Weed in California


最近インスタで色んな事をフォロワーの人に問いかけてる。

例えば、ファストファッションやペットショップって、お店側が悪いの?それとおも消費者が悪いの?とか、動物と使うショーは賛成?反対?とか。


今回は大麻について。今LAにいるから聞いてみたかった。
(2月に書き始めた記事なのでかなりの時差あり笑)


法律的な事は別として、“大麻って悪いものだと思う?”っていうお題。

びっくりした結果と、カリフォルニアの大麻マーケットについて今回は話します。



正直半々の意見になるか、大麻反対派が多いと思ってた。私のフォロワーにはリベラルな子や、インターナショナルな子が多いのか、85%以上が賛成で、大麻に対する肯定的な意見が多かった。100人以上理由を述べてくれたけど、否定的なコメントが少なくて、結果を見て驚いた。

ちなみに反対的な意見は、時間とお金の無駄だから。とか、大麻を吸った人に暴力を振られたから(これは大麻ではないと思うという個人的な意見)とか。


私は2014-2017までカリフォルニア州のロサンゼルスに住んでました。

当時はメディカルカードを持っている人のみ大麻を購入できた。大麻処方箋のようなもので、年間200ドル位買えばそのカードは割と誰でも持てた。現に私もLAで生活していた時、不眠症に悩まされ、メディカルカードを処方してもらった事がある。

2018年から、嗜好目的での大麻利用が解禁し、メディカルカードを持つ必要がなく、21歳以上で、身分証明書を持っていれば大麻を購入する事が可能になったの。そこからカリフォルニアでの大麻マーケットは大きく変わった!


2017年ぶりのカリフォルニアだったので、大麻マーケットの拡大が凄まじくてびっくりした!

お気に入りのベニスのストリート、“アボットキニー”という道がある。おしゃれなカフェやお店が並んでて、割と観光地としても有名。友達とコーヒーを求めにアボットキニーへ向かったら、大麻のお店がいくつもオープンしてた。

身分証明書があれば、21歳以上なら誰でも入れる場所。


店内はこんな感じで、多くの日本人がイメージしている場所とは全然違うとおもう。とても清潔だし(当たり前)、様々な症状によって大麻をだしてくれる。


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こちらに並んでいる商品は、左二つは電子タバコ。その右がキャンドル。一番右がサプリミント。


電子タバコは大麻初心者用のベイプの様なもので、吸い過ぎると、バイブがブブっと鳴って教えてくれる。

常に使用していたいけど、ハイになりすぎたくない人にもおすすめだとか。

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店員さんは大麻の知識をしっかり持っていて、お客さんの必要な大麻はどういう物なのかしっかり分析してその人にあった商品をお勧めしてくれる。


例えば、 

【Passion】と書かれたウィードセクション。

これはダウナーと呼ばれる種類で、体を休ませる種類のウィード。


 【Arouse】とかかれたウィードセクション。

これはクリエイティビティーをあげたい時に使用する物で、集中力も上がる。ウィードを吸いながら何か作業したい人にはおすすめ。性欲も向上するのでカップルで夜深く吸って楽しんで!


【Bliss】と書かれたウィードセクション。

これはyogaをやる人におすすめ。スピリチュアルなムードにさせてくれるし、瞑想する人にもおすすめ。


【Calm】と書かれたウィードセクション。

憂鬱な時や、ナーバスになってしまう時におすすめ。


【Relief】と書かれたウィードセクション。

痛み止め効果がある物。頭痛や生理痛などに効く。


【Sleep】と書かれたウィードセクション。

不眠症の人におすすめ。


と、店員さんは説明してくれた。



 大麻には大きく分けて2つの有効成分があって、

1つが【CBD】と呼ばれる物。

茎や種子に含まれるCBD(カンナビジオール)。CBDには様々な健康メリットがあると言われていて、この成分は日本でも合法です。

不眠症に悩んでいる人に、質の高い睡眠を提供できる可能性もあるとされていて、就寝前にCBDオイル入りの紅茶を飲んだり、痛み止めクリームなども販売されています。

私個人的にも、生理前のPMSや、低気圧による頭痛の時にたくさんお世話になってます。

(最近原宿にもCBD専門店が出来たのにもかかわらず、某週刊誌フライデ○では“東京で流行っている合法薬物“と紹介されていて唖然としました。)


そしてもう一つの成分が【THC】と呼ばれる成分。

いわゆる“ハイ“になると呼ばれている精神活性化成分で、幸福感をもたらす成分。この成分は日本では違法です。


日本ではCBDのみが合法なので、THCを含むプロダクトは一切手に入りません。


LAのショップで売られているプロダクトは、THC100%の物もあれば、CBDと混ぜた商品もあった。

例えば私が一番興味があった、生理痛に効くウィード。

日本でも売っているが、CBD100%。

日本のものとどう違うのか聞いてみたら、THCが多少入っていた方が、即効性があるのと、効果が確実だと言われた。

生理痛が重くてついらいなら間違いなくTHC成分の入ったものをおすすめする。と。


生理痛や何よりPMSが酷い私は、あーあ日本でも合法だったらなと思い、次のお店へ。


ここのお店のブランディングは本当素晴らしかった。


こちらも、身分証明書があり、21歳以上なら誰でも入れます。


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こちらも成分によって効果が違うので色別に。

パッケージが本当可愛かった。

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巻きや箱や電子タバコだけでなく、食べ物や飲み物もあった。

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そして香りを楽しむセクションも。


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バレンタイン前だったので、バレンタインのプレゼントセクションなんて物もありました。


プロダクトが本当に多すぎて全て写真に収めることは出来なかったけど、楽しすぎて1時間以上はお店にいた笑


そしてそんな私をみて友人が、女の子におすすめなウィードショップがあって可愛いから行ってみて!と教えてくれた。


こちらもまた観光地のメルローズにあるお店。

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このお店はまずInstagramがお洒落でびっくりした。

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可愛いーーーー!!と叫びたくなるようなポップでラブリーなページ。これが日本では危険薬物と扱われている大麻。


同じ時代なのに、海を渡ればこんなにも違うのか。


中ももちろんオシャレで、可愛かった。


2019年のアメリカでの大麻の売り上げは、日本円にして1兆3200億円もあったようで、2021年には3.5兆円いくと予想されていました。

こういう大麻を合法に商売しているお店では税金がしっかりつきます。


アメリカではかなり注目されているマーケットであり、医療目的にも使われている物でもある為、

大麻学校

なんていう物も人気だそうです。中には大麻を吸った事がない学生も多いそう。



日本ではまだまだ間違った情報が飛び交い、メディアでは大麻を吸った芸能人が土下座をするシーンが朝から晩まで流れていたりするけど、本当にいい物なのか、悪い物なのか、一度考えて見てほしい。



私は大麻の日本での合法化は賛成でも反対でもないです。


アメリカに住んでいた頃、大麻ばかり吸って本当にだらしない人達も見てきたし、自分の身近な人がそうなって欲しくないと思う。

だけど、大麻によって生理痛やPMSが楽になったり、癌の治療薬として認められたりするのはかなり魅力的だと思う。

創造性が豊かになって、素晴らしいアートがたくさん生まれたらいいなとも思う。大麻はいい使い方をすれば集中力を高めてくれるものだとも思っているので。


お酒と同じように、大麻は付き合い方が大事だと思うし、合法化するなら、自動車学校のように、しっかりとした知識を得て手にして欲しいとも思う。



ただ、大麻を所持していたからと行って朝から晩まで芸能人を馬鹿みたいに叩き続ける日本はそろそろ変わるべきだと。


世界ではどんどん認められ始め、日常になじみ始めた大麻。


みんなは“大麻“について、どう思う?

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