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少し前になりますが、松任谷由実さんの50周年を記念する番組を観ました。
私がまだ言葉も満足にしゃべらない頃から、数々の名曲を世に送り出して来られている。しかも、ずっと第一線で。すごいことです。

どの曲を聴いても懐かしく、ユーミンワールドを堪能しました。
かの名曲「ひこうき雲」は16歳の時の作品だというのも驚き!
そして個人的には「ダンデライオン」𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧𖥣。
何度聴いても沁みる~🥲

そして、一番心に残ったのは
ユーミンからのメッセージ💌

自分の曲は我が子 。
そして最終ゴールは

「詠み人知らず」になることだと。

あぁ、なんてステキな…
ユーミンだからこそ言える言葉🍀

歌い継がれるうちに
誰が作ったかわからなくなった名曲には
たとえば「仰げば尊し」とか
「われは海の子」(いずれも作曲者不詳)などがあります。

そして調べていると、気になる記述が…

「詠み人知らず」は必ずしも「作者不詳」ではないらしい。

例えば身分が低いとか、
政治的に名を明かすと不都合があるとか、
編纂の都合上など、さまざまな理由から
匿名にする必要があったときに
「詠み人知らず」と表現したようです。

いずれにせよ、そこまでしてでも
何とかして この歌を残したい❣️という思いから
「詠み人知らず」が生まれたわけです。

ユーミンは独身時代は荒井由実さん、
松任谷正隆さんとの結婚後は松任谷由実さん、
そして、他のアーティストに楽曲提供するときは
呉田軽穂さんと名乗って来られてますし、
それこそ海を越え、時を超え、
いつしか「詠み人知らず」さんになっていても
おかしくはないかも。

その名が残らなくても
その人が成し遂げた「何か」が残るって
なんだか羨ましいなぁ…


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