23年1月 香川 徳島 和歌山 一人旅(2)
旅行2日目 1/27(金)
目が覚めるとあと数分で岡山に着くところだった。天気は生憎の雨。
寝ぼけ眼をこすりつつ瀬戸大橋通過を待った。
橋を渡り切り香川上陸。
7:27高松着。
改札を出て、ことでんに乗換。JRとことでんの1日券を買って途中下車しつつ、琴平を目指す。
最初は仏生山で降りた。目的は工場構内にいる旧型車両。
側道からじっくり観察できる場所にいてラッキーだった。それにしても柵ないのは驚き。300号も見たかったが、工場屋内に入っているのか見当たらなかった。また次の機会に。
ふたたび電車に乗り、また途中下車。
見てみたかった貨車を見て次へ。
滝宮で途中下車。ここの目的は駅舎だ。この駅舎は大正15年の駅開業から使用されてるもので、近代化産業遺産に登録されている。お昼の情報番組で以前紹介されていて、行ってみたいと思っていた。雰囲気がとても気に入った。ベンチに座り雨の音を聞きながらぼーっと次の電車を待つ。
次の電車に乗り、終点琴電琴平へ。
歩きで金刀比羅宮を目指す。
友人から話は聞いて覚悟していたが、階段が本当に多かった。
境内を歩いていると資生堂パーラーの看板が目に入った。看板には蜜柑パフェの文字。パフェ好きの私としては「これは行くしかねぇ!!!」と即決。
見た目と期待を裏切らない。キャラメルクリームと蜜柑の組み合わせがよかった。
看板につられて金丸座に寄り道。日本最古の現存する芝居小屋で重要文化財とのこと。お出かけオタクは重要文化財とか登録有形文化財に弱い(偏見)。入るとガイドの人が優しく案内してくれた。
1年に1度有名な歌舞伎役者を招いて演目を披露することもあるそう。帰り際ガイドの人がこの町でぜひ見て行ってというものを紹介してくれた。
かつてはこの橋が表参道に架かる橋だった。移設後は祭事用として使われている。普段は一般の人が渡ることはできない。
瀬戸内海を航行する船への目印として使われていたらしい。
JR琴平駅まで戻った時点で時間は14:04。だいぶのんびりしてしまった。駅に着くと雨は止んだ。
また左足の甲にボヤッとした痛みが出てきた。これが後日に響くことになるとは思わなかった。
駅からは土讃線で1駅。善通寺駅で降りる。
改札を出たときに琴平駅の待合室に折りたたみ傘を忘れてきたことに気がついた。やらかした。とりあえず行って戻ってきてから考えようと、駅から歩いて善通寺を目指す。駅名的に駅前にあるのかと思ったら徒歩18分と、意外と離れている。
ここ善通寺は西院と東院に別れていて敷地もなかなか広い。また弘法大師空海の生誕地として知られている。お参りを済ませ、駅に戻る。
駅に戻ってくると次の行程はどうするか選択に迫られた。JRで坂出に出て保存車を回収してから高松方面を目指すか、琴平で忘れた傘を回収してからことでんで高松方面を目指すかの2択。いろいろ葛藤があったが、後者にした。
朝からパフェしか食べてなかったので流石にお腹が空いた。瓦町で降りて、友人にすすめられたうどん屋に行くことにした。
電車から降りて引き上げ線を見てみると京急の復刻塗装車がいたので思わずカメラを出して撮ってしまった。
うどん屋に到着。遅めの昼食になった。
味はカルボナーラに似たような感じ。とても美味しかった。
食べ終わって外に出ると日が落ちる寸前になっていた。
「今日はここまでだな。」
そのまま宿に向かうことに決めた。瓦町駅から志度線で志度を目指す。電車に乗ると外は真っ暗で車窓が全然見えなかったのですぐに飽きてしまった。
志度駅から歩いて宿へ。チェックインを済ませてから飯にでかけた。さすがにうどん小ではすぐにお腹が減る。結局は近所のガストへ行った。せっかくだったら宿の横の食事処にしとけばよかったかなと宿へ戻る帰り道で思った。
この日こうしてまわってきたが、行きたいと思っていた高松周辺の保存車を全部回収することができなかった。特に坂出ともう1か所に1両ずつ残してしまったのは痛い。志度にあらかじめ予約しておいたのは本来、志度線沿線のまりきれなかったぶんのを回収しつつ、徳島方面への行きやすさを狙ってのものだったが意味があまりなくなってしまった。
3日目に続く