No Blueberries(ft. DPR LIVE, CL)M/V
この曲は、何に対してかわからないけどすごく腹が立っていて、
それを歌にしたそうです。付き合いたくない人や共感できない人
そんな人達をブルーベリーに結び付けて表現していると。
この曲の歌詞/訳はこちら↓
ミュージックビデオのストーリー
デビルズダイナーのトイレの鏡を見るIAN。
MITOの狂気を思い出し恐怖しながら薬を飲みこみます。
冷静さを取り戻しサングラスをかけてトイレから出ていき、
帽子をかぶり席に着きます。
店内は他の客もいて、ヘルメットをかぶった客は白い花を一房
持っています。そしてIANの事を気にしている様子。
注文したアイスクリームケーキが来ました。
ケーキの上にブルーベリーが乗っているのをじっと見るIAN。
嫌いなブルーベリーの実を指ではじき飛ばしていた時、
店内の照明が落ちました。
見渡すとキッチンの奥に何かを見つけます。
それはブルーベリーの怪物で、イアンは思わず逃げ出しました。
必死に抵抗したり銃で撃とうとするけど思い通りになりません。
駐車場まで出て逃げ惑う中で、最終手段かのように
welcome to the other sideと言いながらマッチを擦るとMITOに入れ替わり、
IANとは逆に怪物と互角に戦っています。
MITOがそうしてくれてる間にその場から逃げるIAN。
そこにLIVEが車で登場、IANを助け出してくれました。
車を走らせ逃げ切ったと思ったけど、怪物は先回りしていました。
LIVEはそのまま車で突っ込みます。ぶつかる!
その時、はっと我に返ると、そこは店内でした。
IANは顔に怪我をして彼の身に起きたあれは現実だったようです。
そしてテーブルにはサービスされたばかりのアイスクリームケーキ。
弾き飛ばしたはずのブルーベリーも乗ったままでした。
ストーリーの解釈
冒頭のトイレの鏡を見ている時何かを言っているのですが、
よく聞き取れないんです。わかったのは、
IAN:俺どうしたんだ?何が起きてんだ?
MITO:お前(IAN)にこれができるか?
IAN:やめろ!
"So Beautiful"での出来事がフラッシュバックし、鏡に映る自分にMITOを見て錯乱し銃を向けます。
症状を落ち着かせる為に薬を飲みこみ、気を落ち着かせてサングラスと帽子で変装。
DPRのメンバーREM、CLINE、LIVEがダイナーの客として登場してますね。
ヘルメットを被ったLIVEのこの格好は"Kiss Me+Neon"で、白い花は(造花でしかも詳細がわからないから)ジャスミンじゃないかと
思ってるんですけど、"Jasmine"とリンクしているのでしょうか。
イアンの帽子に書かれているUnder Coverの文字。
これは、密かに正体を隠している、MITOを隠しているという意味かな。
ブルーベリー(遠ざけたい煩わしい人)が好きなアイスクリームケーキに
のっかっているのが嫌でエイっと弾く。最後の一粒を飛ばそうとした時、
停電(black out失神)しました。これは、MITOの世界になる事を指していて、その世界は恐ろしい事が起きるのです。
無機質なブルーベリーが怪物となって具現化し、イアンに襲い掛かります。
銃でも無理、怪物に捕まって押さえつけられるとMITOが一瞬出てきて
危機から脱出できました。無我夢中でキッチンから裏口の駐車場へ。怪物の気配は感じるがどこにいるかわからない。
もう奴に頼るしかない、、、。
まるで呼び出しの呪文のようにWelcome to the other sideと言って
マッチを擦ると、MITOがスイッチして怪物に応戦。
車で助け舟のLIVEとともにその場から逃げるけど、怪物からはやっぱり逃げ切れなくて、逃げたいのに逃げられない。叫びながら車で突っ込む様は
まるで悪夢と似ています。
怪物とぶつかる寸前に気が付くとそこは店内で、現実なのかと周りの様子をうかがいます。
さっきのは夢だったのか?斜め後ろの席にはヘルメットの客もいる。でもイアンは鼻を怪我して血も出ていて、あれは夢ではなく現実なんだとわかります。
テーブルの上の手の付けられていない、ブルーベリーが乗ったアイスクリームケーキは時間がたってない事を示していて、あれが一瞬の出来事だった事を物語っています。
皿を見つめどこかほっとした様子で目を閉じるイアン。
この後"Scaredy Cat"に続くのですが、冒頭で殺人事件があったことが
伝えられるので、このダイナーの客か店員をMITOが殺してしまったのかもしれません。
歌詞の雰囲気から恋愛関係を歌っているようにも感じるけど、
ミュージックビデオには全くそれは感じませんでした。
CLのけだるさがいいです。
画像は"No Blueberries"ミュージックビデオから