殻を 破る
2024.3.30 7節
自身初めてのハットトリック。
その時の全ての景色、感情、歓声。
サッカー人生においてとても印象的な一日になった。
1点目
迷いなく思い切りよく振れている左足。
らしく、一振で局面を破壊し続けられるように。
そして2点目
ようやく取れた複数点。
2点目 衝撃で倒れた時
貴司君に
"決まったぞ"
と言われた時。
ずっと取りたかった追加点、複数得点をしてチームを救えたこと
そんな事、どこかでできなのではないかと思っていたこと。
全く結果が出せず悔しかったこと
メンバーにすら入れない時
焦りが出て怪我に繋がった時
一昨年相模原を満了でトライアウトに参加した時
この先が不安になった時のこと
短い時間だけどそんな悔しい思いが沢山浮かんだ
ただ、今まさにその瞬間。
試合に出続け。結果を出してピッチに立ち
大事な試合で勝ち越し点を決めた。
他の選手が結果を出して自分が何も残せていない時。
そんな時間がここ数年ほとんどだった。
きっと山口の時より、そんな悔しい時の感情をコントロールは悪い意味で上手くなり。
悔しいことに慣れ
自分にいい様に言い聞かせて、笑顔で振舞って時間が感情を落ち着かせてくれるのを待って。
そんな自分に慣れていた。
応援し続けてくれる人達に向けて何度も言った
"一緒に喜びましょう"
本心だし叶えたかった、でもチームが勝って一緒に喜ぶのも…
と弱気になっていた自分もいる。
本当に一緒に喜ぶことができた。
破った殻は
結果を出せず
悔しいことに慣れ
感情を誤魔化して逃げていた
目指す自分とは程遠い自分自身が作った殻だった
芝生に顔を覆い、ゴールを確信して色んな感情が蘇った後。
この奥の奥から込み上げる喜びと感動を長野の皆と爆発させたい。
気づいたらゴール裏へ。
痛いとこなんか無い、むしろ身体は軽い。
皆と喜びを直接分かち合えるゴール裏は最高だ。
何度も何度も行きたい。
身を乗り出したガッツポーズ
腕を突き上げた全力の拍手
大迫力の旗や躍動するオレンジのタオル
響き渡る大歓声
何年も味わいたかった見たかった光景を見れた。
少し照れくさいけど、エンブレムをギュッとするのも好きだ。
そして3点目
そして3点目
まさに長野で身につけた新しい武器
"Always Action"
身も心も常に準備、足を止めない。
そんな長野スタイルを全員が表現したゴール。
苦しい時、悔しい時、弱気になった時それでも少しずつやめずに積み重ねることを続けてきてよかった。
ただシーズンはまだ始まったばかり。
結果を出して嬉しい気持ち。
でもそれ以上に何もまだ成し遂げてないと、飢えている自分。
こんな最高の景色は何回だって何度でも感じたい。
"be brave"
継続!!!
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