![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/82832805/rectangle_large_type_2_3f0a74cf17e45ef4f818ea572cc17d1f.png?width=1200)
クラウド同期が出来るノートアプリをどれにしようか
今回は、クラウド上で内容などが同期できるノートアプリを比較します。
今回紹介するアプリは物によって使用期間に差はありますが、自分が実際に使ったものです。
注意
記事にあるプランや価格などの情報は特記無い限り、記事作成時点のものですのでご了承ください。気付いたら新しい情報を追記していこうと思います。2024/03/26
編集履歴
2024/02/28:追記
2024/03/26:構成等、一部変更
概要説明
以下の条件で比較をしていこうと思います。
クラウド同期可能(少なくともwindowsとandroid)
どっちでも作業できると、便利なので
windowsとandroidでデスクトップアプリがあるといい
androidだとブラウザ版は使いにくいので
一応最低条件をこの程度。それでちょっと調べてみると以下の通り。
notion
onenote
Evernote
Dynalist
joplin
Notebook(ZOHO)
simplenote
Google keep
LINE keep
Slack
それぞれのメリット・デメリット
実際に使ってみた感想も含めて説明していきたいと思います。☆はおすすめ度。5段階です。(2024/03/26に★☆表示追加)
notion
★★★★★
notionはノートやメモ以外にもデータベース機能や予定管理などの様々な機能があります。
文章をブロック事に記述でき、文章の順の変更などを容易にできます。
対応アプリーwindows、android、ios、mac、Web対応
良かった点
カレンダーなどのメモ以外の機能がある
Markdownが使える
リアルタイムで装飾が表示されるのがいい
無料プランでも十分使える
気になった点
起動、動作が重い(環境によると思いますが)
環境(pc:i5 10400 android:Snapdragon™710 RAM6GB)
最近は、動作がだいぶ軽くなった気がします 追記:2022/11/23
android版はUIに変更があったようです 追記:2022/11/23
ベータ版ですが日本語に対応しています
最近日本語対応が100%になった感じ 追記:2024/03/26
総評
個人的には、機能が多く出来ることが多すぎてうまく使い切れないと感じました。ただ、うまく使えればnotion一つで予定管理から情報共有まで、なんでも出来るようになると思います。
追記:2024/03/26
最近notionを結構使ってます。データベース機能なども慣れると結構便利に使えます。無料プランでもページ数制限無く、複数端末で同期もでき結構おすすめです。
onenote
★★★★☆
onenoteは、Microsoftのノートアプリです。クリックした位置で文字入力が出来るようになり、一つのブロックを作ってそのなかにメモなどを書いていく形になります。また、ファイル管理はノートブック→セクション→ページと、フォルダ階層のように管理出来ます。
アプリーwindows、android、ios、mac、Web対応
良かった点
様々なOSで対応している
好きなレイアウトに出来るため紙のノートのように使える
手書きが出来る
比較的、同期が早い
気になった点
若干ファイル管理に癖がある
既定のフォントの変更が上書きされる(環境による?)
レイアウトが自由すぎる
長文や文章を書きたいときに不便
総評
onenoteは、ms製ということもあり避けてしまっていたのですが実際に使ってみたら結構使いやすかったです。
Evernote
★★☆☆☆
evernoteも結構多機能なのですが、自分自身が使ったことが少ないのであまり詳しくは分かりません。形式は、ノートブックという親にノートを足していく感じでonenoteと似ています。また、ノートブックは複数作成できます。タグ管理も出来るようです。
追記:2024/03/26
最近は大幅なプラン変更があったらしく、改悪と言われているよう。変更点は後述。
アプリーwindows、android、ios、mac、linux(ベータ版)、Web対応
良かった点
多機能
エディタはそこそこ細かくいじりながら書ける
気になった点
無料版の同期出来るデバイスが2台まで
月のアップロード容量制限がある
evernoteプラン比較(旧)
*記事作成当時の情報ですので、2024/03/26現在ではプランに変更がありました。詳細は後述。
free(¥0)
・ノート作成
・端末同期2台
・60MB/月のアップロード
・25MBのノート上限
・ホーム画面と3つのウィジット
・webページクリック
personal(¥680/月)
・freeプランの全機能
・端末同期台数が無制限
・10GB/月のアップロード
・200MBのノート上限
・ホーム画面のカスタマイズ
・googleカレンダーとの連携
professional(¥850/月)
・personalプランの全機能
・20GB/月のアップロード
・ホーム画面のカスタマイズ
・他のツールとの接続
プラン比較(新)
2024/03/26に更新しました。一部抜粋ですが比較ぽく。
総評
evernoteはあまり使ったことが無く、詳しくは説明できないのですが有料プランなら結構使いやすい気がしました。
Dynalist
★★★☆☆
Dynalistは、アウトライナーという書き方を出来るソフトです。アウトライナーは、箇条書きをキレイに書く機能で、tabキーで箇条書きを深く、shift+taで戻せます。ノートの管理は、フォルダーの中にドキュメントを作成していく感じです。
アプリーwindows、android、ios、mac、linux、Web対応
![](https://assets.st-note.com/img/1658034976470-IiV069abJE.png)
良かった点
アウトライナーが使えて使いやすい
merkdownのような** **なども使えるようです(見出し)
2024/03/26:** **は太字だと思いますが、記憶アヤシイ…
webクリップもある
気になった点
特に困るほどではないが日本語非対応
総評
Dynalistは考えをまとめるのにちょうどいいと言われますが、実際にまとめやすいです。そのためブログなどの下書きにも使えそうです。
joplin
★★★☆☆
joplinはオープンソースのソフトウェアです。
markdownが使えるソフトで、ノートブック(ファイル)の中にノートやto doリストを作成する感じです。タグでも管理出来ます。
同期は有料のjoplin cloudに登録するか、自分のdropboxやonedriveなどを経由して複数のデバイスで同期出来ます。そのため自分のクラウドなどの容量が保存容量限界になります。
アプリーwindows、android、ios、mac、linux対応
良かった点
Markdownが使える
webクリップがある
軽い
かなり設定をかなり細かくいじれる
気になった点
スマホ版のUIが好きでない(個人的に)
他のクラウドストレージを使わなければならない
総評
joplinはアプリがベースで、そのデータを共有する感じです。notionなどと比べると文書を書くことに専念した感じです。また、evernoteからの乗り換えもしやすいらしいです。
Notebook(ZOHO)
★★★★☆
notebookはzohoのメモアプリで、付箋のような感じ。ノートブックのなかにメモを作っていく感じです。また、リマインダーなども出来ます。
アプリーwindows、android、ios、mac、linux対応
良かった点
企業(zoho)の安心感がある
色分けが出来る
気になった点
ノート形式のほうが好き(個人的に)
総評
あまり、長くは使ってなかったのですが普通に使えます。表示形式がgoogle keepに似ている感じもしました。
simplenote
★★★☆☆
simplenoteは、その名の通りシンプルなノートです。
画像などは貼り付けられないですが、恐ろしく早く動作して同期も早いです。
アプリーwindows、android、ios、mac、linux対応
良かった点
Markdownも使える
軽い
同期が早い
気になった点
画像が貼り付けられない
サーバでの暗号化に対応していない
総評
ノートやメモを書くだけならば動作も軽くて使いやすいが、サーバでの暗号化に対応してないため、実用上というよりは精神衛生的に不安。
Google keep
★★★☆☆
google keepは、googleのメモソフトで先程のzohoのnotebookに少し似ています。また、リマインダー機能などもあり手書きメモも作成出来ます。
アプリーweb、android、ios
良かった点
シンプルなUI
多機能
ブラウザの拡張機能でリンクと一緒にメモを残せる
タグ管理も出来る
気になった点
同期が若干遅い気がする(自分の環境かも知れません)
フォルダで管理が出来ない
pcにインストール版アプリがない
総評
若干同期が遅い気がする以外はそこそこ使えます。スマホでは軽いメモアプリとして結構使えます。
LINE keep
★★☆☆☆
linekeepはlineにデフォルトである公式アカウント(?)です。チャット形式でメモをしたり、リンクなどをコレクションとして置けます。ただ、容量が1GBなので、画像などの保存は気にかける必要があります。また、スマホのブラウザなどの共有からlinekeepに保存すると、トーク画面ではなく右上のしおりみたいなマークから、コレクションという所に保存されます。
アプリーLINEアプリが使える端末です。(windows、android、ios、mac対応)
ただ、LINEはログイン台数に制限があるので注意。一応以下に同時ログイン可能な例を。(あくまで経験上)
Android-PC(windows)*おそらくmacも同様
iOS-PC(Windows or Mac)
iOS-iPad-PC(Windows or Mac)
ipadはiosともpcとも衝突しないのですが、Androidタブレットは衝突してしまい、たしかスマホがログアウトされます。あくまで予想ですが、ipadが別osとして認識できるが、androidはあくまでデバイスの形状の違いということで、osは同じとして認識されてしますのでは無いでしょうか。
それとPC2台はどうやっても無理そう。
良かった点
チャット形式に慣れている人はわかりやすい
追加アプリがいらない
気になった点
容量がちょっと少ない
1ファイルが50MBを超えていると、保存期間が30日になってしまう。
対象のファイルには、カウントダウンマークが付くそうです。フォルダ管理などが出来ない
総評
自分は結構、ブクマアプリの様に使っていることが多いです。ブラウザのブックーマークが出来ないアプリのリンクをpcと共有したいときとかに使えます。
追記:2024/03/26
最近はLINEを入れてないPCやLINEの起動が面倒なPCもあるので(自分の環境でです)、メール使うことが多いです…
Slack
★★☆☆☆
Slackは先程のline keepと似た感じで、チャット形式です。本来は社内グループなどでの情報共有向けです。また、フォルダー管理ではなくチャットルーム的な管理になります。本来はプロジェクトごととかだと思います。
良かった点
情報共有には強い
気になった点
無料版では直近のメッセージ1万件までしか保存出来ない
↑のためデータの永続的な保存には向かない
総評
個人メモとして使うには、ちょっと方向性が違うかなと思いました。
ただ、rss機能のある拡張機能を入れることでRSSリーダーの様な使いかたを出来るようになりました。
追記:2024/03/26
プラン内容の変更で1万件ではなく90日間のメッセージ履歴などになったよう。詳細は以下リンク。
結局何を使うのか
結局今は、「onenote」を使おうかなと思っています。今回紹介した中で一番バランスの取れているツールがonenoteなので、使っていこうと思いました。
2024/02/18追記
今はnotionとappleのメモを併用しています。消す予定のある情報はメモに、永続化する情報はnotionに入れていこうかみたいな感じになってます。
まとめ
今回は、クラウドノートアプリの比較をしましたが、なんだかんだonenoteになってしまいました。正直、ノートアプリなんてその人の使い方次第なんですけど、改めて比較のようなことをして感じたのが、onenoteが結構万能だなということです。
基本的な装飾は出来て、同期もそこそこ取れて、良いアプリだと思います。
ちなみに、さっきandroidのアプリ見たらUIが変わってました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
誤字脱字、誤情報には気を付けていますが発見しましたらコメントで教えていただけると嬉しいです。