家の中を快適にしたい
ロックダウン、自粛になってまず思ったのは、家の中を安心して居心地よくすることでした。それは見た目を飾るのも一つですが、それよりも衣食住をキチンとしようと。
清潔な場所でキチンとした食事を食べ、太陽に干した物を着る。そうしなさい、と言うよりも私がそうしていれば見ている側は安心するだろうと思ったんです。
夕食時はたまには蝋燭を灯し、花を飾る。お風呂にはいつか使おうと取っておいた少し贅沢な入浴剤を入れたり、お茶を丁寧に入れたり、小さな事ですがそういう空間を作ると家の中が居心地が良くなるのかなと思ったまでです。
そういえば、イギリスの家庭は当たり前の様にキャンドルに火を灯します。特別な日だけじゃなくて普通の日でも。私も慣れてしまいましたが、日本人の知り合いが来て「普通の日でも蝋燭灯を灯すんだね」と言われて、ハッと気付きました。
豪華な食事にするわけにもいかないですし、その必要はないですが、たまには摘んで飲んで、のパーティー気分もいいかと
ファームショップからチーズを。
上からムンスター、ラクレット、名前は忘れましたが灰が挟んであるチーズ。
義理の母にも同じ様なミニチーズボードを持っていき、ワインで乾杯です。チーズも日本人の方がチーズを自分で擦り下ろして食べるのが憧れだった、と目を輝かせているのを見て、ハッと当たり前になっていた習慣の違いに気がつきました。
1日一回の外出はエクササイズ目的なら良いという事で、トビーの散歩。
今更こんな立派な大木に気がつくとは。
これも時間がゆったり流れる自粛だからかもしれません。
コロナの感染が広がった事は大変な事ですし、亡くなった人もいて悲しい状況ですが、残された人は、自粛のこの時期を無駄にしてはいけない、当たり前が当たり前ではなく、感謝する心を思い出すための有り難い期間だと過ごせたら、と思います。