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冬の隣(2024年9月21日(土)の300字小説)

「寒っ」
 買い物に出た外は寒かった。気温は15度。北海道は秋真っ盛りだ。
 私は、今週夏から秋に変化していく気候で、体調が悪かった。早く寝て朝4時に目が醒める、みたいなことを繰り返した週だった。
 お給料がおりたので、書店に行くのと、ドラックストアに行く。足りなくなった化粧品や洗剤などを買うと、簡単に5千円超えるのが怖い。
 カーラジオでは、黒岳で初冠雪と言っていた。怖い。冬は確実に近づいている。
 旅行に行きたいな、とふと思った。暖かい温泉に行きたい。
 あの暑い夏が今はもう遠い季節だということがまだ上手く受け入れられていない。
おしまい

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