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LIMBO

そう言えばこの曲の歌詞には触れていなかった。
基本CDとかにまとめられてから歌詞にじっくり向き合いたいタイプなんですけど、やっぱり手に入らないMITO1↓

(正式にキャンセルされました。ファンが増えてるのに増産しないんでしょうか?デジタル音源買えばいいじゃんてデジタルより物理的にCDって利益低いんでしょうか?CDが欲しいんです私。DRPの偉い人PLEEEASE!)の曲に手を付けるかどうしようか迷ってたら、ちがうとこに飛んじゃってました↓

では本題へ。この曲のミュージックビデオの感想はこちら↓

LIMBO 歌詞/訳

Don't waste your tears(涙を無駄に流さないで)
On somebody you can’t even save(救えない誰かの為になんか)
Throw me down to the wolves(僕を狼の群れに投げ落としてくれよ)
It's where I belong(そこが僕の居場所さ)
See you on the other side(僕らの世界が衝突する)
Where our worlds will collide(向こう側で会おう)
Take what's yours(君の思うようにすればいい)
Just leave me in two pieces(僕を心を2つに裂いて)

I left my heart down in the basement(地下室に心を忘れてきた)
Where all the Ravens take their turn(カラスが順番に来ては)
Picking at what’s left of (me)(残骸をついばんでる)(僕の)
I took you out of my existence(僕の中から君を取り去ったんだ)
Only to crawl back into your arms(そして君の腕に這いもどるだけ)
Knowing how much it would take away
(それがどれほどの喪失か僕はわかっている)

Do you think we arе really dreaming?
(ねえ 僕らは本当に夢を見てるのかな?)
Can someonе tell me where I am?
(僕がどこにいるのか誰か教えてくれない?)
I'm running out of sand(僕の命が尽きようとしているんだ)

I took you out of my existence(僕の中から君を取り去ったんだ)
Only to crawl back into your arms(そして君の腕に這いもどるだけ)
Knowing it would make me go insane
(それが僕を狂わせるのをわかっている)

Go!(やれよ!)

I left my heart down in the basement(地下室に心を忘れてきた)
Where all the Ravens take their turns(カラスが順番に来ては)
Picking at what's left of (me)(残骸をついばんでる)(僕の)

I took you out of my existence(僕の中から君を取り去ったんだ)
Only to crawl back into your arms(そして君の腕に這いもどるだけ)
Knowing how much it would take away
(それがどれほどの喪失か僕はわかっている)

泣いてんじゃねえよ。泣いたって救えない奴は救えないんだ。と、MITOなら言いそうだし、狼の群れに僕を放り込んで、そこが僕のいるべき場所なんだ。と、Mr.Insanityなら言いそうです。
・カラスは死骸を食べます。地下室に心を忘れてきた。というのは、肉体を離れ魂だけが彷徨っている、いわゆるLIMBOのイメージです。
ただイアンのイメージするLIMBOとは宗教的な場所でなくて、精神的な場所。そして放置された肉体をついばむカラスの群れ。
・I took you out of my existence(僕の中から君を取り去ったんだ)この君は、イアンでもMITOでもMr.Insanityでもあると思います。彼ら一人でも欠けてしまったら、to crawl back into your arms もとに戻った時に起こる障害は計り知れないと想像できます。バランスが崩れると言った方がいいかも。
だから
・Knowing how much it would take away(from me)
どれほどのものを(僕から)奪っていくのかを知っている。
奪われてたくさんのものを失うので、(それがどれほどの喪失か僕はわかっている)と訳しました。

今までのミュージックビデオとは明らかに別の段階に進んだビジュアルと音楽だと思います。
あらためてこのミュージックビデオを見ても全くもってそう思う。
コンセプトがあってそれを構築するスタッフがいて完成する作品ですが、見事に変貌したなという感想です。年相応の彼がいて正しく進んでいる気がします。
この曲なんてオルタナロックに入るんじゃないですか?
私はオルタナティブロックが好きで、当時のRadioheadにめちゃめちゃハマってました。

The Hybrid(ハイブリッド)というキャラクターが初めてここで出てきたわけですが、MITOとMr.Insanityの悪いところが本当に良く混ざった表現だなと思いました。彼らに安息は訪れるんでしょうか?
映画や漫画や小説とかでも、こんな事よく思いつくな、よく考えるな。同じ人間なのにどういう環境で生きてきたらそうなるんだろうかと思ってしまう感情ってあるじゃないですか、あれに近い感覚。
ファンとしては胸熱展開に期待しかないんです。彼が今後、各キャラクターをどうしていくのか、生かそうが殺そうが彼の好きなようにしてそれを見せてほしい。
死んだと思ったら生き返った!話が理解できないぞ?と思ったらパラレルワールドだった。もうなんでもありなのでいちいち答え合わせはせずにストーリーを楽しみたい。


おまけ
個人的にちょっと笑ったシーン

カラスに扮するダンサー達が部屋をめちゃめちゃにしているシーン
めちゃくちゃかっこいいんですが
笑ってません?ピローファイト楽しくなっちゃたみたい

いや、笑ってるんじゃなくて歯を食いしばって暴れてるんだ、そうだ。
・・・笑ってるよね?