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【アラサー上京物語②】いざ転職活動

27歳で「ポスターとか作りたい。広告関係の仕事してみたいな」と思うようになって、そこからジワジワと「クリエイター」に憧れるようになりました。
「専門の学校とかには行ってないけど、未経験でも頑張ればなれるんじゃ?」
「営業職とかより、手に職つけたほうが将来的にもいいよね!」
と、甘い甘いことを毎日考えて楽しくなっていました。

と同時に「どうせやるなら日本のトップステージ、東京じゃね!?」と、謎の夢追い人みたいな事を考えるようになりました。

そこからの行動はめっちゃ早かったです。
「転職活動は片手間でサクッとやれるものだ」と考えていたので
仕事の合間に転職サイトに登録し、WEBで職務経歴書を作成!

ここで非常に大きく躓きました。。。
職務経歴書に書けるネタが、ない。

いや、書こうと思えば書けるのだけども、「営業職として価値のある人間」に見えるレジュメに仕上げる事ができない。(加えて語彙力も文章力もない)

5年間の営業としての実績は数字こそ良く見えるものの、そこに至るまでの
プロセスや、明確なロジックがまるで思い出せなかったのだ。なんせその実績は「恵まれた環境」に置かれた私が、ただただ必死に「取引先を駆け回る体力」と「愛嬌」を使って積み上げたものだったため・・・

まぁそんなことを書くわけにはいかないので、なんとか過去の成功体験や自分の強みを絞って叩き台を作り、当時お世話になっていたキャリアアドバイザーさんに添削をお願いしました。

キャリアアドバイザーの人ってすごいですね。まず私の支離滅裂でポンコツな文章にきちんと目を通してくれたことに感動。。。そして、
「これってつまり、こういうプロセスがあったという事に言い換えられますよね」
「ここに至ったのは、あなたがこういう働きかけをしたからですよね」
と、私が弱々しく書いていた成功体験を、よりポジティブな内容に転換してくれました。(めちゃくちゃダメ出しもされたけどw)

そして、営業職からクリエイティブ職を志望していたので、そこはその時点では「熱意」で上手いことまとめました。

いただいたアドバイスをもとに2日くらい掛けて加筆修正し、ひとまず第一関門の職務経歴書は完成!
(その後、転職活動が終わるまで20回くらい加筆修正することになる)

「転職準備がこんなに大変だとは・・・」
普段あまり頭を使ってなかったので、めちゃくちゃエネルギー消費してしまい、この段階でかなり疲弊してしまいました。

しかしすぐに
「では早速あなたに合いそうな企業を送るので、来週までに10社エントリーしといてください〜」
とキャリアアドバイザーさんに言われ、本当に速攻で20社くらいリストアップされてきたので、急いでリストを確認。

中には「なんでこんなところ送ってくるんやろ・・・」って思う企業もありましたが、とりあえず良さそうなところに絞って5社くらいエントリー。
その時までは営業職→未経験でクリエイター職というなかなか無謀な転身を希望していました。

当時の私は、27歳にもなって自分の市場価値も知らず、
「未経験でも頑張れば夢は叶う!」と本気で思っていたのです。。。

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