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多文化共創という「仕事」
本日、外国人との関わりの深い浜松という場所でシンポジウムが行われ、私はオンライン視聴でしたが興味深いお話をたくさん聞けました。
残念ながら、動画は期間限定とのことなので
プログラムだけ👇🏻
昔から外国人の方が多く住む浜松では
生まれながらにして日本に住んでいるのに
日本語が上手く話せなかったり、社会参画できない方がたくさんおられます。
そういう方たちが、地域や学校と繋がっている若いうちに、もっとたくさんの繋がりを作っておくことが大切だというお話がありました。
そして、当事者運動が育たないことも問題であると。でもさすが浜松では1歩先を進んでいて、日本で生まれ育った若者たちが自ら立ち上げたCOLORSという団体があるそうです。
ここまでのお話を聞いていて
以前、介護の勉強をしていた時に知った
東大の熊谷晋一郎先生のことを思い出しました。
熊谷先生は
「自立とは依存先を増やすこと」だと仰っています。
依存と言っても、人はみなひとりで生きてるわけではありませんから、巡り巡ってどこかで何かの役に立っているはず。
つまりは繋がりを増やすことで
学び合いや助け合いの「循環」、
サステナブルな「共助型社会」、
共助の仕組みを作ることが大切なのですね。
そしてもう1つ、印象に残ったお話は…
昔は家族が当たり前に行っていた
お年寄りや障碍を持つ方への「介護」。
今ではなくてはならない「仕事」ですよね。
それは世の中にとって必要だから、仕事として
認知されるようになったわけです。
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同じようにはいかないかもしれないけれど
「多文化共生」だって、ボランティアベースでは
持続できないし、広まらない。
立派な「仕事」になるように意識改革が必要だと思います。
折しも先月、「グローバル共創デザイナー」という肩書きつきで名刺をつくりました。
ちょっと大風呂敷を敷いちゃったかなと思いましたが💦
まあいいか。理想は大きく🍀
常日頃、モヤッとしていたものが
少し整理されたような
そんな意義深いシンポでした。