイッチのラベルに反して、テレビにつけかえていたり、などもあるらしい。

前の前の名前は「WIND SIESTA」だったのかな?

キャビンにライトが点くと、ちょっと居住空間な雰囲気が出てきた。
もう一つ、地方の一軒家の玄関?みたいな蛍光灯がついているものの、これは点かず。たしかに1こだと暗いから、増設したくもなるなあ。

待っている間後ろに座ってたけど、、
この船かなり周りより飛び出してるよね?

あとはバードウォッチングをしていて、サギがいつもよりギャンギャン飛んでて、サギが咥えてる魚をカモメがを狙ってギャンギャンして、ボラはバンバン飛んで、なんか魚群が入ってきてた当たり日だったのかな?ボートの人もたくさん来ていた。

木更津から初めて回航してきて、入港に苦労されてるボートの方もいたり。イベント多めな日。

その他発見

前オーナーから口頭で「燃料タンクはサブがあるよ」と聞いたが、この前3人で探しても見つからなかった。
が、この日奥にタンクがあることを発見し、ということはその上に給油口があるのでは?と探したら、あった!なぜか見逃していた。なんだか小学生の探検感あるなあ。

トイレも要修理

あと、今まで「まあここはトイレなんでしょ」くらいでまったく見ていなかったところを、配線確認の途上で船長がいろいろ確認。

排水はいいけど、給水ができなくなっているらしい。あと朽ちていて何やら危ない感じとか。噴水レベルになっていて、上架してスルハルを直さないとだめかも、的な。
また、蓋の性能が良いらしく、わりと水が溜まっていたので蓋をしめて排水したら、真空状態になって開かなくなって数分困ったとか。すごいな。

レストアキット格納

暗くなってきたので、デッキに出しっぱなしのレストアキットをキャビンへ運んで、今週の作業は終了。
……急に生活感が出て、「空の状態でレース出てみよう!」作戦がすでに危うい、ような…

おつかれさまでした

麻婆豆腐とメガチューハイでおつかれさま会。

武蔵小金井 赤札屋

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