IPOへの苦難の道 ~26~
-審査における過去の資料の大切さ-
いやー、久々の更新です。
ちょっと忙しくてという言い訳をしてみたりしてみなかったり。。笑
ということで、今回は
審査対応における過去の資料の大切さ!
について、最近改めて感じたことを書き留めておきたいと思います。
IPOの証券審査や東証審査に向けての申請資料で誰もが頭を悩ませ苦しみながら作る資料の筆頭がⅠの部、Ⅱの部と呼ばれる資料となります。
審査質問はこのⅠの部、Ⅱの部を審査官が読み込んで疑問に思う事項について作られていきます。
審査質問の大部分はこのⅠの部、Ⅱの部から出されると考えていいかと思います。
しかし!
それ以外にも質問のソースとなる事項には意外な伏兵が潜んでおります。
…まぁ、意外と言うかわかってはいたものの最近再び痛感したことがあったので、あえて言いたいと思います。
みなさん!議事録に注意してください!
取締役会の議事録とか監査役会の議事録とか経営会議の議事録等々。
基本的には議事録には議事の内容を記載するのは当然ですが、不必要な文言の記載や誤解を招くような記載はやめましょう。
これが後々になって自分を苦しめる結果となります。
かと言って書かなさ過ぎるのもそれはそれで問題ありです笑
何事もバランスです。バランス。
ということで、IPOを目指されているみなさんも、直前前期あたりくらいから議事録は慎重に慎重にお作りください。
所属
合同会社UKTGコンサルティング
https://uktg.co.jp/trust/
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