グリーン&パープルの組み合わせ方
今日はファッション配色のお話です。
我が家には食べ盛りの二人の子供がいまして、毎日せっせと料理を作っているわけなんですが、みなさんはお料理はされますか?
今日は、料理など普段の暮らしから得られる色のヒントをお伝えしたいと思います。
突然ですが、みなさんに質問。
ほうれん草、小松菜などの葉物野菜って、テープやワイヤーで止められていますが、あれってたいてい「紫」ですよね。
なんでだと思いますか?
答え! それは、二つの色が反対色だから。
下の色相環(色の円)を見てください。 双方の色が反対に位置していますね。これを
反対色といいます。
また、緑と紫といってもいろんな色がありますが、薄い色 or 濃い色、 澄み切った色 or くすんだ渋い色など、色みが違っても 理屈はおんなじで
紫x緑なら、どんな色味の組み合わせでも「反対色」です。
反対色はお互いの色を引き立たせるというメリットがありますよ。
今回の場合は、紫のテープによってフレッシュグリーンが「よりイキイキとして見える」
黄緑の鮮やかさが増して、野菜がおいしくみえるんです!
鮮度が命の野菜に、色の力で「よりフレッシュに魅せている」のです。
私たちの身近では、色の力によって商品の魅力をアップする作戦がたくさん仕込まれているんですよ。 それが分かると、とっても面白いですよね。
これは、わたしたちのファッションにも応用できますよ!
お気に入りの色をさらに引き立たせて「魅せる」んです。 使わない手はないですね♡
ただし、ポイントがあります。
それは、
どちらかの色の面積を小さくすること
例えば ニットとひざ丈スカートなど、面積やボリュームを1:1で使うと、かなりどぎつく、わちゃわちゃした感じなっちゃいます。
片方は小面積にしましょう。 ベルト、バッグ、シューズ、マフラーなどでポイント使いすると、きれいにまとまりますよ。
これがよくいう「差し色」です。 「差し色って、何を差すのよ!」っていう方は、ぜひ反対色を「差して」見てくださいね。
反対色を使うと、とってもあか抜けておしゃれの上級者に見えます♡
こちらは、パーソナルカラーシーズンのグリーン&パープルで組み合わせてみました。
差し色もできるだけ同じシーズンでそろえると、よりきれいにまとまります。
色の組み合わせって、ちゃんと理論を使うと簡単にきれいにまとまるんですよ。
ファッションだけでなく、メイクもインテリアも 実は全部共通。
一度色の組み合わせ方を学ぶと、いろんなところに役立ちます♬
配色レッスンも行っていますので、お気軽にご相談くださいね。
配色の記事、とても人気をいただいています。
またほかの色も記事にしていきますのでお楽しみにしててくださいね