見出し画像

僕たちの成功の第一歩。それは

結論を書こうと思う。
それは、「推してくれる人」
が身近にいる事だと思う。
いわゆる「推し」で、「贔屓」だ。
優先よりもっともっとウェットで、感情的であり、であるがゆえに力がある。
優先される人間よりも、まずは贔屓される人間の方が最終的には贔屓もされて優先もされるのでは、という仮説である。

推しが身近にいるか、贔屓してくれる人がいるか。
所属してるチームの広報スタッフや営業スタッフにいるか、
いや、もっといえば、チームメイトにいるか。
そして、家族にいるか。
いればいるに越したことはないが、とにかく私は「身近」な人が一番大切だと思っている。

※とはいえ家族にはなかなか、なんだか気恥ずかしくて「本当のポテンシャル」を見せることができない事もある。
むしろちょっと距離がある他人の方がしっかり自分の出来る有様を思い切りだせるかもしれない。
程よい距離は本当に大事だと常々思わされる昨今だ。

別に全身近な人に推してもらう事も、贔屓してもらう必要もない。
だけど、いればいるほど、当たり前だがきっと私達は成功に近づくし、特にキャリアで成功したい場合は、その活動で関係する人たちの中で、
どれだけ「贔屓」してもらえるかが全てのきっかけになるとおもう。

そんな当たり前のことであるが、推しや贔屓のおかげで良いことがあった事例を今日はいくつか紹介し、また贔屓は両悪両面ある事象であるがそれらについて個人的な意見をまとめておきたい。

GreedZzの場合

元祖、Rushに「贔屓」されてる人物はGreedZzであろうとおもう。
それはそうだ。
そもそも私は彼の推しになったことがeスポーツを始めたきっかけだ。彼に出会って無ければRush Gamingは生まれていないと確信を持って言えるし、誤解を恐れずに言えば今でも贔屓しているといえるだろう。

GreedZzには、彼を私に「推して」くれた恩師がいる。
もっといえば、GreedZzをHALO時代から推してくれた師匠がいて、その方が恩師を紹介してくれて、そして私と出会った。
私が更にGreedZzを知り、私が個人的に特に評価する継続的な努力と熱意、ゲーマーへの偏見を覆すような勤勉な姿勢、少し(いやかなり)不器用な人間性に秘める優しさや、ある点において圧倒的な輝きを見せる頭脳、そして幾度となく深い絶望や困難に負けそうになりながら立ち上がる姿に幾度となく胸を打たれ、私自身が推すようになった。
個人スポンサーと言う名のパトロンとして私の経営する会社がつき、彼がスポンサード選手になったのが彼のキャリアに始まりだ。
そしてそのGreedZzが推していたのが、他でもないチームメイトであるハセシンやWinRedである。

ハセシンの場合

ハセシンと同じクランに入って、ないしはRush Gamingに入って、ハセシン推しになっていない人間なんて一人もいないだろう。
YouTubeが面白いとか、登録者がたくさんいるとか、そういう事ではない。
ハセシンは、仲間になってはじめて更に贔屓して推したくなる、心から誰にでも自慢したくなる、そんな人間だ。
周りへの愛情や気遣いは、尋常でない。
困難が起きたとき忙しい中自ら何時間でも仲間に時間を使ってくれる。
朝まで作業していて疲れてるだろうときも、仲間に配信設定について聞かれれば丁寧に教えてくれるし、悩みを懇々と聞いてくれる。
一方で本当に、只ひたすらに自分にストイックなので、1人の時間も多い。
人生をほぼYouTubeに、クリエイターというキャリアに注ぎ込んでいるからこその孤独や葛藤も想像を絶する。

そのハセシンが、そのユニークなまでの強さと直向きさに惹かれたのが、WinRedであり、Rush CLAN esports部門はそこから幕を開けたのである。

WinRedの場合

WinRedは決して多くを語るタイプでは無い。どこかGreedZzとも似てるが、選手としても人間としてもかなり違う。
そんなWinRedは、CoDしか人生に無い、本当にこれしか無い、と言い切る。
時に思ってることを言語化出来ず苦しむ事も多いが、これだけはどんな時も言い切る。
成功への道筋が見えない途方もない夢を追いかけるなら、こういう仲間が必要だとすら思う。
私個人として推せるのは、特にその真っ直ぐ過ぎる純朴さである。真剣に向き合えば必ずしっかり話を聞いて、全力で向き合ってくれるそんなやつだ。

WinRedの強烈な推し、といえば、元スタッフのちあきがファンの方の中では有名な話ではないだろうか。
WinRedが強烈に推され贔屓されていたのは間違い無い。

彼女は事あるごとに彼の選手としての魅力を話し、大会の日は友人との飲み会で店員に苦情を何度も言われるまで熱く応援し、動画が上がれば褒めてモチベーションをキープさせ、そして折れそうな心に愛の鞭を打って試合で活躍させた。
そしてスタッフとしても大いに贔屓してくれたのではと思う。
WinRedのオリジナルグッズの量もタイミングも、ロジカルにはあまり説明がつかないし、福袋の商品ページのクーポン例がWinRedクーポンだったのもあからさまである。

社長としてそんなことを容認してるのはどうかと思うかも知れない。
※一応だが、明らかに社内政治を生むような贔屓や組織が崩壊することが目に見えてるような贔屓はしないように、組織的に防ごうとしているつもりだ

が、このクーポンの件についていえば、クーポン事例が一つしか紹介されてないのは昔からだし、かつてはそれがGreedZzであっただけだ。
理由としては、クーポンの全員表示の徹底はサイトの仕様上難しい。
悪意、いや贔屓心がなくともそうなるのだ。
だから、追記としてサポートしたい選手のクーポンを使ってほしい、それは選手のTwitterやYouTubeから把握して欲しいと記載がある。
でも、結局事例を決めるのはそれを書く人間だ。

私は贔屓は悪い部分への対処をする必要はあれど、存在そのものはむしろ肯定している。
贔屓する人間が誰もチームにいないことのほうが、むしろ味気なく、存在意義すら疑ってしまう。
そもそも贔屓できなければ、配信にも行けない。
なぜならやることはたくさんあり時間は有限だからだ。
配信を見に行く、その人を知るための時間を作る、それ自体がもう贔屓抜きには語れないのだ。

だからちあきやスタッフが贔屓の彼のこんなところを押したい、このグッズはこうがいいといえば、私はその贔屓してくれる人の意見を聞くようにしている。

贔屓は複数人できるのがいい

勘違いされやすいなと思うのだが、贔屓は別に競争ではない。
推しは複数人もてる。
私やちあきやくるたみ、選手なども含めて、人はみんな常に複数の推しがいるし、それが理想である。
推しが複数人いるからこそ、頑張ってその推しみんなを成功させたいと思う。
仲間なら、一緒に成功したいと思う。
感情的だからこそ、順番や戦略も時にぐちゃぐちゃになるが、でもだからこそ複数人の推しに必ずターンが回ってくるという側面も指摘したい。

優先度や重要度で測れないから良いのである。
贔屓される人間であれば、なんらかの戦略的理由で優先度が低くても、重要度や緊急度が低くても、でも何かのチャンスが巡ってくる。
そんな力を持ちうるのが、ご贔屓という力なのではないだろうか。

一方で贔屓も推しもなく、優先度だけを是とする文化なら優先度が低い人間や事柄は何か本人や外部環境などに変化がなければ一生日の目を見ない。大袈裟か。いやでも少なくとも、成功へは遠ざかってしまうとは思う。
それにもっといえば、優先度が高くても推し度が低かったら、感情的な重要度は下がってしまうのが人間の心理ではないだろうか。

※とはいえ優先されてる人間と贔屓されてる人間は割と被る事が多いかも?贔屓だけされてると勘違いされやすいが

優先度は低いかもしれないが贔屓される人の特徴

ここから先は

2,275字

¥ 100

期間限定!PayPayで支払うと抽選でお得

よろしければサポート頂けたら嬉しいです! Rush GamingやWekidsでの活動費に充てさせて頂きます。