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グリーンxパープルの組み合わせ

今季は秋冬も引き続きビビッドカラーがトレンドです。
色物を取り入れるのが苦手という方も多いとおもいますが、理論がわかると簡単。 上手に色物を使いこなせるよう、今回は配色についてをお伝えします。


突然ですが、みなさんに質問。

ほうれん草、小松菜などの葉物野菜を束ねるテープやワイヤーって、たいてい「紫色」ですよね。 なんでだと思いますか?

答え  それは、二つの色が反対色だから。

下の色相環(色の円)を見てください。 黄緑と紫、双方の色が反対に位置していますね。これを「反対色」といいます。


この色の輪を「色相環」といいます


また、緑と紫といってもいろんな色がありますが、薄い色 や 濃い色、 澄み切った色や くすんだ渋い色など、色みが違っても この理屈はおんなじで 紫と緑、どんな色味のであっても「反対色」といいます。



反対色を使うメリットとは



反対色はお互いの色を引き立たせるというメリットがありますよ。

今回の場合は、紫のテープによってフレッシュグリーンが「よりイキイキとして見える」

黄緑の鮮やかさが増すんです! 

鮮度が命の野菜に、色の力でよりフレッシュに「魅せている」のですね。

私たちの身近では、色の力によって商品の魅力をアップする作戦がたくさん仕込まれているんですよ。 それが分かると、とっても面白いですよね。

そして、これはわたしたちのファッションにも応用できますよ。 

お気に入りの色をさらに引き立たせて「魅せる」ことができるんです。 使わない手はないですね♡


ポイントは、片方の面積を小さくすること。 例えば ニットとひざ丈スカートなど、面積やボリュームを50で使うと、かなりどぎつくわちゃわちゃした感じになってしまうので、どちらか片方の色は小面積にしましょう。 

ベルト、バッグ、シューズ、マフラーなど 小物でポイント使いすると、きれいにまとまりますよ。 

これがよくいう「差し色」です。 「差し色って、何を差すのよ!」っていう方は、ぜひ反対色を「差して」見てくださいね。

反対色を使うと、とってもあか抜けておしゃれの上級者に見えます♡


パーソルカラー別のパープルxグリーン

こちらは、パーソナルカラーシーズンのグリーン&パープルで組み合わせてみました。 差し色もできるだけ同じシーズンでそろえると、よりきれいにまとまります。


色の組み合わせって、ちゃんと理論を使うと簡単にきれいにまとまるんですよ。

今回のように、ファッションだけでなく、メイクもインテリアも この色の法則は全部共通。 一度色の組み合わせ方を学ぶと、いろんなところに役立ちます♬

お気に入りの色をより素敵に魅せるには、ぜひ反対色を合わせてより引き立たせて使ってみてくださいね。











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