約束の通過点
祖父に100試合セレモニーをしてもらおう。
この目標は、大学四年生の頃まだどのチームにも入団が決まってない頃、DAZNで選手がセレモニーをしているのを見た時にできた目標。
めちゃくちゃ幸せだなこれ。と
小さい頃から県外はもちろん北から南まで、時には海外遠征にも足を運んでくれた祖父。
多くは語らないけど、今でもずっと点を決めた時に涙目で会ってする握手には色んな想いが込められてる。
迎えたホーム最終戦試合前。
ユニフォームを着た両親と兄、そして大切に花束を持っている祖父。
自分の闘う土俵に家族がいる。不思議な気持ちだけど本当にとてつもないパワーを貰った。
「良かったね」
という言葉と共に花束を受け取る。
家族を喜ばせようと楽しみにしていたけど、自分が喜ばせて貰った。
岐阜で迎えることのできた100試合。
各クラブて積み上げた1試合。
出場1分の日も前半で交代した日も点を取って勝った時も同じ1試合。
このセレモニーは一生忘れない。
温かくて熱くて最高のサポーターと最高のスタジアム。
100回のメンバー争いに勝ちまたこの写真を撮ろう。