「あの日、確かに僕は初めて彗星を見つけたんだ。」
今更ながら、いや今だから、Geats+の話をさせて欲しい。まず、私がなんでこんなにもGeats+に命をかけてでも行ったのかと言うと、「会えなかったって後悔したくない。絶対死ぬまでに6人に会いたい。」という感情に突き動かされたから。パニック発作酷かったし電車にも乗れない状況だったのに死ぬ気で練習して…
ひとり、新幹線で宮城まで行った。ヲタクだらけの電車にも乗ったし、シャトルバスにも乗った。1度もパニック発作を起こさなかった。正直、奇跡にも近い。親にも先生にも止められたけど、これを逃したら絶対後悔するから行きます!って言った私の悪いともいいとも取れる予感は外れなかったらしい。悲しいことに。
1日目夜、初めてのライブでガチガチになっている私に隣の方が優しく話しかけてくれたりしたお陰で頑張っていられた。overtureが始まって、一人一人の顔が映し出されて叫んでぐるぐると回る照明を見つめていたら「Let's go the party…」と聞きなれた楽曲がリミックスされたものでメンバーが登場した。
この瞬間はきっと、死ぬ間際まで忘れないだろう。スパンコールが輝く紫色が目に眩しくて、目をこすった瞬間目に映ったのは派手な赤髪すらも武器にした大好きな浮所飛貴の姿だった。敢えて双眼鏡を持っていかなかったので目にしっかり焼き付けようと眼鏡越しに死ぬほど追いかけた。煌めきすぎた6人が、大好きな歌を歌っている。幸せすぎて苦しかった。
(1曲ずつを語っていたら文字を打つ私の指がつかいものにならなくなるので、飛ばし飛ばし行きます。)
二日目夜に参戦した時、一世ソロでの試合風の演出がめちゃくちゃ盛り上がった時だったので一世〜!!!フゥーーー!!!と叫ばせてもらった。今思えば、恥を忍んで叫んでよかったと強く思う。何度も何度も泣いて、笑って、沢山感情を突き動かされて幸せな2時間と少しを2度も過ごさせてもらった。FCで奇跡的に当たったのと、一般でもチケットが取れて…こんな幸運なことは無いなって。
Compassでみんなで歌ったのも、声出したのも、近くにメンバーが来て名前を呼んだのも、全部全部鮮明に覚えているけど…
1番は、「虹の中で」モニターの6人が並んだ姿がほんっとに大好きで忘れられない。モニターと本人とどちらも見たくて目が痛かったのを覚えてる。幸せすぎた。
キラキラした衣装に身を包んだ6人、可愛いお洋服を着た美担仲間たち、香水が混ざった甘い匂い、会場を出たあとの冷たい風。
全部が、脳裏に焼き付いている。
きっと、二度と忘れないだろう。
もう一回、それを味わいたかったけれど贅沢だったかな。でも、会えて本当に良かった。幸せをくれてありがとう。残り少ない、6人と過ごす時間たくさんの思い出をこうやって綴りたいと思う。
「あの日、確かに僕は初めて彗星を見つけたんだ。」