悩ましい学校選び。男子は女子に比べて選択肢が少なすぎる?
お父さんです。
このブログは地元の公立中高で学び、地方大学を卒業した庶民派お父さんがひょんなことから子供二人の都内私立小学校受験を経て、またまたひょんなことで子供たちがイギリスのボーディングスクールに合格するまでの道のりを綴っています。
今回の記事について
今回の記事は、小学校受験において実際にどの学校を選べば良いのかについての続編です。
よく見てみると、私立小学校は男子に比べて女子の選択肢の方が圧倒的に多い事が分かります。
特に男子にとっては選択肢が少なく、どのくらい男子と女子で選択肢が異なるかをまとめています。
皆さんの受験に向けた参考になれば嬉しいです。
今回は、前回の学校をどうやって選ぶかという記事の続編です。
数ある学校の中でどの学校を選ぶかは小学校受験の最初の大きなステップだと思います。我が家も2人の子供たちの学校選びの過程においては、学校見学やウェブサイト等を確認して
判断のための材料を集めました。その過程で気付いたことは、
「女子に比べて男子は学校の選択肢が少ない」という事です。
具体的に例を出しますと、都内23区内の場合で以下のような感じです。
①共学校と女子校の上位校を合わせた選択肢(下図の左)
②共学校と男子校の上位校を合わせた選択肢(下図の右)
いかがでしょう。いくつか皆さんの思い浮かぶ学校と異なるかもしれませんが、大体はイメージとしては合うのではないでしょうか。
これらの学校に加えてもう少しスコープを広い範囲に広げてみても
男子の場合は23区ではない桐朋学園(国立)、早稲田(国分寺)、成蹊(吉祥寺)くらいまで選択肢を広げるかどうかですが、いずれにせよ男子よりも女子の方が圧倒的に選択肢が多いです。
約2倍です。
男子校に至っては暁星小学校のみ。
この違いがなぜなのか、どのような歴史的な理由があるのか、私には理由がイマイチ分からないのですが、調べると以下のような記事を見つけました。
という事のようです。こちらは中学校の話ですが、いずれにせよ歴史的に男子と女子が平等では無かった頃、女子の教育は民間が担っていた(男子は国が担っていたが、その後共学に変化)ことが私立の女子校が相対的に多い歴史的な背景のようです。
我が家の息子の受験時は、どこを受けるかその選択肢の少なさに悩みました。選択肢が無さ過ぎてなかなか選べませんでした。
したがって結果的には慶應幼稚舎、慶應横浜初等部、暁星、成蹊の4校が選択肢にのぼり、練習用の受験を除いて受験したのもこれら4校でした。
私個人の各小学校(私立のみ)へのイメージは先日のポジションマップの通りですが、このマップの中で、何が自分の子供に合っているかを色々と考えて、「まぁここかな」といったようなイメージで決めました。
一方で全体の受験者数としては、2022年受験の場合で東京都内を受験した子の総数は約25,000人超くらいとされており、男女比は大体半々です。
このように整理すると、一般的に男子の競争率は女子に比べて高く、女子のそれは低いという事が分かります。
女の子の場合は
①選択肢が多い
②枠が多いので、当然合格できる子の絶対数が多い(当然ですが)
③男子に比べて競争率が低くなる
男の子の場合は、
①競争率が高くなる
②選択肢が少ない
③競争率も相対的に高めになる
となります。男の子にとってはなかなか厳しい環境ですが、教育における親の考え方として
-小学校から女子校に入れて女子だけの環境で教育を受けさせたいか
-小学校は、共学もしくは男子校が良いか
というポイントも悩みどころではあります。
色々と考えるべきポイントが多いですが、いずれにせよ男子は女子に比べて選択肢が少ない
その理由は歴史的な背景があるということを確認しました。
今回も読んでいただき、ありがとうございました。
続きはこちらです。
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