この春中学生になった娘は、ようやく学校のリズムにも慣れてきて毎日忙しく過ごしています。
クラブは、6年生から入ると決めていた「バレーボール部」に入りました。仲良しの友達もみんな一緒なので楽しそうです。
先日、クラブから「スパイク」の注文書が渡されました。色は4色で、友達もみんな黒にするというので同じにしようかな‥という娘。
実は色の観点からいうと、バレーなど高くジャンプをするスポーツには、黒より白のシューズが適しています。
なぜかというと、
白より黒の方が重く感じるから。
白に比べて黒に感じる重さはなんと
1.8倍ともいわれています。
同じシューズでも色が違うだけでこんなに感じる差が。 黒では、足が重く感じる?! それでは高く飛べなさそうですね。
白黒の重さの違いを使い分ける
実際、企業でも仕事上でこの心理的な重さを考慮しているケースがあります。
それは、「引っ越し業者」や「宅配業者」の段ボール。
白やベージュなど明るい色にすることで、実際より重さを感じさせないようにしている、つまり疲労軽減を図っているそうです。
ファッションやインテリアでもこの重量感については工夫が必要なことがあります。
黒は、着やせして見えると好まれることがありますが、確かに「収縮色」でもあるため実際より細く見えることもあります。
ですが、一方で「重量感が増す」ということもあります。 重く黒い塊に見えることもある。 ちょっと注意が必要な場合もありそうですね。
ここを知ったうえで使うことが大切です。
インテリアでは、黒いソファや家具などはこの重量感の効果で「存在感が増す」「重厚感がでる」。 この辺りを計算しながら周りのアイテムとのバランスをとる必要があります。
白と黒、使いやすくお馴染みの色なので深く考えず取り入れることが多い色ですが、こんな違いも知っていると、選び方にも幅が出ますね。
今日は、娘のバレーのスパイクから白と黒のお話でした。
よかったら参考にしてみてくださいね!ではまた。