甘すぎる言葉たちが大渋滞
こんにちは、在宅フリーランスのULICOです。
今日は我が家にちりばめられていた甘い言葉たちのお話です。
年末年始も終わり日常に戻りつつですが、皆さまお休みモードは抜けましたか?
昨年末にやった大掃除での出来事。
我が家は毎年、誰が何処の掃除を担当するか話して決めているのですが、今年は新たな試みでキットカットくじを導入しました。
キットカットくじとはファミリーパックを用意し、一つ一つのパッケージ裏面にあるメッセージ欄に大掃除の対象箇所を書いて、ファミリーパックの袋に戻し夫婦互いに一つずつくじを引きながら決めていきました!
この決め方なら八百長無しの運任せ。
どうか寒い冬なので水場は避けたい!!
そう願いながらくじを引いたのですが、ものの見事に私の手元にあるキットカットには水場が集結しました。
私の担当
・トイレ(1階、2階)
・バスルーム
・2階寝室
夫の担当
・玄関
・庭
・窓
一箇所掃除が済んだら、そのキットカットは食べて一息つくというルールの元、大掃除開始!
さっそく2階寝室から攻めていく作戦で向かいました。
2階には2部屋(寝室、子供部屋)あります。
まだ子供部屋は息子達は使っておらず、夫がテレワーク時に仕事部屋として使っていました。
デスク周りの引き出しを開け不要な物を捨てていこう!
まずは引き出しを開け、奥に手を入れると中から可愛らしいピンク色の便箋が何通か出てきました。
おや、手紙?
なんだろう…。
夫が誰かからラブレター貰ったんか?なんて思いもよぎりながらにやにやして手にとってみた。
あら♡可愛いらしいお色の封筒!
しかもまぁまぁな枚数あるな。
つうか、こんな可愛い便箋を使うオンナはどんなやつだよ!ツラ拝んでやりたいな!にやにや…
とりあえず封筒を開いてみた。
中にはうっすら黄色い便箋。
そこにはパッとみ可愛らしい文字が沢山並んでいた。
はい、でた〜!裏切らないよね〜!
可愛らしいピンク色の封筒。
優しい黄色の便箋。
ちょっと若めな可愛いらしい文字。
誰なのよ!?何者なのよ!?
描き始めは夫の名前の後に星マーク。
(つのだ⭐︎ひろ的な?)
内容を読んでいくとドン引くほどの甘い言葉たち…
もうその頃には大掃除なんて忘れてキットカット食べながら窓際に座って庭掃除してる夫を横目に無我夢中で手紙を読み進め始めた…
○○(夫の名前)ちゃんへ⭐︎
メリークリスマス!
今日こうしてクリスマスを一瞬に過ごせたこと嬉しく思います♡
私は○○ちゃんと居ると、とっても幸せです!
以下胸焼け文章が続いていく…
読みながら
うわぁ〜、こんな文書いてて痒すぎて湿疹でないんかな、このオンナは。
しかもクリスマス一緒に過ごしたん?
おかしいな…、クリスマスは割とここ何年も一緒に過ごしたのは私なはずなんだけど…
ラブハリケーンが全快な手紙を読み進め、便箋の一番下の文字に目を向けた。
そこには紛れもなく、しっかりと差出人の名前が記されていた。
私がこの便箋を開いてから一番恐れていたこと…
”ゆりこより♡”
え、、、
ん?、、、
嘘だと言っておくれよ。涙
このとんでもないラブハリケーンレターは、、、
若かりし私が書いたと言うのか、、?
いや、別のゆりこの可能性、、
読み返せばニコちゃんマークや星の書き方も完全に一致。
こんなもん、夫に見つけられて読み返された日には私は羞恥心から荷物をまとめて家を出ることになるだろう。
よし、葬ろう。
そうだよ、これを機にこの世から抹消しよう。
誰にも気付かれずに消し去る。
私以外、誰にも。
夫と息子達が庭で楽しそうに掃除をしている姿を確認。
一瞬止まって、ひとりで頷いた。(覚悟の頷き)
戒めの如く、全ての文章から目を逸らさずに二度とこのような惨劇が起きない様にと自らに祈りを捧げてゴミ袋の底の底の更に底まで沈めてやりました。
想像しただけで恐ろしかった…
こんな物が世に出回ってみなさい。
カラスがラブハリケーンレターをピンポイントでゴミ袋から突っつきだしてみなさい。
あたしゃスナイパーの如く2階窓からラブハリケーンレターを狙う全てのものたちを銃撃よ。
キットカットどころじゃ済まされない程
甘くて殺傷能力高めの言葉達が私を胸焼けさせた大掃除の話。
なんの話なのよ。
そんなこんなで、また!