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どうやって志望の小学校を選べば良いのか?悩ましい学校選びについて考えます

お父さんです。

このブログは地元の公立中高で学び、地方大学を卒業した庶民派お父さんがひょんなことから子供二人の都内私立小学校受験を経て、またまたひょんなことで子供たちがイギリスのボーディングスクールに合格するまでの道のりを綴っています。

今回の記事について                                      
今回の記事は、小学校受験において実際にどの学校を選べば良いのかについて書きます。
学校ごとにどのような特徴があるのか、それぞれの相対的な位置づけはどうなのか様々な学校のポジションを勝手ながらプロットしてみました。色々な見方があると思いますが、一つの見方として参考にしていただければ幸いです。
皆さんの受験に向けた参考になれば嬉しいです。


初めて小学校受験をする皆さんのために、私の個人的印象で書いてみた学校の特徴マップを以下に載せます。色々と切り取り方はあるでしょうし、これ以外にも色々な学校はあると思うので
あくまでも参考程度に捉えていただきたいのですが、皆さんはどう思われますか。一人ひとり皆さん自身の価値観にあった学校を選ぶための一助になれば良いと思っています。

ちなみにこのチャートはどこの学校が良いか悪いかを判断する材料ではありません。どういう特徴があるのかというプロットです。

切り取り方としては、

①勉強重視
②スポーツ重視(体づくり重視と言い換えてもOK)
③真面目な校風
④自由な校風(伸び伸びと言い換えてもOK)

という4つで考えてみました。下図参照ください。

小学校のポジションマップ


特徴において抜きん出ているのはやはり慶應幼稚舎ではないでしょうか。
福翁自伝(福沢諭吉が書いた自伝。慶應入試においては親の必読書)にも書いてある通り、「まず体つくり」が全てのベースです。したがって勉強よりは体作り(スポーツ)が小学校時代の中心であると思いますし、その通りだと卒業生からも何度か聞いた事があります。

次に特徴的なのは桐朋学園(国立市にある方です)。
こちらも伸び伸びと自主性を重んじる雰囲気を学校説明会でもぷんぷん感じます。私が今でも覚えているのはニワトリなど動物の世話をいかに子供たちが懸命にしているのか、どういう苦労があったのかの話です。聞いていて「良いなぁ」と思ったのを記憶しています。
そのまま高校まで進学できますが大学はありません。皆さんご存知の通り進学実績は優秀です。慶應幼稚舎・桐朋学園をフォローしているのが青山学院、立教、成蹊あたりかなと思います。

これら慶應幼稚舎や桐朋学園と対極にあるのが、雙葉学園(四谷)や聖心かなと思います。女子高且つキリスト教系の学校で、常に誠実に自分と向き合って、自分では無く人のために貢献していくという教えが学校の隅々に行き渡っている印象です。
私も雙葉や聖心の学校説明会に行きましたが、学校の雰囲気に対する印象がとても良かった記憶があります。建物は古いですが、その良さが出て、全てが丁寧に使われている印象でした。

あと面白いというか特徴が際立っている学校としては、慶應横浜初等部と暁星。慶應初等部に関しては2013年に設立され、まだ10年くらいの新設校ですが慶應の思想が詰まっている一方で、慶應幼稚舎の反面教師的な要素を反映した学校かなと思います。
説明会での「うちは幼稚舎と違って勉強もちゃんとやります」と高らかに宣言されていた教頭先生の少しニヤリとした顔が今でも忘れられません。私もニヤリとしました。

あと暁星ですが、こちらは九段下という都心ど真ん中にありながら校庭が意外に広くて良い感じなのと、真面目な校風な割にサッカーが盛んで(校技らしいです)、運動も頑張るところが真面目な校風の一方で特徴的な学校です。最近は中学進学の際に結構高い割合で優秀な生徒が更なる難関校へ抜けるそうですが、小学校においては良い学校だなと思いました。

このように、比較する事で学校の特徴を皆さん一人一人が判断し、自分の子供に合った学校選びをすることが大切だと思います。まとめると

-比較をすることで学校ごとの特徴が分かる
-自分が大切(重視する)だと思う価値観をあらかじめ整理しておく
-難易度、人気、ブランドだけではなく、自分の価値観に合う学校を選択する


です。皆さんの参考になれば幸いです。
記事を読んでいただき、ありがとうございました。
続きはこちらです。


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