2daysインターン「Passion」〜地方創生をロジカルに考える〜
はじめまして!22卒予定の大学生、Sakakiです。
コロナが流行り、オンラインのインターンが増えていますね。現在、インターンへの参加を希望する学生が多くなっており、オンラインインターンに参加した学生さん、これから参加するという学生さんも多いことでしょう。
かくいう私もオンラインインターンに複数参加しています♪
そして今回、私が参加したインターンは、株式会社Lassic様の2daysインターン「Passion」です。
ここではインターンの内容と、インターンを受けての振り返りをまとめていきます!どうか最後までお付き合いくださいませ✨
1.「Passion」のスケジュール
「Passion」は2daysのインターンになります。私が参加したインターンスケジュールはこちら↓
1日目 9/15 13:00〜18:00
2日目 9/16 9:30〜12:30
2日にわたるインターンでしたが、実際に参加した時間で言えば1日程です。
参加人数は1日目が7人、2日目が用事があると1人抜けての6人でした。この人数は多い方だそうです。
2.「Passion」の内容
「Passion」の内容は大きく2つに分けられます。①株式会社Lassicについての会社説明、②地方創生に関するプレゼン、です。順に簡単に説明していきます。
①から説明しますので、まずインターンで具体的に行った内容を知りたい!という方は①を飛ばして、②からお読みください✨
①株式会社Lassicについての会社説明
株式会社Lassicは「IT×地方創生」を掲げている会社です。でも「IT×地方創生」とだけ聞いても具体的にはよく分からないですよね。なので、「IT×地方創生」が分かるようにLassic様の事業について、簡単にまとめてみました♪
株式会社Lassicが展開している事業は主に4つあります。
1.SI事業(システムインテグレーション事業)
(system integration・・・ITコンサルからシステムの開発・運用まですべてを請け負う事業のこと)
SI事業を行う企業をSIer(エスアイアー)と呼びます。
SIerには、大手企業、中堅企業、零細企業があり、多くの場合が大手から中堅、中堅から零細へと業務委託を行ってひとつのプログラム・システムを構築します。
分かりやすく言うと、作業の分担です。IT業界は専門性が要求され、企業によって出来ることが異なります。そこで、大手がシステムを構築する場合、自社が手のまわらない作業を中堅企業へと依頼し、同じように中堅企業が零細企業へと仕事を依頼するのです。
しかし、Lassicはこの作業分担する手間を省きます。LassicはLassicだけでシステムの構築をすることができます。他企業に業務委託を行わないことで、Lassicに任せれば安心だという「Lassic」として独自の信頼を獲得しているそうです。
2.Remogu事業
Remogu事業は、リモートワークを希望するITエンジニアに特化した人材紹介業です。
この事業が「IT×地方創生」の鍵となっています。Lassicは、ITエンジニアの地方への就職を支援することで地方創生に携わっています。
地方の課題について考えた時、多くの場合が雇用の壁にぶつかります。地方では若者が都心に出ていき、若者の手が足りていません。しかし、そもそも企業が地方にないため、若者には地方で働く場所や働きたいと思える場所がありません。働く場所があれば地元に戻りたいと考えている人は居るようですが、働く場所がないならどうすることもできません。
Remogu事業は、まず雇用を作る、に着目した地方創生の根幹に関わる事業と言えると思います。
3.地域イノベーション支援事業
地域イノベーション支援事業では、地域の活性化を目指して、地域のニーズに合ったAIやIT技術を駆使した事業を提案したり、必要なWeb・スマホアプリなどの開発を行っています。
この事業は、実際に地域の課題解決のためにサービスを提案・提供するものであり、一般的に行われてるITコンサルタントに近い事業です。
4.感情解析研究開発事業
感情解析研究開発事業では、AIを使って感情を測る研究を行っています。具体的には、オンラインでの会議などの会話中、画面に映る表情からストレス値が計測できるようになることなどが挙げられるそうです。
もしこれが幅広く展開されたなら、オンライン上でのコミュニケーションが円滑に行えるようになります。休憩が欲しいと思っている人に気付いて休憩時間を設けることや、悩んでいる人に気付きその悩みを解決する事で、作業に対する納得度を増加させてモチベーションを高める、ということが出来るかもしれませんね!
以上、4つの事業を説明しましたが、この中でもLassicが特に力を入れているものがSI事業とRemogu事業だそうです。地域イノベーション事業や感情解析研究開発事業はこれから発展させていくそうですので、地方を自分の力で開拓したい!という方は今Lassicに入社すれば、先駆者となれるかもしれませんね✨
②地方創生に関するプレゼン
では、地方創生に関するプレゼンについて話していきたいと思います。
2daysインターンの中で行う内容の大部分がこのプレゼンに関するものとなります。しかし、長時間のプレゼンを行わなければいけない訳ではありません。
簡単に地方創生のプレゼンの流れをまとめるとこうなります。
事前課題
→1日目/①事前課題にそった5分間のプレゼン、②プレゼンに対するフィードバック、③プレゼン資料の作り直し・作成
→2日目/①プレゼン資料の作り直し・作成、②5分間のプレゼン、③プレゼンに対するフィードバック
事前課題
まずこのインターンでは事前課題が出されていました。事前課題として出されたのは2つです。
1.自己紹介用のスライド
2.自分が気になる地域について5分間プレゼンをするためのスライド
2つともPowerPointのスライドを作る事前課題でしたが、1から作らないといけない訳ではありません。あらかじめテンプレートとサンプルをslackを使って配布してくれるので、テンプレートに沿って作成していくことができます。
「1.自己紹介のスライド」は、今回のインターンの場合、名前、出身、趣味を書く欄があり、加えて自分がどんな人と言われているか、1日中語れる話題、コロナで変わったこと、意気込み、などを記入する欄がありました。
このスライドはこのインターン開始時に行われるアイスブレイクに使われます。同じジャニーズのグループが好きな人や同じスポーツをしている人がいて、話のきっかけになっていました。
私はインターン参加者の中で1人だけがっつりインドア派で趣味も違いましたが、特に疎外感を感じることもありませんでした。アウトドア派でもインドア派でも関係なく参加できるインターンだと思います。
「2.自分が気になる地域について5分間プレゼンをするためのスライド」では、1枚テンプレートが配布されます。テンプレートには【気になる地域、地域の現状・課題、課題に対する取り組み、取り組みに対する独自評価、自分ならこうする(提案・改善案)】を記入する欄があり、これを埋める必要があります。
また、事前課題の注意事項としてしっかり根拠を示すことが伝えられていました。テンプレートのスライドの下にはメモがついており、そのメモに参考文献を明示する必要があります。
事前課題についてはインターンの2週間ほど前から数日前までにLassicの方と30分程の面談を行い、そこで伝えられることになっています。準備期間が人によって異なることもあり、事前課題に取り組む量も人それぞれです。
私は2週間前に面談を行って事前課題について知り、テンプレートスライド1枚で5分間のプレゼンを行う自信がなかったため、参考文献からグラフを引っ張ってきたりしてスライドを5枚ほど準備しました。しかし、テンプレート1枚で5分間話す人もいれば、現状・課題の部分のみスライドを作ってきている人もいましたし、テンプレートを使わずに1から自分でスライドを作っている人もいたので、事前課題への取り組み方は自由です。
ただ、事前課題にどの程度取り組んだかということは、資料と発表から伝わってくるなと感じました。事前課題にしっかり取り組めば取り組むほど取り組んだことが伝わり、最低限度のみ取り組んだ場合でもそのまま伝わります。
後にフィードバックを貰えることも考えると、的確なフィードバックを貰うためにも事前課題にはしっかり取り組んで参加した方がいいのではないかと感じます。
しかし、今回はどちらかと言うと、テンプレートだけを用意している人の方が多かったので、無理してスライドを準備するなど気負う必要はありません。安心してください✨
私は事前課題で、プレゼンを作っている時が1番楽しかったです🌟
1日目
まず5分間のプレゼンをします。次に1人がプレゼンするごとにフィードバックが入ります。
フィードバックは的確に問題点をあげ、具体的な解決策も教えてくれます。
例えば私の場合、改善案をいくつも並列して出すのではなく、その改善案の中にも優先順位(どれから手をつけていくのか)があるはずなので、優先順位を決めて説明することで分かりやすくなるということを教えてもらいました。
私も含めて、ほぼ全員がフィードバックで指摘されていたものもあります。課題設定についてです。現状を課題として設定してしまう人が多くいました。
例えば人口減少です。人口減少は、現在の状況であり課題ではありません。課題は、人口減少により何が起こっているのか・起こる可能性があるのかというものになります。
これらのフィードバックを元にプレゼン資料を手直し、一日目は終了です。
しかし、プレゼンの手直し・作成は時間のかかるものなので、多くの人が各々でインターン外の時間も準備をしていました。
2日目
2日目はプレゼン資料の手直し・作成をして仕上げて再び発表します。
前日発表したものを手直ししても、話は1度聞いてるんだから面白くなさそう…と思う人もいるかもしれません。
しかし、実際はフィードバックでこれ程までに成長出来るのか!という驚きの連続です。驚くほど分かりやすくなっていることが実感できます。
そして成長したものに、再びフィードバックが入ります。2日目のフィードバックは1日目より細かいものになります。コンセプト設定や、提案・改善案の内容に関してもフィードバックを受けることが出来るので、地方創生に興味のある方は自分の意見をぶつけるチャンスです。
まとめ
このLassic株式会社の「Passion」では、Lassicについて知り、またプレゼン作成によってロジカルに考える力を鍛えることが出来ます。
的確なフィードバックをし、どんな質問に対してもしっかり応えてくださるLassicのメンターさんに支えられ、私は充実した2日間を過ごせました。
ロジカルシンキングを鍛えて成長させたい、地方創生が気になるけどどういうものか分からない、地方創生にどう関わればいいのか分からないって人は是非参加してみてください!助けになると思います✨
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