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atsushikubo
深夜の目覚め(2024年3月27日(水)の300字小説)
気が付いたら、寝落ちしていたらしい。部屋の電気が煌々と付いている中、私はソファで寝ていた。テレビが、深夜番組を映している。さっきまで観ていた退屈な映画は終わったらしい。
スマホを見る。さっきまでラインのやり取りが、私の寝落ちで止まっている。
かずくんの『じゃあ、土曜何時集合にする?』に応えてないまま寝てしまった。現在深夜2時。今からメッセージを送るのは躊躇われる時間なので、明日送ることにした。
喉が渇いたので、キッチンの冷蔵庫から年中ある麦茶を出して、飲む。ゴクゴク2杯飲んだ。目が醒めてしまったが、寝ないと明日も辛いので、私は寝支度を始めたのだった。
おしまい