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【構築解説部分無料】 ポケカ シティリーグ2025シーズン1優勝 雷軸ロストバレット
改めましてシティ2025S1優勝しました!
— うきは(ポケカ) (@ukiha_pokeca) November 5, 2024
直前にキャンコロ2枚採用を提案してくれたKogaさん、ジムバ・トレリで対戦後構築の相談に乗ってくれた方々、当日大会運営してくださったジャッジの方々、そして対戦してくれた皆さん本当にありがとうございました! pic.twitter.com/rRQSQPrLte
初めまして!東京でポケカをしています、うきはと申します。この度長らく愛用していたロストゾーン軸デッキで、シティリーグ優勝という悲願を達成しましたので、その振り返りとして構築解説も含めて記事を書こうと思い至りました。
自分もまた、過去に入賞された方の解説記事を読んで参考にさせていただいた経験がありますので、同様にこの記事がどなたかの役に立てば幸いです。
構築解説部分は無料で投げ銭方式にしていますので、気に入っていただけた場合は応援していただけると励みになります。よろしくお願いします。
自己紹介と競技歴
元々はコレクション勢で、最初に買ったパックは超爆インパクトでした(Bレギュ晩期)。そこからCレギュくらいで初めてデッキを組んでジムバに出場してみたり・・・。レシリザやケルディオGXなど使って遊んでいた記憶があります。そこからしばらくは一緒に遊んでいた友達がやめてしまったこともあり、もっぱら収集にのみ勤しんでいました。
2024年の夏頃に友人がポケカを始めたいと言い出したことで、それに付き合う形で対戦勢としても復帰することになりました。今は池袋や新宿を中心に活動しています。たまに秋葉原にも顔を出します。
チームなどには特に所属しておらず、ポケカブックさんやポケカ飯さんなどの入賞デッキまとめを見ながら「今は何が強いのかな〜」と一人妄想しております。ポケカで遊んでくれる友人はいますが、競技にガチに取り組んでいるのは自分くらいで、基本的に孤独な戦いです・・・。
競技に本格的に参戦したのは2024シリーズのS2からで、主なシティの戦績は以下のとおりです。
S2 使用:ミライドンex 2-2(両負けが多すぎて予選が4戦で終了した)
S3 使用:ロストギラティナ 4-2 18位
S4 使用:ピジョネイティオ型ドラパルトex 3-3
上記の通り、ロストゾーン軸デッキは2024S3頃から使用しており、S4は変幻の仮面が出た直後ということもあって一瞬ドラパに浮気したものの、一貫してロストは握り続けていました。
CLは全部抽選落ちのため過去の戦績はありません・・・。
デッキ選択の理由(なぜロストバレットか)
![](https://assets.st-note.com/img/1731131527-1BWFyQ4IvgTuMGx6Jnqp2ACt.jpg?width=1200)
なぜシティに持ち込むデッキとしてロストバレットを選択したか、ですが、これはひとえに「愛ゆえに」です。
というのは半分冗談ですが、直近まで「ポケカするといえばロストデッキ」というくらいロストばかり握っていたので、他のデッキの練度がロストに並ぶほど高まっていなかったのが一番大きな理由になります。直前で練度低いデッキ握ってプレミで負けたらこの上なく後悔するでしょうしね・・・。
もう少しデッキの性質に寄せた話をすると、ロストバレットは明確な有利不利対面が存在しない代わりに、大きな事故によって何もできないまま負けるという展開に陥りにくいという点が強みになっているデッキであると個人的には考えています。よって環境研究を十分に行えているのであれば、どんなデッキが出てきても十分に、少なくとも五分五分で戦えるのではないかと考えていたため、直前まで迷っていたのですが最終的にロスバレで行くことを決めました。
環境読み
まず大前提として理解いただきたいのは、このデッキは10/28〜11/4という期間において強いロストバレットを目指した構築だということです。
シティリーグ10/28【月】結果と前週比を掲載しました。
— ポケカブック (@pokeca_book) October 28, 2024
明日10/29【火】のシティリーグ開催はありません。
🔗10/28【月】~11/1【金】ベスト16デッキまとめ https://t.co/hCsDgzfbrl pic.twitter.com/4ReD1w3wiC
自分が出場する直前の結果を見てみると、
環境TOPのタケルライコに強く出られるとされている古代バレットとサーナイトの数が増加
ロスバレが苦手としているレジドラゴが減少、不利寄りのドラパルト、ルギアも減少
というトレンドが読み取れました。よってライコに勝てる構築にしつつ、これらの不利デッキ相手に、せめて微不利程度の条件で戦えることが構築を決める上で求められているのだと考えました。
よって、
・古代バレットとサーナイト→キャンセルコロンを複数枚採用。
・レジドラゴ→マナフィを一刻も早く置くためにポフィン4投してお祈り。
・リザやドラパルトのような2進化、ルギア→ミカルゲでロトムやネオラントを止めて少しでもテンポをこちらに引き寄せる。
などのように、それぞれの対抗策を考えていきます。
シティリーグ11/4【月】結果と前週比を掲載しました。
— ポケカブック (@pokeca_book) November 4, 2024
シーズン1は本日で終了です。
🔗11/4【月】ベスト16デッキまとめ https://t.co/awEcUL1XCE pic.twitter.com/7EnmP3aNhX
結果的には超不利対面のドラゴが前週に比べて減少していたのも追い風になって、なんとか優勝を手にすることができました。
構築内容と採用意図
![](https://assets.st-note.com/img/1731131399-6cwPZMyBna8OvhNJfoA4ulSi.png?width=1200)
構築を考えるにあたっては様々な方のリストを参考にさせていただきました。
まずは直近のロスバレ構築で優勝されていたバヤシさんのリスト。
![](https://assets.st-note.com/img/1731132574-xqekG20PcYw5B4mFXD1An7su.png?width=1200)
ヤミラミ-超エネルギーラインを抜いた一見挑戦的な構築。自分もこれを丸々真似してエネ4色の構築を試していました。メリットは雷エネと水エネが3枚ずつ入っているのでエネ管理がしやすく、雷エネを使用するポケモンやげっこうしゅりけんが言いやすいところです。デメリットはヤミラミでのまとめて回収プランが取れないので、サイドプランをよく考えておく必要があること、ドローソースとして場に出したいキチキギスexが的になりやすいことでしょうか。
もう一つは10/28の新宿竜星の嵐のジムバトルで、対戦後に構築相談にのってくださった方のリスト。こちらはご厚意で共有いただいたリストなので勝手に画像を掲載することはできないのですが、特徴的なのは雷・超・草・鋼・水の5色エネが入っていることと、ミカルゲが採用されており、ミカルゲを強く使うためになかよしポフィンが4投されていること、すごいつりざおに加えて夜のタンカが採用されていることです。
![](https://assets.st-note.com/img/1731133304-DxmUWgdqe35jEorslfFvAhn1.png?width=1200)
これらのリストを参考にしながら自分なりに練り上げたのが今回のリストです。以下各カードについての採用意図となります。
キュワワー 4枚
言うまでも無いロスト軸デッキのメインたねポケモン。トライフロストのエサにされるのが怖すぎて一時期はキュワワー抜きの構築を考えたことがありましたが、そんな変なことは考えず素直に4投しましょう^ ^
ウッウ 1枚
これもまた言うまでも無いロスト軸デッキのサブアタッカー。最近はゲームスピードの速さや、後1でサイド1枚を取る価値の相対的な低下により輝く場面が以前より減っている。しかし後1ワンキルのルートも取り得るように1枚は採用。
ヤミラミ 1枚
ダメカン12個をばら撒けるロストマインは言うまでもなく強力。ただフトゥー博士のシナリオやポケモン回収サイクロン、崩れたスタジアム等をうまく使われるとせっかく削っていたポケモンを取れないまま終わるので、かつてほど強力なカードではなくなってきているイメージ。しかしサイド1枚しか取られない優秀なサブアタッカーとして、デッキから抜くことは考えられなかったため、直前にわざわざ超エネを入れる枠を創出してまで組み込んだ1枚。
マナフィ 1枚
苦手とするレジドラゴに少しでも抗うためのキーカード。対面次第では優先的に置きに行く必要がある。2枚採用するとキュワワーとベンチ枠を食い合い流石にキツいため1枚のみ採用。
ミカルゲ 1枚
今回のMVP。早めに置いておくことさえできれば相手のロトムVのそくせきじゅうでんやネオラントVのルミナスサインを許さない。今回のロストバレットはピカチュウexのトパーズボルト300が最大打点なので、2進化デッキを相手取る際に少しでも相手の展開を阻害するために必要なカード。他にもカビゴンLOの手札補充を阻害したり、ルギアデッキのアヤシシを止めるのにも役立ちます。
かがやくゲッコウガ 1枚
ドローエンジンとアタッカーを両立している重要な1枚。後述のキャンセルコロンと組み合わせることで90×2の狙撃も可能だが、水エネ2枚採用ということもあって狙えるチャンスはそう多くない。あくまで保険の攻撃プランとして考えておく程度にしましょう。
ピカチュウex 1枚
高火力が出しづらいというこれまでのロストの課題を解決するメインアタッカーの1体。こいつのためだけに鋼エネを2枚採用するのは苦しいが、今回のロスバレ構築を考える上で欠かせない1枚。グラビティーマウンテンと組み合わせることで2進化を倒すポテンシャルを秘めている。
テツノカイナex 1枚
メインアタッカーのピカチュウexと雷エネルギーを共有できる点が強み。このポケモンを押し付けて通すことで勝てる試合も多々ある。ごっつあんプリファイがかなり活きる場面が多々あったのでミラージュゲートが2枚手元にある場合は積極的に狙っていきたい。
ガチグマアカツキex 1枚
メインアタッカーの1枚。試合中盤からでもミラージュゲートが1枚あれば動かしていくことが可能。最後の詰めに使うことが多い。メインアタッカー達の中では最も汎用性が高いので簡単にロストしてはいけない。
ネストボール 4枚
たね主体のデッキでは欠かせないボール枠。迷わず4投しましょう。
なかよしポフィン 4枚
キュワワーに加えてマナフィやミカルゲを積極的に展開したいというコンセプトのために最大枚数採用。もうこれ以上使わないとなったら迷わずロストのコストにできるところも優秀。
ヒスイのヘビーボール 1枚
ロスバレというデッキコンセプトの都合上1枚採用。安易に打つのではなく、ネストやポフィンを打った時に山に必要なアタッカーが無いと分かった時だけ使いましょう。使う必要がない試合だとわかったならロストのコストに変換できます。サイド落ち確認ができていない状態でアクロマで覗く5枚に入っていると、取るべきか激しく悩むことになる1枚。
ミラージュゲート 4枚
赤ロストなどであれば最低限の3枚でもいいかもしれないですが、青ロスト寄りの本構築では大人しく4枚入れましょう。5色エネを入れていることでエネ管理が難しくなっているので、ちゃんと欲しい色が山に残っていることを確認してから使うこと!
すごいつりざお 3枚
本来なら4枚採用したいところだが、後述の夜のタンカに枠を割くために泣く泣く1枚削って3枚採用。かつてロスギラが2枚で回っていたことを考えると3枚でも十分やろ!という割り切り(実際は3枚でギリギリです)。
夜のタンカ 1枚
トラッシュから欲しいポケモンやエネルギーを直接手札に戻せるキーカード。2枚採用しているエネルギーは1枚サイド落ちすると残りの1枚を取り回していかないといけないので、このような柔軟に拾えるカードは重宝する。連続して使いたいアタッカーが前の相手のターンに倒された場合、つりざお→ネストボールという2枚を経由しないといけなかったルートをこれ1枚で戻せる点も魅力。入れてて良かった1枚。
いれかえカート 4枚
たねポケモンしかいないデッキなので4投。いれかえ系はほいほいロストすると後で苦しくなるので、試合展開を見据えて何枚温存しておくか考えながら戦いましょう。
ポケモンいれかえ 2枚
本来いれかえ系カードはプライムキャッチャーを除いて7枚は欲しいのが本音。今回は後述のキャンセルコロンのために枠を割かなければならなかった都合上1枚減らして2枚採用。
ロストスイーパー 1枚
相手のやりたいことの妨害を考える上で欠かせないカード。特に今はロストスイーパーを採用していないデッキも多い→自分のやりたいことは通せると考えているデッキが多いので、刺さる相手も多い。ポケモンのどうぐやスタジアムを除去するだけでなく、例えば使い終わった自分の森の封印石をロストするといったような使い方をすればコスト分と合わせて自分のロストを2加速でき、自分のテンポ感を加速するといった使い方もできるが、今回はそのような動きを取りづらい構築のため、最低限の1枚採用。
カウンターキャッチャー 1枚
サンムーン期にも強力だったカード。自分のプレイスタイル(サイド取れる時には積極的に取っていく)的に、使えるタイミングが序盤〜中盤くらいだと考えて最低限の1枚採用。呼び出し札がこれ含めて3枚しかないので、ロストするカードを選ぶ場合は慎重に。
キャンセルコロン 2枚
前日の調整に付き合ってくださったKogaさんが複数枚採用を強く推してくださり、2枚採用に落ち着いた。安定感が売りのロスバレだが、クレッフィやハバタクカミを押し付けられるとキュワワーのはなえらびができないまま負けてしまうので、それに少しでも抗うためのカード。
他にもマナフィを呼びさえすればかがゲコのげっこうしゅりけんを通せたり、カビゴンLO対面で縛られたポケモンに逃げの選択肢を与えたり、オーガポンいしずえのめんexをピカチュウやガチグマで突破できたり、と何かと活きる場面が多い。
使わない対面ではロストのコストにでき、仮に手札に引き込んだ場合でも空撃ちすることで手札干渉後にも強い山を作るのに繋がってくれる。同じターンに2度空撃ちはできないので注意!
Kogaさんは3枚採用を提案してくれたが流石に枠がないので2枚採用。
プライムキャッチャー 1枚
本デッキのエーススペック枠。呼び出しと入れ替えを同時に行える点は言うまでもなく強力。何度もお世話になりました。欠かせない1枚。
緊急ボード 1枚
キュワワーにつけておくだけで途端に回りが良くなる1枚。いれかえの枚数が少ない分試合序盤で付けられるとその後がかなり楽になる。一応敵のワンパンを耐えたピカチュウがエネ無しで逃げられるようになる。
アクロマの実験 4枚
ロスト軸を考える上で欠かせないサポート。大人しく4枚入れましょう。
ボスの指令 1枚
貴重な呼び出し札。序盤〜中盤はアクロマを使いたいため、序盤にはなえらびで来るとかなり扱いに困ってしまうカード。その試合におけるサイドプランを考えてキープかロストか決めましょう。最低限の1枚採用。
ツツジ 1枚
中〜終盤で手札干渉を行いたいため、最低限の1枚採用。雪道と組み合わせて使えていた頃は猛威を振るっていたが、現在はキチキギスexやアンフェアスタンプがあるため刺さらない場面では無理して使う必要はない。
ハッサク 1枚
手札干渉を受けた後の復帰手段として採用を決定した1枚。アクロマだと5枚しか見れないが、ハッサクだと8枚まで見れるので優秀。しかもアクロマは選ばなかったカードをロストに送らないといけないのに対し、ハッサクは山に戻せるため、直後のミラージュゲートも使いやすいのが偉い。
Kogaさんは2枚採用を主張してきたが、「流石に手札干渉はしたいよ」と断ってツツジと1枚ずつの採用となった。
グラビティーマウンテン 1枚
唯一採用のスタジアム。ピカチュウexが実質330ダメージまで出せるようになる点で2進化デッキへの対抗策。使わない対面でも相手の出したスタジアムを割れるので安易なロストは禁物。
基本エネルギー 雷-草-鋼-超-水 3-2-2-2-2枚
1枚でも雷エネルギーがサイド落ちorロストしてしまうとカイナがアームプレス出来なくなってしまう(=ピジョットex、カビゴンを取れない)のを嫌って雷だけ3、他2の合計11枚。いれかえ系の枚数が少ない都合上、手張り→逃げの動きも意識して行わないと後半が苦しいので、そういう意味でもエネルギーの使い方には注意。
採用を検討したが見送ったカードたち
テラパゴスex
雷・草・水と既に入っているエネルギーを活用できるサブアタッカー。クラウンオパールを使えばたね主体のデッキを詰ませることもできる。
不採用に至った理由は決定力に欠けると感じたから。例えばライコ対面の場合、クラウンオパールを撃てたとしても相手のライコやオーガポンを一撃で倒すことはできず、相手に強い山を作らせる隙を与えてしまう。またポケモンキャッチャー、カウンターキャッチャー、ボスの指令の中から2回使われれば、効果が解除されたテラパゴスは倒されてしまう。古代バレット対面でも相手がイダイナキバでLOを狙うプランにシフトしてしまうと、ロストを溜めるために山を掘っているこちらは一気に不利な立場になってしまう。こういった点から、環境デッキに対して一見有効に見えても刺さる場面は少ないと考えて不採用に至った。
キチキギスex
手札干渉に弱いロストの復帰手段として優秀な1枚だが、簡単に相手にサイドを2枚取られてしまうデメリットを考えて不採用。3枚ドローができるというのは確かに強いのだが、サイドが1しか取れないターンを押し付けることができる強みを打ち消してしまうデメリットの方が大きい点を重く見た。
テツノツツミ
ハバタクカミを押しつけられてしまっても打開できる点は偉いが、クレッフィを出されるとどうにもならないので不採用。使いたい場面で出すのが強いカードは予期していないタイミング(例えば最初のバトル場1枚)や使わない対面で出てしまうと、途端にやりくりが難しくなるので入れにくい。ボウルタウンが不採用なので自由に持って来にくい点もマイナスに働いた。
ともだちてちょう
使い終わったアクロマを回収することでトライフロストをケアすることができる。だが普通にドラゴのりゅうむそうからも撃たれる可能性を考えて割り切りで不採用。実質5枚目以降のアクロマとしても普通に使えるので普通に強いと思う。
ポケストップ
グッズが多く入っている構築に寄せているわけでもないので不採用。相手に使われるのも嫌なので一長一短なスタジアム。例えばこれが悪エネ採用でトドロクツキexを採用しているようなロスバレならカラミティストームと組み合わせられるが、本構築はそのようなコンセプトではないので見送り。
ボウルタウン
これまた相手にも恩恵を与えるという点で使い所が難しい。ウッウやヤミラミなどポフィン対象外のポケモンを持って来れる点は優秀だが、それらのポケモンを使いたい場面で都合よくスタジアムが残っていることがそう多くなかったので抜いた。
ジェットエネルギー
キュワワー3体展開していればこれ1枚で3回のはなえらびを達成できるロマンカード。これを入れるならポケモンいれかえを抜くことになると思われる。ロスギラはこちらを採用していることが多いが、これはアビスシークが無色1で撃てたり、ロストインパクトのコストに利用できる点が強みなのであって、ギラティナ不採用のロストバレットに無理に入れる必要はないと考えて不採用となった。
回し方
実際に回す上で気を付けることは、サイド落ち確認を怠らずにきちんとやることです。自分の場合は
基本エネルギーの枚数把握 > アクロマ・ミラゲ・つりざおの枚数把握 > アタッカーとなるポケモンのサイド落ち確認
の順でやっていました。これが甘かったためにリーサルを逃してしまった試合があったので、基本に忠実にいきましょう。
基本的にはキュワワーを多面展開(最低2、できれば3)して、入れ替えや逃げを駆使しながらロストを溜めていきます。ここで重要なのは、アタッカーは使う直前まで並べずに我慢することです。ギリギリまで我慢することでサイドを1枚しか進められない状況を作ることで、その後のアタッカーの押し付けにおけるイニシアチブを取ることが目的です。基本的に全試合このスタンスで戦っていきました。
ロストゾーンは一刻も早く7溜めることを目標にします。裏を返せばロスギラとは違い無理して10まで溜めずとも良いです。ヤミラミが出動した試合は全試合中1試合のみだったと記憶しています。ヤミラミを強く使うなら今は赤ロスト軸の方が適しているというのが個人的な感触です。
相手のデッキタイプを観察して読み取り、適したアタッカーを押し付けていくというのが基本的な戦術です。25分間で試合を決めないといけないルール下ではどうしてもカウンター寄りの戦法は取りにくいですね・・・。
解説パートについては以上となります。ここまで読んでいただきありがとうございました!少しでもデッキ構築を考える上での参考になれば嬉しいです!
また今回の記事は投げ銭方式にしておりますので、ご支援いただける方は購入していただけますと幸いです。このnoteを通して得たお金は憧れのギラティナV SAの購入資金として貯金させていただきます^^
以下はシティ当日のマッチアップと簡単な振り返り、感想になります。興味のある方はご覧ください。
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