Tierschutzverein Hannover : ①
ハンブルクからバスでまっすぐ南まで3時間ほどにあるハノーヴァーという町。旧市街地やルネッサンス式の新市庁舎が見事なこの地で出会ったのは、紳士で冒険家なCEOでした。
ともあれ、道のりですが、中央駅(Hbf)からS-bahnとバスを乗り継ぎ後は徒歩で、計1時間半くらいだったかな。何が恐ろしいってバスがどんどん街から遠ざかっていくし、最寄りのバス停は高速道路の途中だし。ガソリンスタンドのにいちゃんに方向を聞いて、いざ
私は一体なんでこんなところにいるのだろうか・・・
と心がくじけそうになったあたりで見えてきた "Tierheim 400m"
こじんまりとした建物に見えるけどここはオフィスとクリニックの一部。このハノーファーティアハイムの動物収容数と施設はドイツでも4・5番目くらいの規模です。
さて、貴重な時間を割いて私とのアポイントを作ってくれたのは、この施設のマネジメントをするHeiko Schwarzfeldさん。ラッキーなことに英語が堪能で、(ドイツ語でお話しするべきですよね、すみません無理です) 後からわかったことだけれど、若い時にはヨーロッパ国内はもちろんインド・タイなどアジア各地を旅するバックパッカーだったそう。
HannoverのTierschutzverein(Animal Protection)はなかなか古い歴史があるんだよ、とHeikoが説明してくれた。
1844年5月、Hermann Wilhelm Bödekerというドイツ人によって''Hannoversche Tierschutzverein"(動物虐待防止協会)が今からもう170年も前に設立された。彼はプロテスタントの牧師であると同時に数多くの非営利団体の設立に貢献した人として知られている。後から見せてもらったけれど、街のMarktkirche教会の正面には彼の銅像が建てられていたから、本当に有名みたいだ。
「それより施設内を案内するよ。猫のシェルターを去年新しくしたんだ。」
と颯爽と案内してくれる紳士のHeiko。
2階建てになっている猫のシェルターは中央が吹き抜けで猫の遊びスペースになっている。
君、私の部屋より大きい窓もってるじゃないか。
やぁ
ジジかな。
ハンブルクのティアハイムと同様、ここにきた猫達は最初の2週間病気を持っていないかなどを判断するため他の猫たちとは隔離された部屋で過ごす。他にも避妊手術を終えたばかりの子や治療中の子などための病室などがある。
猫のシェルターはハンブルクよりも大きいね。
一匹一匹のカルテ。
子猫の部屋もある。
あらまあ生まれたてだね。世界へようこそ。
登る
続いて犬舎
まぁ、他と変わらず。
お前かっけえな
近くが飛行場なので頭上すれすれに飛行機が飛んでくる。だいぶやかましい。でもティアハイムには最適な場所。
とまあこんな感じで
シェルター内のツアーおしまい。長くなったので2回に分けよう。