新進気鋭サイケポップアーティスト SuU オンラインインタビュー
はじめに
名刺代わりに組んでいるプレイリスト、New age waveにいれる曲を探しているときにcollageを見つけた。どういう経緯で見つけたかは、はっきりと覚えてはいませんが聴いた時にかなり大きな衝撃を受けたことだけは覚えていました。曲だけを聴いた時は知らなかったのですが、作曲から録音までのほとんどを一人でまかなっているのを知ったときはかなり驚きました。
どういう活動をされているのかを曲を聴くたびに気になっており、どこかのメディアのインタビューで詳細を知ることになるんだろうなぁと思っていたところなんといつの間にか自分がやることになっておりました。
インタビューについては今しがた勉強中で何をどうすれば、的確にお互いに気持ちよく情報の共有ができるのかは模索中なのですが、徐々につかめていけているような気がします。
インタビューは2回目ながらも少し緊張してしまいました。少しだけ前情報は調べましたがtumblrのBioのみで恥ずかしながらまだライブを拝見したことがなかったのでどんな方なのかもわからず決行することになりました。
いざ始めてみると、最初はお互いに固かった空気が少しずつ軽くなりフランクに話せていた気がします。どこまで深く話せたかは自分でもあまりわかっていませんが、ふと気づいたのは才能もセンスもある人は意外と常に自然体で身構え過ぎていない人かもしれないと今回のインタビューで感じました。 ではどうぞ。
◎簡単に自己紹介をお願いします。
SuUのすずきたくまです。よろしくお願いします。
◎現在の活動内容、拠点を教えて下さい。
都内を拠点に制作活動やライブ活動を行っています。
◎宅録ソロプロジェクトとのことですが、現在の活動の前はどのような活動をされていましたか?
SuUを始める前はバンドを組んでいましたが、そのバンドが活動休止してしまい時間を持て余していたのでSuU名義で活動を始めました。
◎キャッチーでポップな曲調の中からもサイケデリックの雰囲気もしっかりと感じるのですが、SuUさんの音楽のルーツを教えていただけますか?
TOMOVSKYというアーティストには大きな影響を受けています。サウンドが奇抜だったり捻くれているのにメロディー心地よいものが好きです。
最近は90年代のサンプリングビートを聴いたりしてサウンドメイクのリファレンスにしたりしています。
◎レコーディングからミックスまで全て一人で賄われていますが、そのスキルはどこでいつ頃培いましたか?
元々iPhoneのガレージバンドというアプリで簡易的なデモを作ったりして遊んでいて、SuUを始めるタイミングでDAWを触るようになりました。全くの独学なので基礎知識みたいなのは全然ないです…曲を制作しながらレコーディング、ミックスのスキルを覚えていってる感じです。
◎曲はどのくらいのペースで作られていますか?
月に一曲完成すればいいほうです。全楽器の演奏、編曲、レコーディング、ミックスを一人でやってるのでとにかく時間がかかりますね…
◎トラック提供もされていらっしゃいますが、作曲はどのようにされていますか?
作曲というか編曲、サウンドメイクのお手伝いをしている感じです。そういう機会があるときはいい塩梅にSuUっぽさを出せればいいかなと思っています。
◎今後、固定メンバー等加入の予定はありますか?
今のところ正式でメンバーを入れる構想はありません。一人でやってる方が色々と気楽ですので(笑)
ライブなどするときのサポートメンバーはここ最近ほぼ固定です。
◎マニアックな話になりますが、宅録の機材などは何をつかわれていますか?
DAWは「Logic Pro X」、オーディオインターフェースは「Audient iD22」、カセットMTR「TASCAM PORTASTUDIO 414」も持っています。
ギターはGrecoの70年代のテレキャスター、グネコロゴ期と言われてるものですね。ベースは借り物ですがYAMAHAのBBを使っています。ドラムの打ち込みには「ROLAND SP-404SX」を使ったりしていました。最近サンプラーの名機「AKAI MPC3000」を手に入れたのでドラムの打ち込みなどで重宝しています。
◎作曲をされる際に歌詞やメロディー等インスピレーションを受けているものはありますか?
歌詞を書くのは苦手なので本を読んでインスピレーションを受けて詞を書くことが多いです。村上春樹氏の作品ばかり読んでいます。
◎作詞などは実体験をもとにされたりすることはありますか?
10代や20,21歳くらいまでは実体験をもとに作詞をしていましたが、ここ最近はあんまりないかもしれないです。実体験の一部をきっかけに中身を膨らませて書くことはちょいちょいあります。
◎今後の活動予定について教えてください
今までと変わらず宅録やスタジオ録音で楽曲を制作し、映像やアートワークも含めいい作品を残せたらなと思っています。ライブ活動の方は今まではだいぶ腰が重かったのでこれからは本数を増やしていけるよう頑張ります。いずれフェスのような野外イベントにも出演してみたいです。
おわりに
まず、こんなに素晴らしい楽曲を生み出し続けている現役のアーティストのインタビュー第一号がUkiyo records.だったことはとてもうれしかったです。
いつかライブにも足を運ぼうと思いますが、楽曲を超えに超えてハイレベルなライブをするんだろうと勝手にハードルを上げる想像をしてしまいました。
話していた感じはフランクな感じでしたが、曲からは逆に音楽に対するストイックさがお話したことによってより垣間見ることができた気がします。
おそらく、これからもっとこの界隈をSuU流の流儀で驚かせてくれる作品を世に広めることになると思います。
今回に限らず引き続き、Ukiyo records.は彼の活動を追い続けたいと思います。
SuU Official Twitter
Spotify
Ukiyo RECOMMEND ARTIST
ぺんぎんの憂鬱 Youtube
ぺんぎんの憂鬱 INSTAGRAM & Next live
ぺんぎんの憂鬱 Twitter
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?